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ほんとなかよし

本紹介ブログ(と格好つけてる読書感想ブログw)
ノンジャンル手当たり次第読んだ本を紹介♪

ネタバレ自重・的外れで独断偏見に満ちているけど
読んだ誰かが読書をちょっとだけ好きになるブログ

だったらいいな・・・

原発テロが発生した。それを受け、著作の内容がテロに酷似しているとされた人気作家・当麻蔵人に、身柄確保をもくろむ良化隊の影が迫る。当麻を護るため、様々な策が講じられるが状況は悪化。郁たち図書隊は一発逆転の秘策を打つことに。しかし、その最中に堂上は重傷を負ってしまう。動謡する郁。そんな彼女に、堂上は任務の遂行を託すのだった―「お前はやれる」。表現の自由、そして恋の結末は!?感動の本編最終巻。


内容 「BOOK」データベースより


図書館シリーズ本編最終巻、前作感想時に物語が個人レベルから社会レベルに広がっている印象を受けたと書きましたが、あながち的外れで無かったので一安心しました。というのも、最終巻冒頭で発生する原発テロは図書館戦争の世界観を文字通りの世界規模・国際規模の展開へと導いてゆく。ここら辺の話の盛り方は天才的と言わざるをえないでしょうし、流れ的にも違和感なく、むしろそうなるのではないだろうか?と思いながら結局期待を裏切らない、それどころか期待以上で応酬してくれます。流石です。世界観の構築や登場人物の絡みも抜群な反面、主人公・郁の影が薄くなってないか?と実は前作で思っていたのです(それもこれも他に魅力的な登場人物が多い弊害なのでむしろ+な事なのだけれど・・・)が、そんな思いは杞憂でしたね。最後まで主人公としての立ち回りや役目は十二分に発揮していますし結局図書館の中核は主人公が握っていたんだなぁと改めて思える展開でした。

さてさて、恋の行方は・・・ですが、もう読んじゃってくださいw今まであまあまゆるゆるの展開で延々と読者は待たされて来たので感動も大きいのでは?ベタな展開だ~って思う人もいるかもしれないけど♪読者の心境をむしろ裏切らない作風なのでこの終り方はベストだったのではないでしょうか?図書館最終巻お楽しみを!さて図書館シリーズ本編が終了し残すところ別冊2冊と残り僅かになってきました非常に名残惜しい気持ち。別冊はどんなテイストなんだろうか・・・時系列的にどの辺りになるか・・・はたまたアナザーストーリー的な展開をするのだろうか?その後?それとも過去の話?楽しみです。

大ヒットシリーズ待望の続編。 カイジが「チンチロ」や「沼」に挑む『賭博破戒録カイジ』をベースに、原作の福本伸行氏が中心となって脚本を手掛け、映画オリジナルのゲームも考案。 しかも、今度のゲームはカイジ一人では勝てない。 カイジを初めとした「負け組」が結集して、希望ある人生を奪還するため、またしても命を賭けたゲームに挑む!


公式HPより抜粋


映画版カイジの第二弾!今回は高額一発ドカンのパチンコ「沼」!!カイジはヤングマガジンで好評連載中の人気作品♪福本氏の作品は読者こそ選べども一度手を出すとやめられない止まらないの、かっ○海老煎型作品として一度ハマルと抜け出せないまさにギャンブルを体現しているかのような世界観を持つ。私は高校生の頃週刊少年ジャンプからヤングマガジンへ乗り換えをしたのだが、当初カイジは読み飛ばしていた。なぜなら、「おかえり、クズの皆様」と銘打つ映画であるように登場人物ひいては主人公がクズなのだwそれまで週刊少年ジャンプの主人公像である主人公=英雄といった構図に慣れていた私には受け入れがたいクズっぷりだった、ヤングマガジン自体が男臭さや反社会性的なテイストが盛り込まれている作品が多いのだけどその中でも際立って主人公がクズってのが今思えば最高なのだが、嫌悪感すら覚えた記憶がある。しかし一度そのクズが文字通り人生を奪還するかのような勝利に酔いしれる場面に触れたなら貴方は一瞬でこの作品の虜となる事は間違いなく私もその一人であるといえる。それだけに前回の映画化決定の際は不安で一杯でした、漫画作品が映画化される事に抵抗が全く無かったと言えば嘘になるだろう、しかし日本映画界は期待を裏切らなかった、それどころか映像化の成功例として語られるであろう出来の良さに関心したぐらいだった、当然続編も見ようと今回に至った訳である。続編に関しては前作の早い段階で情報が入っていたし、今回主役の一人吉高由里子が前作最後で登場していた事から続編キャストを踏まえた構想を匂わせていた。藤原竜也と香川照之のツーショットが健在で個性派生瀬勝久を加え、新進気鋭の伊勢谷友介をキャスティングしたとあれば作品を知らない人でも関心を得るのは当然で面白い事も間違いなしときたものでしょう!感想は一言、絶対見るべしです♪さて、映画化って事で原作を忠実に再現している事はもちろんですが、オリジナルストーリーや原作に無い人物同士のコラボ等が盛り込まれることで最高傑作として生まれ変わっています。が、注意なのは・・・原作って映画程美しくないんですよねw僕は映画化された作品やなんかは文句なしに原作も味わってくださいね♪って簡単に述べる方なんです!実際映画化されて面白い作品ってのは原作が面白いのは当然なんですから心配なく紹介できるってもんです。でも「カイジ」は少し違います!原作を知らずに映画を見て、原作を読んでみようって人は注意が必要です、いや覚悟が必要ですwカイジは生ぬるくはありませんよ~。映画のように2時間で感動を味わえるなんて思ってたら甘い甘い!週刊で読んでる人はね~カイジのクズっぷりを2~3年間ず~っと見続けてやぁ~っと勝利の美酒を味わうのですからwwwこれは本当ですよ。単行本読みする人も1巻やそこらで感動があると思わないでくださいねw1巻まるまるがジタバタウジウジ

