746 医療ミス裁判 アメンバー限定ブログ⑦開示 | 旦那がガンになりました〜家族の闘病日記〜

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2018年11月病気1つした事がない夫が大腸がんになりました。家族としてどう見守っていけるか、又同じ病気で闘っている方と繋がりを持てればと思いはじめました。
よろしくお願いします


こんにちは爆笑Nanaですニコ


以前の 医療ミス裁判(医療過誤裁判)の詳細を書いたアメンバー限定のブログを公開ブログとして更新していきたいと思います。


今回は2022年2月のアメンバー限定ブログです。





今回のブログの前に1ヶ月前に書いた公開更新でのブログがあるので、それを(👇を)お読みになってからアメンバー限定ブログを読んでください🙇‍♀️



旦那がガンになりました647 医療過誤裁判⑦ 陳述書



2022年2月12日🌨️



数日前に弁護士から


「申述書を提出したいので7つの項目について詳しく書いてください。
それを読んで私の方でもう一度まとめて裁判所に出す陳述書を作成いたします。」


と言われて旦那と一日掛かりでまとめました。


旦那の仕事の内容に関してが1〜4迄なのですが、かなり私的な文章なので詳細は省略いたします。


注意法的な内容の為 転写スクショはご遠慮ください。
又 内容の他者への他言もなさらぬ様 お願い致します🙇‍♀️


陳述書👇


1  本件事故以前の業務内容

2  平成30年の仕事内容

3  平成31年に復帰予定であった仕事内容と復帰できなかった理由

4  現在の仕事内容


上の4迄の項目の詳細は割愛いたします。


次の項目は全て陳述書通りの文面(個人の名称などは省略)


5  生活をしていて実際困難なことの記述。

箇条書きで記してあります。


・歩く速度が普通の人の1/2

・踏み台に乗るとバランスを崩す

・正座をする事が困難

・階段の昇降時、手摺が必要

・しゃがむことが困難

・長期間、左足が使えないことで右足や腰に負担がかかり関節の曲げ伸ばしがきつくなり腰痛が悪化。

・自宅マンション階段の上り下りが困難になった 

・大腸がん手術の合併症で左下肢が不自由になり、 後遺症の排便障害で便意をしてから我慢できる時間が短く、早く歩行出来ないために何度か便失禁した。これが精神的な苦痛にもなっていて、 仕事上でも支障をきたしている。

・梯子が登れない。

・急な階段は、昇降出来ない

・ベッドの昇降が困難なために、 介護用 (電動) ベッドを購入した。

・長時間座ったり、立ったりする事が出来ないため、 横になることが多くなった

・飼っている猫を避けきれずに転倒した。 湯舟の出入りに手摺が必要

・しゃがんだ状態から立つ時、 どこかに掴まらないと立てない 長い時間 (30分程度) の歩行が困難

・長時間の車の運転で足がしびれる

・足の裏に常にしびれが有る

・靴を履くとき、座るか、長い靴ベラが必要

・膝をついての作業が出来ない

・重いものを持つことが出来なくなった。

・屈んだ体勢の作業が出来ない。

・足の爪が切れない

・特に冬場は、 手術したところが突っ張って痛みを感じる事がある。

・左足で踏ん張る事が出来ない。 (右個から不意に押されると転倒する事がある)


6  裁判官に言いたいこと。

具体的に口語体で書いています。


本件について 被告からの準備書面を見るとその文章の内容がまるっきり逆で、それをそのまま裁判官に真実ととらえられるのでは、と思うと毎回とても悲しい気持ちになりました。


カルテにある本人の痛みに対する記述で「少し良くなってきた」などとあります。

たしかにそうは言いました。

しかしそれは、例えば痛みのレベルを10段階でとらえ、前日10であったものが翌日9や9.5程度の軽減であったとしても、治るであろうという気持ちからそのように言いました。 

激痛が続いている事には、変わりはありませんでした。

また今の足の状態は、被告病院の治療で戻ったものではなく (被告病院では、治せないと言っていた)私達が自ら探した東京の病院の手術によるもので、被告病院は一切関与していません。


7 本件手術やその後の入院期間を振り返って 


手術直後に本人が激痛を訴えているにもかかわらず、それに対する対応が足を冷やす事のみで他の対応をしてもらえませんでした。


整形外科外来に4月から新しく配属された医師が診察し、コンパートメント症候群と診断しました。

その後、病室に戻ってすぐに病棟の師長や緩和ケアチームから医療ミスを認 めたような謝罪がありました。
 しかしその約1時間後に病院側でなにがあったかは分かり ませんが、 師長の態度が謝罪から一変したのも不思議でした。 

同日の夕方、 外科部長が病室に来て、 急に退院を迫られました。
 私は脅しにも近いように感じました。
 妻に対してもドクターハラスメントではないかと思われる言動がありました。 

またカルテには、2月28日に足の圧力を測定した事になっていますが、妻の手元の記録では、3月2日午後に行ったとあり、 カルテの記載も不正確だと思います。 
また、圧力測定の際にも測定機械の調子が悪かった様子でした。 
しかし他の機械に変え る事もなく測定を開始しており、正確な測定だったのか疑問が残ります。 

3月2日のカルテには機械の不具合等について何の記載もないようです。 

被告病院は、血液検査の結果で筋肉が壊死している事はわかっていたはずです。

そう思うのは、事故対応委員会に相談後から整形外科外来へ診察に行く時に、これまでは、本人 だけで受診していたところ、 病棟の看護師が付き添い診察室にも入ってくるようになりました。

私は、何か後ろめたいことがあるのかと思いました。 
看護師は、診察時にはメモを とっていて、こちらが医師に対して発言しづらくなりましたし、病室担当看護師の対応も依然と比べ変わった様に感じました。

被告病院では、この足の症例がなく治療も出来ないと言われました。 
しかも、他の病院 への紹介も出来ないと言われ、 結局自分達で足に特化した病院を探し(東京)〇〇病院で手術 してもらって今の状態があります。

 この手術が無ければ医療ミスによる後遺症は、更に悪化し、 歩く事は出来なかったと思います。 

被告病院は、 足の治療に関しては、一切何の提案もなく全てこちら任せ、手術も(東京)〇〇病院の医師によってここまで回復したもので す。 

手術前の痛みの治療も(個人の)ベインクリニック任せでした。

この事件により、妻の看護、付き添いにかなり負担をかけてしまったと心苦しく思って います (特に、コンパートメント症候群による激痛時)。

当時私があれほど訴えたコンパ ートメント症候群による激痛を、被告病院は術後、 通常ありうる程度の痛みだと思ってい るのでしょうか? 医療の専門的知識があればそのように思うはずはありません。

以上


‥‥‥     ⚖️    ‥‥‥


ここ迄が陳述書の内容です。


弁護士先生が、上手くまとめてくださり読みやすい文章になりました。


丸一日 旦那と過去を振り返りながらまとめた時はこっそりトイレに行ってこのブログを読みに行ったりしました。


自分が書いたものとはいえ、時系列や日時の確認に本当に役立ちましたニコニコ


そして、あの時のことがフラッシュバックして改めて相手の病院のこと、今の裁判の現状が許せないと思いました。


この陳述書が裁判官の心に伝わればと切に願います。


追伸

※2024年2月 リアルタイムの感想

このブログを読み返して、『生活をしていて実際困難な事』がこんなにもあったのかと思い改めて旦那が可哀想になりましたショボーン
リアルタイムの今も改善されていない不自由は沢山あります。
そう思うと病院に対して今でも怒りが込み上げて来ますムキー




つづく‥‥ 🐈