NO 2516 ”迷わず”助けを求める | 社長ブログ

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社長 笹原のちょっとイイ話!

2024年6月17日

 

皆さん、お早う御座います。

 

 

昨日は父の日でした。

 

母の日と比べると、この父の日はとってもマイナーな

 

感じがします。

 

 

テレビやマスコミもあまり取り上げませんから、

 

知らないうちに過ぎてしまうこともありますね。

 

 

でも我が家の3人の子どもたち家族は、

 

忘れていませんでした。

 

 

 

これは土曜日に長男哲哉家族が外食をしてから、

 

プレゼントしてくれたTシャツです。

 

ちょっと大きめでしたが、着てみたらぴったりでした。

 

 

 

これは次男大輔からで、お嫁さんが私の大好きな

 

焼酎を選んでくれました。

 

昨日、孫のマオちゃんからプレゼントしてもらいました。

 

 

 

夕食は娘のゆっちゃん家族とピザを食べたんです。

 

孫たちのリクエストでした。

 

 

そして、プレゼントはこちらです。

 

 

これも私の大好きなウイスキーなんです。

 

選んでくれたのは、旦那さんのM君。

 

 

毎晩、寝る前のワンショットだけ飲むんですが、

 

よく眠れます。

 

 

ということで、とっても恵まれた父の日となりました。

 

 

 

今日のお話は、「心配事の9割は起こらない」(桝野俊明著)から、

 

”迷わず”助けを求める”をお伝えします。

 

 

 

”迷わず”助けを求める

 

 

「門を開けば福寿多し」という禅語があります。

 

 

なにもかも包み隠さず、あからさまにしてしまえば、

 

よいことがたくさんある、という意味です。

 

 

つらいことがあった。

 

苦しいことがあった。

 

 

自分には手に負えないトラブルが起きた・・・・

 

なにもかも自分で引き受けることはないのです。

 

 

 

苦しければ苦しいと、つらければつらいと、

 

思いをあからさまにする。

 

 

助けてほしいときは、一人で抱え込まずに

 

助けを求めればいいのです。

 

 

日本人は慎み深く、忍耐強い民族です。

 

 

もちろんそれは誇るべきことですが、

 

ときにその民族性が自分を苦しくすることも

 

あるような気がするのです。

 

 

典型的なのが介護です。

 

 

高齢化が進んでこれからますます

 

介護が必要となるお年寄りが増えることは確実です。

 

 

それにともなって介護にあたる家族の

 

負担も大きなものになります。

 

 

しかし、日本人は背負ってしまうんです。

 

 

 

「親の介護なのだから、夫や妻の介護なのだから、

 

自分がやらねば・・・・」

 

 

という思いから、しんどくても、辛くても、

 

苦しくても、黙々と介護を続ける。

 

 

その結果、高齢者が高齢者を介護する

 

「老老介護」の現場などでは、

 

 

どうにも背負いきれなくなって、

 

介護者が被介護者に手をかけるといった、

 

 

あまりにも無念な事件が起きてしまったり

 

しています。

 

 

 

最大の問題が、介護環境が十分に整備

 

されていないこと。

 

 

つまり、その分野での政治の立ち後れに

 

あるということはいうまでにありませんが、

 

 

そこに期待するだけではいつまでたっても

 

出口が見えてこないような気もします。

 

 

 

 

また、仕事の場でも、耐え難いほどに

 

苦しいことはあるのだと思います。

 

 

過労死は、精魂込めてはたらきに働き、

 

その結果、ついに耐えられなくなっての

 

ものでしょう。

 

 

パワハラや人間関係の摩擦が原因で

 

うつ病になってしまう、といったケースも

 

忍耐の限界を超えたということなのでしょう。

 

 

 

どうか、抱え込まないでください。

 

迷わず助けを求めてください。

 

 

心情を吐露するだけでも心が軽くなりますし、

 

手を差し伸べてくれる人は、必ずどこかに

 

いるはずです。

 

 

 

 

「苦しみを、ともに受け入れるとき、喜びとなる」

 

ノーベル平和賞を受けたマザー・テレサの言葉です。

 

 

自分をまずあからさまにして、

 

言葉にしたら、その声は、苦しさや辛さを

 

 

ともに受け入れてくれる人の耳に

 

きっと届くのだと思います。

 

 

そして、ともに受け入れることで、

 

それらは喜びに変わるのです。

 

 

ためらうことはありません。

 

 

いま、あなたが誰かに話したいことは、

 

どんなことですか?

 

 

 

 

今の日本では交通事故で亡くなる人よりも

 

自殺で亡くなる人のほうが多いそうです。

 

 

それほど今の社会は精神的なストレスが

 

多いということです。

 

 

 

私も50歳の時にうつ病になり、

 

毎日自殺を考えていた時期がありました。

 

 

家内やいろいろな方々のお蔭で、

 

なんとか今があります。

 

 

実はこのブログもそういった方々への

 

人生の応援ブログとして書いています。

 

 

 

今日のお話のように、辛いときや苦しいときは、

 

まずは誰かに話すことが大切です。

 

 

この世に解決できない問題はないのです。

 

私もそうですが、今、生き延びているからです。

 

 

死んでしまえばその人は楽かもしれませんが、

 

残された家族は心に大きな傷を抱えながら

 

生きて行かねばなりません。

 

 

 

「時間薬」というものがあります。

 

今、辛く苦しくても、それは永遠には続きません。

 

 

3年~5年もすれば、

 

「あの時は苦しかったなぁ」と笑って話せる日が、

 

必ずやってくるんです。

 

 

その日を楽しみにして、今、できる事を

 

精いっぱいやる。

 

 

病気ならば治療をする。

 

疲れていれば思いきって休む。

 

辛ければ誰かに聞いてもらう、などなど、

 

 

今思いつくことをやることが大切です。

 

それを繰り返していけば、必ず出口に辿り着きます。

 

 

いつも言っておりますが、

 

「明けない夜はない!」

 

「出口のないトンネルはない!」

 

「嵐は必ず通り過ぎ止む!」

 

「日は又昇る!」なんですよ。