NO 2500 「返謝」で感謝が完成する | 社長ブログ

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社長 笹原のちょっとイイ話!

2024年5月23日

 

皆さん、お早う御座います。

 

 

今日はどんよりとした曇り空です。

 

湿度が高くて5月初旬とはずいぶんと変わってきました。

 

 

沖縄地方では梅雨に入ったそうで、

 

東海地区ものうすぐですね。

 

 

日本には四季があり、それぞれに趣きがあります。

 

梅雨はジメジメしますが、それもまた良しですね。

 

 

 

今日のお話は、

 

「一日一話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」から、

 

”「返謝」で感謝が完成する”(陶芸家 北川八郎著)

 

をお伝えします。

 

 

 

「返謝」で感謝が完成する

 

 

繁栄の法則の大きな柱である「感謝する」

 

とはどういうことかについて話したいと思います。

 

 

感謝は、もらってありがたいと

 

思うだけではいけません。

 

 

ありがたいという気持ちで人に同じ喜びを

 

与えて初めて感謝が完成するのです。

 

 

人から与えられるばかりだと、もらうのに

 

慣れてしまい返せなくなってしまいます。

 

 

優しさや知恵や助けをいただいたら

 

必ず返すことが大事です。

 

 

これを私は「返謝で感謝が完成する」と言っています。

 

 

 

もちろん、感謝を返すといっても、

 

それに見合うだけの物やお金を返せ、

 

というのではありません。

 

 

大切なのは、多くの人のために自分の人生を

 

人に費やすこと、つまり時間を与えることです。

 

 

人を手助けすることもそうです。

 

 

笑顔と優しい言葉で感謝の思いを

 

伝えるだけでもいい。

 

 

その人にできる範囲のことを善意でもって

 

精いっぱい行えばいいと思います。

 

 

 

私は三十代までは他者からもらう時代、

 

人生の折り返し時点の四十代からは

 

他者に返す時代と思っています。

 

 

四十代になれば、人からもらった優しさや

 

知恵、運をできるだけ多くの人たちに

 

返さねばなりません。

 

 

五十代からでは遅すぎます。

 

 

返す時にきっちり返しておかないと、

 

そのツケは先送りされ、五十代六十代と

 

年齢を経るごとに苦しくなります。

 

 

遊んだツケは後に病気などになって

 

返ってくるのです。

 

 

 

返謝はすなわち、その人の徳積みとなります。

 

 

人知れず下座に徹し黙々と徳を積み上げることは、

 

確かに自己犠牲を伴うことですが、

 

それが苦になることはありません。

 

 

自分の人生の時を削り他人のために

 

何かをお返しする喜びが体得できてこそ、

 

 

「ありがとう」という本当の繁栄に

 

結びつくのです。

 

 

 

 

人生や事業で正しいことと正しくない

 

ことの見分け方があります。

 

 

正しいことには必ずたくさんの支援や

 

励ましがやってきます。

 

 

自分が正しいと思ってやっていることで

 

反対や批判が多い時、それを一時中止

 

することが大切です。

 

 

反対が多いことは正しくないということ、

 

失敗を意味します。

 

 

正しいことや良きことは必ず「世間が応援する」のです。

 

時に中止する勇気、立ち止まる勇気も必要です。

 

 

高速道路で車を追い抜きながら走っていると、

 

休憩が惜しくなるようなもので、人生は休憩、

 

中止を体験せねばなりません。

 

 

 

 

感謝はお返しして完成するとは

 

思ったことがありませんでした。

 

 

ただ、何かして頂いたら必ず「お礼」は

 

きちんと口に出して「有難う御座います」と

 

言っています。

 

 

中国の教えで「客家の教え」というものがあります。

 

 

中国には大きな円状の土塁で囲まれた村で

 

暮らす部族がいます。

 

 

そこでは何十もの家族が暮らしていて、

 

隣から何かもらうと、その反対側の隣に

 

お返しするそうです。

 

 

すると、いつかそのお返しが自分の家に

 

戻ってくるといことだそうです。

 

 

 

「お返し」は貰った人だけだと、

 

1回しか返せませんが、その人以外に返せば

 

どんどんお返しの輪が広がります。

 

 

そんな世界ができれば平和がやってくると

 

思います。

 

 

「情けは人の為ならず」と言います。

 

お返しがあってもなくても、

 

 

困った人は助け、悩んでいる人には

 

知恵を出してあげましょうね!