社長一年生 第七十話
この痛み
一ヶ月に一度か二度の痛み
偏頭痛にはもう慣れた
このブログの存在を思い出させたのはこの痛みだ
風はこの痛みを和らげてくれる
8月下旬の深夜の風を受けゆっくりと目を瞑ると現実の世界から解き放たれる
窓の外へ吸い込まれるような感覚
このまま大都会の空を飛べればどんなに幸せだろうか
俺の脳内にも未だネバーランドは確かに存在している
社長一年生 第六十九話
夢は人を成長させる
人もまた夢を成長させる
諦めない限りその相乗効果は永遠に続く
夢に近づく度、夢は一回り大きくなっているものだ
常にそういう人間でありたい
これまでに何度も脱力感を味わってきた
何度も逃げだしたくなるような夜を越えてきた
今日もまたそんな夜なのかもしれない
社長一年生 第六十八話
夜は罪な時間帯だ
こんなにも人間を感情的にさせ判断を鈍らせる
ただし愛すべき時間でもあるだろう
夢の世界と現実の世界
違いなんかそんなにないと俺は思う
夢の世界で成功しようと失敗しようと目が覚めればリセットされる
現実の世界でも成功と失敗の繰り返しだ
ただ眠って目が覚めても問題は解決されていない
夢の中ではあんなに勇敢なのに現実では臆病になってしまう
生きるという事は長い夢を見ているのかもしれない
死ねば全てリセットされる
もっとも夢のように二度と目が覚める事はありませんが
そう考えると現実でも勇敢に戦える気もする
想い続ける事で目標を達成できると言うけれど
確かに今まではそうだった
自分で限界を決めてしまってはいけないと肝に銘じてきた
今、初めて自分で自分の限界を決めてしまっている
それはいけない
5年前の自信家の俺ならそう言うだろう
進化とは時に退化する亊を意味するのかもしれない