>自作プレイリスト
>テーマ:Mr.Children 2023年の5曲
>作成日:2023年 12月 31日





選んでみました!

一生聴き続けるのであろう大好きなアーティストの楽曲の中から、今年の自分に合う5曲を選んだプレイリスト。
年末に1年を振り返って、“今年の自分”を記録しておくためのプレイリストです。だから、単純に“好きな曲リスト”とも違う5曲。

今年もラストは、Mr.Childrenの楽曲の中から5曲を選曲。



『ALIVE』
昨日もおとといも書いたけど…次年度、ぼくは、知らない街に引っ越して転職をすると決めました。で、その理由というのが、実に後ろ向きというか。マラソンランナーが、走るのをやめて静かに棄権するような感覚。何もなしていない、何も達成していない、そんな中でただただ観客にも気付かれずに終わる感じに近い。
この『ALIVE』という曲は不思議な曲だと思っていて…非常に重苦しく、ネガティブで、救いのない雰囲気の中で、でも聴き手に希望を見せるんですよね。後ろ向きなのにポジティブ、内向きなのにアクティブ。今のぼくに、ぴったり。今回の5曲の選曲を考え始めた時に、真っ先に浮かんだ曲。

『Any』
こちらは、ストレートに前向き。そこはミスチルなので、単に無根拠でテキトーに言ってくる「頑張れ」ではないし(笑)、痛みや挫折を知っている者にこそ響くフレーズではあるんだけど。『ALIVE』に比べたら、かなりストレートに前向き。
結構、仕事で参っていて。“何か一つが”っていうのじゃなくて、“チリも積もれば”のヤツ。それで下向き・内向きになっている今のぼくには、この曲くらい“柔らかい”ポジティブシンキングがちょうど良いんだ…ハードルを超える為のアシストではなく、ハードルを前に手をこまねいている自分をも、肯定してくれる歌詞。「今僕のいる場所が望んだものと違っても 悪くはない きっと答えは1つじゃない」…「望む場所をその手で作るんだ」でもなければ「望む場所を目指そう」でもない…「望んだ場所と違ったって良いんだ」というメッセージ。初めて聴いた時に目から鱗が落ちて、以降は聴くたびに救われた気持ちになる。そして今また、この曲に救われながら何とかかんとか生きている。

『ほころび』
去っていった“君”を想う歌。“君”を、これまでの職業生活に当てはめると、感傷の“温度感”が似ていて切なくなるんですよね。辞めるって分かると、よかった事とか楽しかった記憶のほうが思い出されるんです…困ったもんだ。諸々しんどくなって辞める事を決めたけど、職場には信頼出来る仲間がいて、あの人たちとの毎日はとても充実していたもので。
確かこの曲の歌詞、桜井さんもap bank fesが終わった後の感傷とか喪失感みたいなものを題材に書いた的な話をどっかのインタビューで読んだ気がするんだけど…だからなのか、歌詞の“君”は、生身の人間以外に置き換えてもけっこうしっくり来る事が多いと思う。

『Documentary film』
何だかんだで毎年選んでるかも(笑)。
仕事のほうがしっくり来なくなってきていたぼくの、唯一の希望は、家族の存在。子ども、まだ2歳なんですけども…今回の転職も、理由としては仕事面の疲れってのが大きくはあるんだけども、元々奥さんと「もうちょっと田舎で、のびのびと子育てしたい」っていのも話し合っていたので、そういうのもあって。変に物心ついてからの移住だと、子どもに戸惑いと寂しい思い(友達とお別れするとか)を与えそうだったので、それは嫌で。そんなこんなで、子どもの事が、自分の判断基準の中で大きなウェイトを占め始めている。自分の健康なんて気に求めてなかったのに、今では人間ドックも考えてるし(笑)。
「君の笑顔にあと幾つ逢えるだろう」…ぼくが今生きる(生きていたいと願う)動機の、ほぼ全てがこれ。

『旅立ちの唄』
今の職場にいる、本当に信頼出来る仲間。その人たちに向けた想いは、この曲の中に全部詰まっている気がする。



以上、計5曲。

NakamuraEmi編も高橋優編もそうだったけど、総じて、覇気のない選曲(笑)。今は、理想を“掴まえに行く”とか壁を“打ち破る”とか、そういう能動的・行動的なマインドになれず、そういう自分を発奮させるような曲は負担になっちゃうんですよね。今までであれば、『終わりなき旅』とか『足音〜Be Strong』辺りを選曲するような状況なんだと思うんだけど。勿論良い曲たちだし大好きだけど…今聴くと、曲にエネルギーを吸い取られてぐったりしてしまいそうな(笑)。
来年は、それらの曲を聴いて自分を鼓舞出来るレベルにまで復活したい。






















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