八月の御所グラウンド 万城目 学受賞前に書店のポップを見て興味をもち、積読本がなくなったら読んでみようと思っていたら、第170回直木賞を受賞されたので、積読本を飛ばして早速読んでみました。表題作と「十二月の都大路上下ル」の2作品が収録されていましたが、どちらもまるで蜃気楼のようなお話で、私の心には響きませんでした。