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ほんとなかよし

本紹介ブログ(と格好つけてる読書感想ブログw)
ノンジャンル手当たり次第読んだ本を紹介♪

ネタバレ自重・的外れで独断偏見に満ちているけど
読んだ誰かが読書をちょっとだけ好きになるブログ

だったらいいな・・・

人生は晴れたり、曇ったり・・・。 だから、マイペースに前へ進もう。

ほんわかハッピーで、ホロっと泣ける珠玉のラブストーリーが誕生しました。

佐々部清監督×日本映画界を牽引する

俳優・宮﨑あおい&堺雅人コンビが作り上げる、理想の夫婦像。


公式サイト Introductionより


大河ドラマ篤姫夫婦役が今一度タッグを組む作品!ってだけでも話題性がある映画作品。細川貂々さん原作ベストセラー作品「ツレがうつになりまして。」を名監督佐々部清さんがメガホンを握るとあって原作ファンや映画ファンにも注目を集める作品ではないかな?と思います。コミカルな漫画で「うつ病」の文字通り体験記・闘病記を書いている原作は、不思議と病気に対する負のイメージが一切感じられない、闘病と言うよりも病気と上手に付き合っていく姿勢に溢れ、笑いあり感動あり、それでいてしっかりとタメになる話がぎっしりです♪それが映像化されてどうなるんかな?と思っていたのですが、豪華俳優陣+映画スタッフのプロのお仕事に感心しました。原作のテイストや雰囲気は損なうことが無く、また映画オリジナルのストーリー演出などもあり、きちんと笑い、泣き、そして勉強させていただきました。あまり書くとネタバレになっちゃいますので控えておきますが個人的にオススメのシーンは、出版社の編集長?っぽい人が、創作物に関する話をするシーンでの一コマ!自らの固執した考えを別の立場になり見つめなおした時に新しい発見をし、価値観が変わったといった話をするシーン!この価値観を替えるって賞賛されて当たり前とされる姿勢って難しい事なんですよね~僕自身の偏見と編集長の固執した考えってものが同じだったから勝手に感化されちゃっただけなのかもしれませんが・・・この考えが変わるって事は、一般人が「うつ病」と接する上で一番大事なことなんじゃないかなと感じました。なぜならば病気ってものは、病気にならねば辛さや苦労が解りません、でも風邪だったら誰でもひいた事があるので誰かが風邪になったら看病してあげる事が出来る、じゃあ心の風邪をひいた人がいたら???その時に必要になるのは、経験でなく思い込みに等しい考え方や価値観だろうと思うからです。人間は将来や未病に対して恐怖を感じるもので、全てを警戒していてはオチオチ歩いてもいれません、ですが現在「うつ病」は顕在化されている病気の一つと言え病院でも専門科が出来る程の認知になってきています。親族や職場を探してみると心の風邪をひいた人の存在はすぐに見つかります。「うつ病」に関する書物は書店でコーナーが出来る程に知識の対象となっているジャンルでもあります、その点で価値観や考え方を替えるのに最適な作品が「ツレうつ」ではないでしょうか。学術的でも専門的でもなくありのままの夫婦愛で「うつ病」と付き合っていく作品です、映像化を基に多くの人々の目に留まって多くの人の心を動かしてくれれば良いなぁと思える作品でした。


最後に、宮﨑あおいさんファンとしての一言w

先の「神様のカルテ」に引き続き、夫を支える妻って母性的な面が全開でしたね。次に控えるのは「わが母の記」って事で女子高生役をするって話ですのでファンとしては人妻の演じる女子高生にムラム・・・ってコラー(`□´)!! 色々な顔を見る事が出来るのが楽しみです。

なぜ暴力団はなくならないのか?学歴、年収、出世の条件とは?覚醒剤や野球賭博でどのように儲けるのか?女はヤクザになれるのか?なぜヒモが多いのか?刺青や指詰めのワケは?警察との癒着は?ヤクザが恐れる集団とは何か?出会った時の対処法とは?その筋をも唸らせた第一人者が、時代ごとに変化し、社会の裏で生き延びる「わるいやつら」を、やさしく解き明かす「現代極道の基礎知識」。


