NO 2517 その場しのぎにイエスと言わず、「少し考えさせて」と保留する | 社長ブログ

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社長 笹原のちょっとイイ話!

2024年6月18日

 

皆さん、お早う御座います。

 

 

今日は強い雨が降っています。

 

 

沖縄や九州では線状降水帯があり、

 

集中豪雨の可能性があり、厳重警戒だそうです。

 

 

この後、東海地方にも線状降水帯が来そうで

 

午後3時ごろまでは警戒が必要です。

 

 

双和工業所でこういう日は注意が必要なんです。

 

 

製品が濡れないようにトラックにシートを

 

かけなけらばいけません。

 

 

皆さんも十分ご注意ください。

 

 

 

今日のお話は、「しない生活」(小池龍之介著)から、

 

”その場しのぎにイエスと言わず、「少し考えさせて」と保留する”

 

お伝えします。

 

 

 

 

「『いいよ』、任せて』と言葉だけ調子よく、

 

いざ頼まれたら『今週だけは忙しくて・・・』

 

 

などと言い訳して逃げる人。

 

こんな人は、友ではなく友だちモドキと心得よ」

 

 

これは『六方礼経」に残る、釈迦の古い言葉です。

 

 

他人の目を気にして嫌われぬように

 

調子のよい安請け合いをしがちな、

 

 

我ら現代人をドキッとさせはしないでしょうか。

 

 

 

いやはや、相手の承認を取りつけたくて、

 

その場しのぎにイエスと言った後で、

 

 

冷静に考えると「 やっぱりやりたくない・・・」

 

ということは、よくあることでしょう。

 

 

うーん、少なくとも私には、けっこうありますね。

 

 

なおかつ「やっぱりできません」と正直に

 

伝えることもできない臆病さに負ける場合、

 

 

「急な仕事が入り忙しくて」などど、

 

(たいていは嘘の)言い訳までするハメになるでしょう。

 

 

 

安請け合いも、嘘の言い訳も、どちらも

 

他者からの承認を保ちたいがゆえに、本心を

 

伝えられないままにやってしまうものです。

 

 

その結果「友だちモドキ」の不誠実な人と

 

なってしまい、まさに相手からの承認を

 

失うかもしれませんのに。

 

 

 

そのうえ「やりたくない」という本心が

 

伝わらないせいで、次からも頼まれたり

 

 

誘われたりが続き「あー、もう!

 

どうしてわかってくれないんだろう?」

 

と思うかもしれません。

 

 

が、嫌われるのを怖がりすぎて良い人ぶる、

 

自分の蒔いた種なのです。

 

 

 

勇気を出して、もっと正直に。

 

せめて、すぐにイエスを言わず。

 

 

「少し考えさせて」と保留するとか。

 

 

それでもうっかり安請け合いして

 

後悔したときは、思い切って伝えるといい。

 

 

「君に気に入られたくて、ついオーケーしたけれど、

 

考え直したら気が進まないんだ、ごめん」と。

 

 

 

 

今日のお話、私にも何度もありましたね~。

 

 

私は典型的な八方美人で、みんなにいい顔が

 

したくなるタイプでした。

 

 

ですから、ついつい「いいよ。OK]なんてことが、

 

よくありました。

 

 

後で、安請け合いをして、「しまったー!」

 

なんてよく思いました。

 

 

ただ、受けたことは必ずやりましたけどね。

 

 

若い頃は自分の信念が固まっていなくて、

 

こういうことを何度もくり返しました。

 

 

 

今、この歳(68歳)になると、八方美人も

 

少し変わってきました。

 

 

「できることはやる、できないことはしない」

 

というスタンスが取れるようになりました。

 

 

その原点は、すべての人に好かれる必要はない、

 

ということに気が付いたからです。

 

 

 

世の中には「どうしようもないこと」があります。

 

 

若い頃は、どうしようもないことでも

 

なんとかしようとして悩んでいました。

 

 

ですが歳を取ると、こういう考え方は

 

愚の骨頂だと気づきました。

 

 

誠実に対応して、それでも嫌われるのなら、

 

それはそれでいいという考えに変わってきました。

 

 

いいことも悪いこともあるがままに受け入れる。

 

自然体で悠々と生きることに決めました。

 

 

自分にも必ず死がやってきます。

 

それは誰も避けられません。

 

 

であるならば、いつか来るその時まで

 

精いっぱい生きることを考えようと思う、今日この頃です!