『暴力団』 溝口 敦 | ほんとなかよし

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なぜ暴力団はなくならないのか?学歴、年収、出世の条件とは?覚醒剤や野球賭博でどのように儲けるのか?女はヤクザになれるのか?なぜヒモが多いのか?刺青や指詰めのワケは?警察との癒着は?ヤクザが恐れる集団とは何か?出会った時の対処法とは?その筋をも唸らせた第一人者が、時代ごとに変化し、社会の裏で生き延びる「わるいやつら」を、やさしく解き明かす「現代極道の基礎知識」。


内容 「BOOK」データベースより


何故この本を購入したのか?と問われれば、某有名タレントの暴力団絡みの引退騒動があり興味を持ったと言わざるを得ないだろうし、暴力団排除条例等の社会的空気が手に取らせたとでも言えば格好がつくか。およそ普通に生活を送る限りにおいて接点のない組織や団体を知りたくなる事自体がおかしな話で、例えばビジネス書を選ぶに当たって自分の職種に合わない組織のハウツー本や紹介本を買うなんて事はあり得ないのが道理であろう・・・しかし、タイトルが命とされる新書に出版社が太鼓判を押して組織名のみで売り出しそして売れ行きはどうあれ私の様に購入してしまう人がいるのが興味深いと言えば興味深い。組織の名前そのものが好奇心や興味の対象となっている、本書でも書かれているように一般人の感情では怖いもの観たさ!が大半を占めるのではないだろうか?アウトローな書物は時に面白い一面をかもし出す。綺麗事やおべんちゃらばかりを並べる世の中で生きる為に、人間の醜態や社会の実態をガス抜きに見るのは面白いものである。純愛映画や正義の映画ばっかり観ててもつまらないからホラーや猟奇映画でも観てみるかって気分でしょうか?内容は終始暴力団の組織や活動紹介+α。アウトロー専門の人にとっては物足りない本かも知れませんが、内容的には非常に解りやすく丁寧に書かれています。また社会悪を描くにしても醜く汚く書かれている訳でもなく清く美しく書かれているわけでもない!ありのままの実像が読みとれますので、押し付けがましい善悪論や社会の在り方など考えずに単純に読んで知識を得る事ができる点は高評価です。まっこの本が暴力団の実像を現しているとまでは判断できないですが、もともとイメージ対象でしかない組織のイメージ固めにもって来いな一冊と言えます。