内容 「BOOK」データベースより


何故この本を購入したのか?と問われれば、某有名タレントの暴力団絡みの引退騒動があり興味を持ったと言わざるを得ないだろうし、暴力団排除条例等の社会的空気が手に取らせたとでも言えば格好がつくか。およそ普通に生活を送る限りにおいて接点のない組織や団体を知りたくなる事自体がおかしな話で、例えばビジネス書を選ぶに当たって自分の職種に合わない組織のハウツー本や紹介本を買うなんて事はあり得ないのが道理であろう・・・しかし、タイトルが命とされる新書に出版社が太鼓判を押して組織名のみで売り出しそして売れ行きはどうあれ私の様に購入してしまう人がいるのが興味深いと言えば興味深い。組織の名前そのものが好奇心や興味の対象となっている、本書でも書かれているように一般人の感情では怖いもの観たさ!が大半を占めるのではないだろうか?アウトローな書物は時に面白い一面をかもし出す。綺麗事やおべんちゃらばかりを並べる世の中で生きる為に、人間の醜態や社会の実態をガス抜きに見るのは面白いものである。純愛映画や正義の映画ばっかり観ててもつまらないからホラーや猟奇映画でも観てみるかって気分でしょうか?内容は終始暴力団の組織や活動紹介+α。アウトロー専門の人にとっては物足りない本かも知れませんが、内容的には非常に解りやすく丁寧に書かれています。また社会悪を描くにしても醜く汚く書かれている訳でもなく清く美しく書かれているわけでもない!ありのままの実像が読みとれますので、押し付けがましい善悪論や社会の在り方など考えずに単純に読んで知識を得る事ができる点は高評価です。まっこの本が暴力団の実像を現しているとまでは判断できないですが、もともとイメージ対象でしかない組織のイメージ固めにもって来いな一冊と言えます。


原発事故後、ブログに1日40万アクセス殺到!日本一わかりやすい原発の今と、その対処法。その他、食品リサイクル、ゴミ問題など、子どもたちのために、今知っておきたい日本の真実も満載。


内容 「BOOK」データベースより


「ほんまでっかTV」で馴染みの武田氏、震災以降の原発問題に対する歯に衣着せぬ言動が人気に拍車を掛けて原発を扱った著書が売れに売れている。科学系の作品はブームがあり、先にあったのは脳科学ブームだろう。幸か不幸か東日本大震災でブームとなってしまった原発問題!今は書店の面店には原子力や原発を取り扱った書物で溢れかえっているのが現状だ・・・本来原子力のような、インフラとなるべき技術に関しては国民総出で勉強しておかねばならない筈だ、火が燃え広がる事を知らずに火を扱っているようなものなのだから・・・でも最先端科学が専門性を帯びてきた時代に凡人は専門家の意見を信じる事しか出来ないのも事実で、今後の科学と凡人との付き合い方を思い知らされたのが今回の大震災と原発事故だったのかもしれません。

さて、武田氏ですが私は「偽善エコロジー」や「偽善エネルギー」を読んだ頃から作風が好きだった。科学の名を語った嘘の情報を解き明かす!反社会学的な論調は読者に面白みを引き出すだけでなく、科学と人の正しい付き合い方を説く姿勢は感銘を受ける。凡人にとって専門家の発言はその真偽よりも信じれるか信じれないか?の方が重要になってくる・・・武田氏が信じるに足るのは原発に対する姿勢表明が挙げられる、以前の作品では原子力推進の論調を取っていた氏、当時から人災を念頭に対策が必要と論じていた点も現在の姿勢を裏付けるものとなっているが、科学そのものよりも人間がもたらした嘘を明かす事で原子力慎重派に指針変更した事が評価できる点だろう・・・今作品も、原子力そのもののシステムや安全性以前に人間の誠実さや不完全さを追求した結論から現段階で原子力を扱うのは危険である!との姿勢を取っている、廃棄物の問題も解決していないとは言えど、夢や理想のエネルギー原子力に追いつけない圧倒的な現実を見せ付けられている感じ。ただ原子力に関して完全にノーを突きつけたり人間の醜さに絶望した書物でない事だけは補足しておかねばなるまい、氏は人間の善性や科学の重要性を説いた上で現状欠落している部分を世に知らしめている。未曾有の震災で科学や社会に関する価値観が大きく変化している今こそ読んで考えなければならない一冊だと思う。あと、これはTV出演の影響だろうか、氏の作風がさらに読者を引き込む魅力をそなえた作品に変わっているようにも思える、これは顔を知った事による信頼感や安心感からくるものなのかもしれないが、人に見せるための技術が向上している点も著者作品読みには面白い点だ。

きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。まして、ネット内時間は流れが速い。僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。だが、彼女はどうしても会えないと言う。かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった―。


内容 「BOOK」データベースより


「阪急電車」や「図書館戦争」がオススメですよ♪と良く言われる。それだけに前評判を抱えての読書だっだのにかかわらず素晴らしいなと思える所が人気作家の凄さだろうか・・・物語は純愛小説調に展開するが、「障害」を主軸にする事で「人と人が理解し合う事の難しさ」が見事に表現されている。二人の出会い方は現代ならではのネットで始まる恋!現代の恋愛小説では格段新しい手法でもないだろうが、後々意味がわかり二人の架け橋となる「レインツリーの国」は欠かせない存在だし、図書館戦争とリンクしているとの事なので有川ワールドに引き込む為の伏線としては最高の演出と言えます。また、私は文庫版を読んだのですが、山本 弘氏の解説が良い!本作品から感じた現代社会の「文字狩り」に対する作者の姿勢を見事に書き出している辺りが高評価ですし、同時に有川さんの他作品を読みたくさせる内容だったので必読箇所かもしれません。そして本作品は相手に好かれたい!相手を理解しようと、もがく同年代の等身大男女が恋愛模様を描く作品です。詰らない「人に好かれる技術や話法」なんて本を読むよりも余程相手に好かれる為、相手を好く為のノウハウを学べるのではないでしょうか?


