砂の国で笛

砂の国で笛

ふえやります

エジプトで笛を吹いています。

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エジプトはラマダン中です。

なかなか30度入ってはすぐ下がって、っていう気温の動き方をしていたのが今月始めですが、先週くらいから急に35度前後がデフォルトに。

今週、特に昨日から明日にかけては熱波が襲ってきているようで40度から45度と、体温より高い日々です。

インフラがしっかりしていないこの国、話によると暑い時間に停電が起きたりしているよう。

水道が無いので各戸フラットの屋上に水タンクがあるのですが、そこが熱されて昼間は熱湯しか出ないとか…。

うちは日当たり最悪なのでエアコンもそんなに点けないし水も温いくらいで済んでるから、冬はめちゃんこ寒かったけどこの季節とても助かっています。

友人がエアコン消せないよ〜
って言ってた時期もうちはそもそも使っていなかった笑

さすがにこの熱波なうなので使っていますけど、そんなガンガンにする必要もないのでとてもラッキー。


まあそれは置いておいて、ラマダンなのでお昼はどこも空いています。(韓国焼肉屋とかは混んでた!)

最近はお昼にマックに来て、誰も食べてない中(みんな涼みに来る)ひとりビックマックセットを食べるのにハマっています。
だってね、今まで生きていた中で一番美味しいんだもん。

お客さんが基本的に居ないので、注文してからわざわざ作ってくれるのだけど、それが最高。ちょっと待つけど。

ポテト揚げたてサックサク
パン?パンズ?はフワッフワ
肉もアッツアツ
商品は丁寧に包装されていて、まるで写真のよう




ラマダン中のエジプトではマックへゴー



あとね、そう言えば暑すぎて道を歩くだけで喉が渇きます。マジプト。
はい。あたらしくスマホを新調したというだけの話。


日本だとおそらくまだ販売されていない、インドやエジプトなど新興国モデルなんです。

Galaxy A50を購入しました。



以前使っていたXperia XAの様子がそろそろおかしかったので購入にあたりましたが、うん、この買い物は失敗だ。


確かにバッテリー容量はとても大きいので持ちます。
むしろXperiaさんは充電しまくりだったし、バッテリーの事を気にし過ぎてしんどかったです。

けどね、同じミッドレンジモデルでもXperia XAはカメラ&スピーカーが良かったんだよ…。

Galaxy A50のスピーカーはモノにならず、音楽やる身としてはちょっとした痛手かな…。
カメラもトリプルだけど、あくまでもミッドレンジ総合的にもぶっちゃけXperia XAのが好きです。

カラダもちょっとでかくて重いなあ。って手首が言ってる。


良いところは画面が見やすいくらいかな。



そんなラマダン中の1日でした。
ビザについて 2019年3月

まずエジプトのエントリー(アライバル)ビザは多くのブログで見られる通り、空港にて25米ドルでゲットできます。
その他ユーロ、イギリスポンド、エジプトポンドでも購入できます。(各25米ドル相当分、多少割高)
クレジットカードでは払えないので、窓口近くのATMでキャッシングしました。

アライバルビザは1ヶ月有効です。「一応」30日という話でした。(うちの事務所のおっちゃん曰く)

また、シナイ半島の特別措置についてですが、これはシナイ半島空港発着便利用の「ヨーロッパ人」のみプラス14日間付与されているので、日本人には当てはまらない。と外国人局で言われました。外国人局(モガンマア)にも掲示があります。

これ、間違えてるブログをいくつか見つけたのでお気をつけ下さい。

そしてアライバルビザの期限が過ぎても、出国時にペナルティを払えば良いとのこと。ペナルティはその期間によって変動します。これも外国人局に一覧表がありましたので、各々ご確認ください。





