NO 2432 一歩一歩上がれば何でもないぞ | 社長ブログ

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社長 笹原のちょっとイイ話!

2024年4月8日

 

皆さん、お早う御座います。

 

 

合瀬川遊歩道の桜が満開となりました。

 

 

とっても美しいですね。

 

 

 

これが合瀬川沿いに100本ほどある桜です。

 

昨日の日曜日は大勢の方々が散策されていました。

 

 

一年で一番いい季節ですね。

 

 

今日は娘ゆっちゃんの長男ヒナト君の幼稚園入園式なんです。

 

先週の天気予報では雨だったんですが、

 

なんとか午前中は大丈夫だそうです。

 

 

孫の成長は何よりの楽しみです。

 

 

 

今日のお話は、

 

「一日一話読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」から、

 

大谷大学元講師の岡村美穂子さんのお話で、

 

”一歩一歩上がれば何でもないぞ”をお伝えします。

 

 

 

一歩一歩上がれば何でもないぞ

 

 

鈴木大拙先生が私たちに伝えようとされた

 

メッセージの一つは、人間には「計らい」

 

 

即ち「作為的な自我の働き」があることを

 

知ることではないでしょうか。

 

 

私たちは自我の働きで自分で自分を

 

小さな枠に閉じ込めて不自由にしてしまいます。

 

 

そしてどうにもならなくなって

 

もがいて苦しみます。

 

 

だけど、これがまさに人生の矛盾なのでしょうけど、

 

その枠がないと本当の自由が分からなくなって

 

しまいますよね。

 

 

 

自我をなくすには、まず必死になることだ

 

と私は思います。

 

 

「自分はなぜこのような未熟な人間なのだろうか」

 

と深く反省して苦しまないと、自分を超えようという

 

気持ちは湧き起こってはきません。

 

 

 

そのように考えると大拙先生は九十五歳で

 

亡くなるまで「願い」に生き抜かれた方でした。

 

 

「まだまだだぞ」という最後の最後まで

 

使っていらして・・・・・。

 

 

 

 

先生が亡くなるまでお住まいになっていた

 

鎌倉の松ケ岡文庫に行くには百三十段の

 

高い石段を登らなくてはいけません。

 

 

先生も九十歳を超えられて、新聞記者のみなさんが

 

見える度に「大変でしょう」と心配されるんですが、

 

 

先生は「いや、一歩一歩上がれば何でもないぞ。

 

一歩一歩努力すれば、いつの間にか高いところでも

 

上がっている」と。

 

 

これは無心についておっしゃった言葉です。

 

 

だから、下にいるのに上のほうばかり眺めてね、

 

「上がるのは難しい」と思って動かないでいる人と、

 

 

大拙先生のように一歩一歩静かに進んで

 

いこうとする人はいるわけです。

 

 

私は大拙先生のそういうお姿を理想として

 

歩んでいきたいと思っています。

 

 

 

 

まさに「千里の道も一歩より」ですね。

 

 

私たちは問題が起こると、

 

無意識にそれを避けようとしてしまいます。

 

 

まず思ってしまうのは、「できない理由」です。

 

 

不思議なんですが、この出来ない理由は

 

簡単にどんどん湧き出てくるんです。

 

 

「今日は雨だから明日晴れてからにしよう」

 

「今の仕事が一段落してから考えよう」

 

 

「うちの会社は3Kだから人が集まらない」

 

「会社が小さいから相手にしてもらえないので営業してもだめだ」

 

 

などなど、やらない理由は簡単にしかも

 

いっぱい考えるんです。

 

 

 

その思考回路で、「どうしたらできるか」を

 

考えたらどうでしょう。

 

 

どんな仕事でも最初は第一歩からです。

 

 

千里先を考えて、とても行けそうにない

 

などと考えてしまったら、何もできませんよね。

 

 

まずは目の前の一歩を踏み出すことから始めましょう!