NO 2519 疾風に勁草(けいそう)を知る | 社長ブログ

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社長 笹原のちょっとイイ話!

2024年6月20日

 

皆さん、お早う御座います。

 

 

今朝はやや曇っていますが、それでも最高気温は

 

29度予想だそうです。

 

 

湿度が高くていよいよ梅雨に入っていきそうです。

 

雨もちゃんと降らないと何かと困ります。

 

 

特にダムの貯水率が下がると農作物に

 

大きな影響が出ます。

 

 

自然とはすごいものですね。

 

 

 

今日のお話は、「中国古典の名言・名句三百選」(守屋洋著)から、

 

”疾風(しっぷう)に勁草(けいそう)を知る”を

 

お伝えします。

 

 

 

疾風に勁草を知る

 

 

「疾風」は激しい風。

 

「勁草」は強い風。

 

 

嵐が吹き上げるときになって強い草の

 

真価がわかるのだという。

 

 

平穏なときには、強い草も弱い草も

 

見分けがつかない。

 

 

だが、天候が一変して嵐になると弱い草は

 

とたんに地面に突っ伏してしまうのに対し、

 

 

強い草はすくっと頭をもたげて立っている。

 

人間もそれと同じこと。

 

 

逆境に陥ったときにその人の真価が

 

問われるのだという。

 

 

たしかに、そのとおりではないか。

 

 

 

調子のいいときには、自信満々、

 

肩で風を切って歩いているが、

 

 

一度逆境に陥ると、がっくりと肩を落として

 

元気をなくしてしまう人がいる。

 

 

こんな生き方をしてたのでは、

 

ずるずると沈んでいく恐れがある。

 

 

むしろ調子の波に乗っているときには

 

謙虚に肩を落とし、逆境のときにこそ

 

 

ピンと背筋を伸ばして歩く。

 

 

こんな生き方を心がければ、

 

おのずから新しい展望も開けるかもしれない。

 

 

 

では、「勁草」のたくましさを身につける

 

にはどうすればよいのか。

 

 

当然のことながら、あまり恵まれた生活や

 

らくな仕事ばなりしていたのでは、

 

身につかない。

 

 

苦労に直面し、その苦労をバネにして

 

自分を鍛えるもとが望ましいのだ。

 

 

普段から足腰を鍛え、体質を強化して、

 

やがて来る「疾風」の日に備えたい。

 

 

 

人生、平穏無事が一番ですよね。

 

しかし、生きていれば必ず逆境にめぐり合うことがあります。

 

 

これは殆どの人に必ずといっていいほど

 

やってきます。

 

 

私もそうでした。

 

これでもかというくらいの逆境がありました。

 

 

うつ病、会社が5期連続赤字。

 

脳梗塞、癌、などなど。

 

 

よく乗り越えてきたと思います。

 

 

これらの逆境は私が望んだものではありませんが、

 

これが私を鍛えてくれたように思います。

 

 

今日のお話で、「足腰を鍛える」と書かれていますが、

 

普通に暮らしていてはなかなか難しいですよね。

 

 

その方法は、必ず来る逆境に負けないことですね。

 

のり越えた先に、強くなった自分がいます。

 

 

逆境も又良しですね!