742 医療ミス裁判 アメンバー限定ブログ④開示 | 旦那がガンになりました〜家族の闘病日記〜

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2018年11月病気1つした事がない夫が大腸がんになりました。家族としてどう見守っていけるか、又同じ病気で闘っている方と繋がりを持てればと思いはじめました。
よろしくお願いします


こんにちは爆笑Nanaですニコ


以前の 医療ミス裁判(医療過誤裁判)の詳細を書いたアメンバー限定のブログを公開ブログとして更新していきたいと思います。
この裁判は主人の2019年2月に直腸がん手術を行った際に起きた『コンパートメント症候群』を見逃した為に起きた医療ミスについて起こした裁判の記録です。

⚠️元々のアメンバーのフォロワーさんは再度読む事になると思います。(原文から少し修正しており最後にリアルタイム感想を追記しましたのでお読み頂ければ嬉しいです🙇‍♀️

今回は2021年11月のアメンバー限定ブログです。




旦那がガンになりました625 医療過誤裁判③



2021年11月6日🌤


この日 弁護士から連絡がありました。


弁護士事務所からの連絡はほとんど旦那に来るのですが、最近は担当の弁護士(男性)ではなく、いつも相談時に一緒に同席している女性の弁護士からの連絡が多くなっているようです。


‥‥‥     ⚖️     ‥‥‥



この日も女性の弁護士先生から連絡が入り📞


「裁判所の方から和解の打診が来たので検討したいのですが‥‥‥。

如何でしょうか?

これについては金額を提示しなければならないので〇〇様のご意向をお聞きして来週明けに提出致します。」


と言われたそうで‥‥。



上記の内容を旦那が仕事のお昼休み時間に私に電話で知らせてくれ、帰宅してから話し合うことにしました。


‥‥‥      🏘



旦那が自宅に戻り、先ずは和解金について



一番最初に提示していたMAXの金額のまま提示するか、少し譲歩した額にするか‥‥‥

MAXで提示した場合は和解に至らずに裁判は長引く可能性は大。

譲歩したとしてもそのボーダーラインをどこにするか‥‥‥


因みに裁判する前に相手側の病院から提示された示談額はこちらが求める額の半分にも満たしてませんでした。


なので、今回の金額はどうすれば良いのか‥‥‥。


いつも旦那のスマホに連絡が来て私は旦那経由で話を聞くので、今回は私から直接弁護士に連絡を入れてみることになりました。


この時点では


『 MAXの額を提示して相手側がどこまで払えるか‥‥』


を聞く感じで‥‥ と思っていたのですがキョロキョロ



‥‥‥      時計



そして次の日、私が連絡する前に期日を待たずして弁護士先生から連絡が入りました。


内容を簡単に書くと、、


争点はやはり逸失利益。

こちら側の主張と向こう側の主張が違う。

平たく言えばこちら側の総額と向こう側の額が違う。
そこがかなりの金額で違っているようです。

なのでMAXでの請求は難しい。

こちらから数年分の逸失利益を譲歩した金額を提示して『これだけ譲歩したのだ』という姿勢を見せれば向こう側も折れる可能性があるのでは無いか。


その場合、金額〇〇円が妥当ではないかと私は考えているのですが‥‥‥。


という内容でした。


最初旦那に説明。


その後私に電話を代わり同じことを説明。


私との会話の最中に旦那とアイコンタクトで弁護士先生の提案を許諾しました。



提示された金額は(正式の額は書きませんが)裁判前に出された相手からの示談金と、こちらのMAX額を提示した額のちょうど中間(少し下回るかな‥‥ぼけー)位の額でした。



あとは弁護士に全てお任せする形で電話は終了📞



2021年11月11日


女性弁護士から再度連絡が来ました。


先生のお話だと相手方はこちらが譲歩した額でも和解には合意せずだったそうです笑い泣き


「これまでの事で何か気づいたことやご質問はありますか?」👩‍⚖️


と電話の途中で聞かれたので前から少し気になっていたことを話しました🗣


今度の女の先生の方が担当の男の先生より俄然話し易く気さくに話せたのでこれまで気になっていた事などを一気に相談しました。


その内容は今は書けませんが、やはり裁判は感情論より目に見える証拠が大切なんだそうで‥‥‥


証拠を集める為に旦那が帰宅してから闘病中に録音していたものやカルテを読み返してみました。


あからさまの会話がスマホの録音アプリから聞こえて来て2年半前に引き戻され複雑な気持ちになりました。


でもその反面、あの頃は自分でもびっくりするほど頑張っていたなぁとも思い‥‥‥


そして、今の普通に暮らせている生活が嘘のようでもあります。


最近 少し罹患前のようなダラけた生活に戻りつつあるので今回の事で逆に振り返れて良かったかなとも思いました。


相手側が合意しない以上、まだゴールは先で条件もどんどん悪くなっていく可能性がありますが、怯まずに前を向きたいと思っています。


又、状況が進んだ時にご報告したいと思いますニコニコ


いつも励まして頂きありがとうございます。


ブログを通して凄く力を貰っています爆笑


追伸

※2024年2月 リアルタイムの感想

3年ちょっと経過した現在、このブログを読み返して懐古すると、裁判が長引く度に条件や状況がどんどん悪くなっていったことが思い出されます。そして、このころはもう既に相手の病院側の謝罪は諦めていたような気も致します。悲しい