そしてビザの手続き。

僕はエジプトの公務員ですので、労働ビザ(1年更新)になります。

僕の場合は文化省からのビザ手続きの書類、パスポート(顔写真ページとアライバルビザのページそれぞれ2枚)、写真(2枚)を持参しました。あとボールペン、お金。

コピーと写真はムガンマの日本式1階、入って奥の右側で可能です。

日本式2階へ階段で登り、左に2回曲がって行った突き当たり。
ここで申請用紙を貰い記入したら、申請用紙を配っているところのおっちゃんにサインをもらいます。

サインをもらったら右側のnon arabic foreignerの窓口どこでもいいので、並びます。
出国時ペナルティ(罰金)やシナイ半島特例(ヨーロッパ人のみ)についての掲示もそこにありました。

窓口に書類を渡すとお金を払ってこい!と言われるので、もと来た通路を戻りmisr bankの窓口へ。そこで15ポンド払いました。

ほんで窓口に戻ると2週間後に取りに来い!

とのことで、この日は終わり。
(このときに自分のパスポートのアライバルビザのページの前後に申請番号がアラビア数字で書かれているかチェックしてください。僕は書かれていなかったので後で困りました。)



そして、2週間後にできているはずもなく結局1ヶ月後の話になります。

40番窓口でパスポートを見せ、書類を記入&お金を払ってこい!とのこと。

同じmisr bank窓口で今度は 1105 ポンド払いました。

窓口へ戻り書類と領収書を渡したら、2時間半後に隣の写真&指紋取る部屋に来いとのことで番号札をもらいます。

早めの2時間後に戻るともう自分の番は過ぎていましたが、余裕で入れてくれました。

そこで指紋と写真を撮ったらパスポートを返してもらって終わり。
きちんとビザがパスポートに貼られているかを確認しました。



そんな感じで、不法滞在グレーゾーンがあったので国外に出られない時期がありました。
観光ビザは2日くらいで出るみたいです。


2010年に経験したベルリンの外国人局と同じくらいしんどかったです。笑

2018年の僕は日本からドイツへ渡ったと思ったら、年末にはエジプトに入り、

今年2019年の1月1日付でエジプトの首都カイロにあるオペラ劇場でSub Principal笛として働いています。

1番フルートから2番・ピッコロまでオールマイティにこなすポジションです。

 

働いていますつっても、コンサートが笑っちゃう理由でキャンセル(笑)になったので、初勤務まで4週間のお休みでした。

そろそろビザの書類できたかな…どうかな…。

ドイツで慣れたつもりでしたが、エジプトの人々はめっちゃ適当です。

ドイツがしっかりしていると感じるくらいです。まあ実際しっかりしていますけど。

ちゃんとビザもゲットできるのか不安です…。

 

ってなわけで、ようやく来週から仕事開始です。

 

エジプトでの初仕事はヴェルディのオペラ・仮面舞踏会です。

 

しっかり譜読みして、頭に叩き込んで行こう~。

最初が肝心。

ご無沙汰しております。
近頃はソロ・室内楽の他にもオーケストラ活動も数が増えており、依頼をくださる皆様には感謝しております。

最近だと男オケなる、鼻がなんとかなってしまいそうな愛称のオーケストラに代打として呼ばれるのですが、怒濤のように曲を演奏していくので皆さんの体力に圧倒させられます。ピッコロ頑張ろう。



そして!ついにギターの岡本君とのデュオコンサートが実現します!

音楽を一緒にしっかりと作り上げて演奏ができる、数少ない信頼できる友人とのコンサートです。
ずっとやりたかったんです。ようやく実現します。

3ヶ月も先ですが、今からワクワクしているんです。

桐朋の和声の先生だった堀先生の作品や、フィンランドの作曲家ラウタヴァーラさんのソナタなど、中々目にかかることの無い作品を取り上げます。
他にも、ロドリーゴの「ある貴紳のための幻想曲」やドヴォルジャークの「ソナチネ」などをフルートとギターにアレンジして演奏する等、モリモリな内容のプログラムでお待ちしています。


2018年9月30日
18時30分開場・19時開演
会場・近江楽堂(東京オペラシティ3階)

演奏予定曲
堀悦子 光の舞
ラウタヴァーラ ソナタ ほか

http://yukiflute.strikingly.com/#6
こちらからチケットご予約も承りますので、ぜひぜひお越し下さいませ!

楽しい時間を過ごしましょう😛