個人的で恥かしい事を書きますが、私もネットでの出会いを経験した身です。物語の様に美しい駆引きなんて無かったし一方的に「会いたい」とのぼせ上がっての実現だったために今思うと相手を思いやる気持ちや理解する努力すらしなかった。自分の至らなさを棚に挙げて「何を考えているのか解らない」等と思い上がり話合う事もなくネットの手軽さから疎遠の道を辿った。本当に「レインツリーの国」の真逆を体現してしまった辺りが人生とは面白いものだなぁ~と感じました。本で人生が変わる等とは思いませんが先に読書をしていたならばどんな結末だったのかと、終った恋に想いを馳せている所です・・・


恋愛系小説は、あまり読まない方なのですが、こういった自分と重ね合わせた考え方や読み方が出来るのは良いですね♪人それぞれの経験値や恋愛遍歴で感想や意見も変わってくるでしょうし。面白い。

新進作家の「私」は、知り合いのストリックランド夫人が催した晩餐会で株式仲買人をしている彼女の夫を紹介される。特別な印象のない人物だったが、ある日突然、女とパリへ出奔したという噂を聞く。夫人の依頼により、海を渡って彼を見つけ出しはしたのだが…。


内容 「BOOK」データベースより


月という手の届かない存在と、六ペンスという手に握る事の出来る存在は「理想と現実」と置き換える事が出来そうだ。物語は伝記形式になっており、新進作家である「私」(主人公)が第三者の視点で後世天才と称される画家(ゴーギャンがモチーフらしい)の半生を見聞し書き上げている。「月と六ペンス」の最大の魅力は、「美」を追求するが故に(あくまで都市型の)一般常識や倫理から逸脱した天衣無縫な言動や心理をもつ画家の半生は本来であれば忌み嫌われる人生でしか無いはずなのに、何故か憎めず何故か関心を持ってしまい都市に住む人間である読者に憧れや理想を植えつける点だろう。そして奇想天外な人物を魅力溢れる存在に見せる技術こそモームの凄い所なのだと思います。それを成すのが「私」の存在。皮肉屋で冷笑的だが常識に溢れ倫理観も持ち合わせている「私」だが、反面「モラリスト」の如く中庸とも公平とも取れる一貫した人間観察の視点で画家を見ている。読者と反社会的画家とを繋ぐ架け橋の役目を「私」が担っているように思える。そしてその観る者と観られる者を描く技術は当然読者(観る者)を常に惹きつけるだけの魅力を作品に生み出す、理解不能や意味不明な画家の言動を「私」なりの考察で補正する事で一般読者に理解をもたらす!モームの天才的な魅せ方と言えるのではないでしょうか。私は漫画も沢山読みます、文庫よりも大量に消費できる漫画は時間潰しにも最適です、しかし厳選しない分残念な作品に当たるケースが多い。僕は批評で飯を食う人間でもないので基本的に作品を批判しない事!を念頭に評価するのですが、漫画等の残念な作品の中には奇をてらう事ばかりに重点を置き常識的な事や読者の心情を置き去りにしている作品がある。もう少し、ついていける展開や補足があれば面白いのになぁ~等と偉そうに感想を言ってしまうんですよね。(これって失礼な事なのでしょうかども)それらの作品と対を成すのが「月と六ペンス」だと思います!そんな一冊(解りにくい例えだなぁ~)


作中で、作家が何日も掛けて書き上げた作品を他者が数時間ばかり費やし読み評価する・・・と最大の皮肉を放つ場面は面白い!これを言われると世の批評家気取りの人間は尻尾を巻くしかないですものwと同時にこの言葉は画家を最大賞賛している言葉でもある!本以上に短時間で評価が下される絵画は評価に対する危険を考えて生み出さねばならぬと言う事なのだろう・・・さて、本作の画家のモチーフであるゴーギャン!現在京都市美術館ワシントン・ナショナル・ギャラリー展で公開中ですので必見ですぞ!私はたまたま~先週に観にいったのでございます(ふふふ 京都一日観光の一環でフェルメール展に行こうと思ったのですが、明らかに混んでて隣の印象派・ポスト印象派コレクションを観たのですが・・・まさか「月と六ペンス」でゴーギャンがモチーフになっているとは。ゴーギャンっちゃ~ゴッホと一時生活しててゴッホ耳きり事件の当事者かもしれんっつ~おもしろい仮説がある人物!あぁ~もっとしっかりと目に焼き付けておけば良かった!横にあった日本初公開のゴッホ作ば~っかり観てましたよ!残念無念!買ってきた画集を眺めてゴーギャンに謝っておこう。。。