してるカイジを見るなんて当たり前なんですから。さてw意地悪はこの辺りで。「ようこそクズの世界へ!」


最後に、解る人には解るネタバレ 美心が全然いけるレベルw一応カイジ3も視野に入れてるのかな??

思いもよらぬ形で憧れの“王子様”の正体を知ってしまった郁は完全にぎこちない態度。そんな中、ある人気俳優のインタビューが、図書隊そして世間を巻き込む大問題に発展。加えて、地方の美術展で最優秀作品となった“自由”をテーマにした絵画が検閲・没収の危機に。郁の所属する特殊部隊も警護作戦に参加することになったが!?表現の自由をめぐる攻防がますますヒートアップ、ついでも恋も…!?危機また危機のシリーズ第3弾。


内容 「BOOK」データベースより


シリーズ3作品目との事で、世界観や組織背景等も緻密に構築されてきたシリーズ物ならではの大局的な展開となっている。過去2作品が個人を検閲対象としているならば今回は社会や集団を検閲対象としている様な印象をうける。芸術作品や出版物の差し押さえといえば、思想弾圧に通じる社会的な問題だろう。表現の自由に関しての想いを搔き立てられてディープに読みふける事も可能かもしれない・・・だが作風から出る娯楽部分も忘れてはならない、2作品目終盤で明らかになった主人公郁の憧れ王子様発覚による恋の急展開を迎えます、郁の恋の成長宣言シーンは必見と言えます。

今回の作品を読んで感じた事、今までは有川さんの魅力といえば、表現の自由に関する問題提起といった重いテーマを扱う反面で、ベタであま~い恋の展開を描くことでフヤフヤにやにや空気を作る二面性に魅力を感じるのだと思っていました。実際そういった印象を受けるのであながち間違いでは無いのですが、あとがきを読んで少しだけ修正する事になった。前作、そして今作にも登場する聴覚障害をもった登場人物に関する映像化時点での取り扱いに関する作者の姿勢は大変評価できるものである。作中で描かれる様な度が過ぎる主義主張のぶつけ合いをするわけでもなく、相手の出方や現状を的確に把握した上で最大級の皮肉を持って応戦するタイプと見える。双方の主義主張を把握・理解できる対極的な視野を持った人だからこそだせる応戦の仕方で結果見事に自分の考えや意思を表示する事が出来ている。作家に視野の広さを褒めるのは失礼な話だろうが、相反する価値観を見通せる視野には驚いた。 本編ラスト一冊が楽しみ。

図書隊の中でも最も危険な任務を負う防衛隊員として、日々訓練に励む郁は、中澤毬江という耳の不自由な女の子と出会う。毬江は小さいころから面倒を見てもらっていた図書隊の教官・小牧に、密かな想いを寄せていた。そんな時、検閲機関である良化隊が、郁が勤務する図書館を襲撃、いわれのない罪で小牧を連行していく―かくして郁と図書隊の小牧奪還作戦が発動した!?書き下ろしも収録の本と恋のエンタテインメント第2弾。


