長いようで短く、短いようで長かった今回のヨーロッパの出張も、そろそろ終わりです。
週末はバルセロナにいたのですが、ホテルでのwifiの接続状況が悪くて、苦労しました(汗)

コメントの返事も満足に出来ずに、申し訳ありません。



今日はそのヨーロッパ出張の続きです。
 第一回目は こちら です:
 http://blogs.yahoo.co.jp/shanehashi/64880676.html



週末の様子です。

10月24日の土曜日、この日はバルセロナの郊外にあるジローナ(Girona)に行ってきました。
地下鉄を乗り継いでバルセロナのサンツ駅に向かい、ここからジローナに向かいました。

乗車したのは、ドイツのICEと同じ車両を使ったHigh Speed Trainです。

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フランスとの国境にあるフィゲラス (Figueres) 行でした。
スペインの高速鉄道は日本と同じように、在来線とは別線で建設されていますが、
日本と違うのは、日本の在来線は1067mmの狭軌 となっているのに対して
スペインの在来線は1668 mmの広軌となっている事です。

高速鉄道の方がレールの幅が狭いのは、フランスやドイツの車両をそのまま
使えることと、フランスのTGVと相互乗り入れが出来るメリットがあるからと思います。


サンツ駅を発車して、しばらくはトンネルを走り、
郊外の都市を抜けると赤土に畑の広がる景色となりました。

併走する高速道路が離れていくと
このような光景になります。

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丘陵地の高いところを真っ直ぐに線路が貫いていくようになりました。
やがて、遠くに高い山も見えてきます。

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快適な車内で、40分ほど過ごすうちにジローナに到着しました。

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ジローナが最初の停車駅でした。
ちなみにこの列車はAVEという列車名とAVANTという列車名の
二つの名前でチケットが買えるのですが、AVEだと31 EURO、
AVANTだと16.2 EUROとほぼ倍半分の違いがあります。

ジローナの高速路線用の駅も地下にホームがありました。

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とても近代的な駅です。
この駅も立派ですが、この高速路線も全線複線の立体交差なのですが
実は、行も帰りも一度も対向列車とすれ違う事がありませんでした。

バルセロナ - ジローナ間では一日10往復程度。
8両編成の車内はそこそこの乗車率でしたが、
まだまだ利用客は少ないのでしょうか。


ジローナに着いて、散策の開始です。
ジローナは中世のたたずまいを色濃く残す街です。

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街中を流れるオニャー川からの眺めです。
川に架かる赤い橋からの眺めの方が、もっと良かったと
思いますが、そちらに行くのを忘れてしまっていました(^^;

写真を撮った橋の袂に観光案内所があり、
そこで見どころを教えてもらって町の散策を始めました。


城郭都市だったジローニャの街を囲んでいた城壁のうち
山側の半分ほどが今も残り、その上を歩けるそうで
まずはそちらに向かいました。

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駅の方角に少し戻ったところにある
城壁の端の様子です。

垂直にたてられた城壁が、想像以上に高くて驚きました。
石垣の幅は1m程でしょうか。
大人がすれ違って歩く事が出来ます。

街を見下ろす位置に城壁が建てられているので
その上からのジローナの街の眺めはとても素晴らしいものでした。

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古い町並みの向こうに大聖堂や尖塔をもつ教会が建ち、
本当に中世にタイムスリップしたような雰囲気です。

山の中腹を真っ直ぐに伸びる城壁です。

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ところどころに、門が残り、
その上からの眺めも素晴らしいものでした。

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色づいた木々も雰囲気を高めていました。
手前の辺りは、ジローナの大学があります。


こうして、一時間ほどかけて城壁の上を歩き
ジローナの街を半周して、町の中心・カテドラルに着きました。

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11世紀から18世紀にかけて建てられたそうです。
カテドラルから近くの聖フェリア教会を眺めた様子です。

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このカテドラルの周辺は旧ユダヤ人街が広がっています。
その散策をしだしたのですが、お腹が空いてきたので
一端、散策を中断して、カテドラルの階段の下にある
カフェで、軽いお昼ごはんを摂りました。

食事の前のビールです。

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カテドラルには着飾った人たちがたくさんいたので、
きっと結婚式でもあったのかな、と思っていましたが
ご飯を食べていると、花嫁さんが階段を上っていくところでした。

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結婚式はこれからだったようです。
曇ってこそいましたが、縁起のいい日の散策になったようです。

お昼ご飯を食べた後、再びジローナの街の散策を続けました。