内容 「BOOK」データベースより


図書館戦争シリーズは本編4巻・別冊2巻の6巻構成となっており、本編第二弾に当たる内乱を読みました。シリーズ第一弾の図書館戦争で構築された世界観や個性的なキャラクターを一層肉付けする一冊に仕上がっているように思えます。シリーズ物特有の追加登場キャラや隠しエピソードといった部分が惜し気も無く披露される展開なのですが、より世界観を磐石にし登場人物が際立つように書かれているのは非常にグッド。内乱で主軸となる教官・小牧と毬江のエピソードは守って守られの恋愛事情にぐっと来ること間違いなし!しかもこのエピソードの中に「レインツリーの国」が題名の本が登場しますが、これは同作者有川 浩さんの「レインツリーの国」である事は言うまでもない事でしょう。私は「レインツリーの国」から「図書館シリーズ」に入りましたが、この内乱から「レインツリーの国」を読む人も多いのではないでしょうか?内乱では今後に大きな影響を与えそうなヒール役?も登場したり、主人公郁のあこがれ王子様発覚!?と次回作品が気になって仕方が無い伏線や展開がありますので、中間作品としてとても出来が良いと言える。さて、聴覚障害を扱ったり図書検閲のテーマも取り扱うなど社会問題にも通じるエピソードも多いのですが、今作で一番印象深かったのは書評に関するエピソードですね。私もこうやって読書感想文もどきをブログに載せています、書評とは本の内容紹介と評論分析を絶妙かつ高度に展開できる行為を指すので私の行為なぞ取るに足りない事は明白ではありますが・・・読書好きな人間は誰しも書評家を気取りたい願望があると言って良い。これはテレビで野球やサッカーを観戦している人が、采配や戦術を偉そうに語りたがるのとあまり大差のない行為なのですが・・・恋愛をしなくても恋愛テクニックを語る人は世の中にごまんといるものです。この自分がやらずして語るだけで見栄を張るって行動は人間らしい特性かもしれませんね。でも、中には他人を不快にさせる事を意識せずに自称プロ評論家気取りさんが多いのも悩ましいといえば悩ましいです、でもって読書好きな人ほどこの傾向が強い様に感じます。私は出来うる限り本の良い部分だけを紹介したり自分が本当に関心した部分だけを抜粋して書こうと意識しているつもりです(出来てないのは単に力量不足のあんぽんたん)しかし残念ながら本の駄目な部分を指摘したり反証を持って作風を台無しにする事で自分の評価能力が高い事を示そうとする人が多いように感じます・・・再度言います、偏見かもしれませんが趣味読書の人に非常に多い傾向です!読書が考え方や物事の視点を養うって意識が強いのでしょうか自意識過剰になっちゃう人が多いのでしょう、僕もそんな1人なのでしょうね・・・と反省をしてしまいました。図書館内乱で登場する書評問題エピソードは読書好きな人が少しでも立ち止まって書物の接し方を見つめ直すきっかけになる話かもしれません。 ふむ、@2巻+別冊2巻年内で読破できるかなぁ?

2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子がいた。名は笠原郁。不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが…!?番外編も収録した本と恋の極上エン

タテインメント、スタート。


内容 「BOOK」データベースより


「図書館戦争」が面白い!とは聞いていたし、よく読書好きな人から勧められたのだけれど、シリーズ物特有の面倒くささを感じて敬遠していた。映画「阪急電車」は観ていないのだけどその評判は高く、同じくオススメの作品として紹介された事がある・・・別々の人から薦められた作品が同じ作者だった事から少

し興味が沸いた・・・だけど、薦められていない「レインツリーの国」から手を出した辺りが、僕が意地汚い性格である事の証明になるのはこの際だから問題視しない事にする。さて、「レインツリーの国」から「図書館戦争シリーズ」に変遷した理由は、図書館シリーズ内にレンツリーの国が登場するとの“あとがき”を読んだ事と、本の規制を扱ったテーマである事に興味を抱いたからです。有川 浩さんの作風を2作程度で判断してしまってはいけないのだと思う、特に図書館シリーズに関しては第一巻しか読んでいない時点で評価する事になるので失礼きわまりない話でもある、しかしあえて言うならば、有川さんの作風は簡単で読みやすい。売れる事を指標に本を評価するのは下世話なことかもしれないが、売れる要素が満載といっても過言じゃない印象を受けます。実際にアニメ化が成されている図書館戦争・・・私はアニメを一切みていないのにも関わらず、登場人物がアニメや漫画の様に目の前に描く事が出来ました。これはアニメや漫画が文化として成立した世代の方なら皆が共感できる読後の印象なのかもしれません。 ブッと噴出す主人公!に口が (>3<)っとなったイメージを抱けるのは現代人特有の感覚なのかもしれませんね・・・こんな感覚は古典では味わえない要素です。そして、そういった現代人感覚を見事に掴んでいる所が高評価を得るポイントなのでしょうね。しかしそれだけでは、ただの娯楽作品のように聞こえてしまいます。有川さんの真骨頂は作品を作るまでの構成力や取材力なのかもしれません、それは巻末の参考文献のタイトルを見ただけでも十分に感じる事ができます。有害図書規制をテーマにした仮想ファンタジーである図書館戦争を描くにあたって言論規制などに関連した書物を文字通り通読されていらっしゃる、そして本来掘り下げて書けばシリアスに、シビアに書き上げる事の出来るテーマを扱うにあたって一切そういった負の面を見せる事無くむしろ軽快に楽しく描き挙げる所が有川さんの凄い所ではないかなぁ~と思います。僕は自分の範疇を超えた何かを考える事を止めにした人間ですので、社会を扱ったテーマなんてものを考えようとも思わない風見鶏思考の人間なので、図書規制に関するテーマを掘り下げて考えてみようなんて思わないですが、少しでも関心を持つ人が現れるきっかけになってくれれば良いなぁと思える一冊。シリーズ続編も買ってみます。でも、そんな図書規制やなんやを深く考えずに、楽しく笑って読めば良いんじゃないかなぁ~♪とっても面白いわくわくドキドキさせてくれる作品ですよ~オススメ作品ってものは本当にオススメだなぁ