>自作プレイリスト
>テーマ:Mr.Children 2022年の5曲
>作成日:2022年 12月 31日





選んでみました!

一生聴き続けるのであろう大好きなアーティストの楽曲の中から、今年の自分に合う5曲を選んだプレイリスト。
年末に1年を振り返って、“今年の自分”を記録しておくためのプレイリストです。だから、単純に“好きな曲リスト”とも違う5曲。

今日は、Mr.Childrenの楽曲の中から5曲を選曲。



『さよなら2001年』
国内も、世界的な情勢も、とにかく混迷を極めた年でした。収束の兆しがないコロナ禍、ウクライナ戦争、政治と宗教、政治とカネ、格差社会、物価高、急激な円安、エトセトラエトセトラ。
今から20年以上も前に初めて聴いた時、この胃のあたりがズンと重くなるような曲に衝撃を受けたけれども…今年は、この曲を初めて聴いた時のあの鈍い衝撃と似たような感覚の事件や、事故や、争いや、偽りを目の当たりにする事が多かったような。実は2001年当時は、この曲が描き出す社会情勢にほんの少しだけ“誇張”を感じたというか、「まぁそういう側面もあるけど、そこまで深刻な話しばかりでもなくない?」と思うところもあったのですが…今は完全に、この曲の放つ重苦しさを、悲観を、悲壮を、混迷を、社会情勢が超えてしまっている。なんなら、この曲がまだ可愛く聴こえてしまう程。果たして、この曲が“予言の書”だったのか、それとも社会が加速度的に狂っていってるのか…。

『ALIVE』
今年は、仕事があまり上手く進まなかった…よく知る後輩と初めて一緒に仕事をする事になったんだけど、勝手に“ツーカー”で仕事が出来ると思ってて、実際には全然そうはならなくて…。更には直の上司も変わり、この人もまた訳わからなくて…。
「全部おりたい 寝転んでたい
 そうぼやきながら 今日が行き過ぎる」
実際にこの域に達しながら過ごした日々が、結構長かった…一方で、同じくこの曲の
「夢はなくとも 希望はなくとも
 目の前の遥かな道を
 やがて何処かで 光は射すだろう
 その日まで魂は燃え」
という一節に、何とか励まされながらやってきた部分が大きい。
来年は、もうちょっとラクにやりたいな…。

『Any』
「今 僕のいる場所が 探してたのと違っても
 間違いじゃない いつも答えは一つじゃない
 何度も手を加えた 汚れた自画像に ほら
 また12色の心で 好きな背景を描きたして行く
 また描きたして行く」
何か上手くいかない事があると、「自分はここに居ないほうが良いんじゃないだろうか」と思ってしまう。今年は、職場でそう思う事が多かった。そういう時に、この一節が本当に本当に本当に沁みるのです。思い描いた自分と違うところに立っていたとしても、そんな自分を肯定してあげられる。そして、今立つ場所から更に、自分のイメージする理想へとデザインし直せば良いんだという前向きな切り替えが出来る。本当にこの曲は、何度ぼくを救ってくれたか分からない。

『Drawing』
そんな感じで仕事が今ひとつ上手く進まなかったけど、それでもそんなに激しく不安定にならずに乗り切れたのは、やっぱり家族が居たから。単純に「家族の支えで」っていうのもあるし、「家族を養っていく為には稼がなきゃ!」というのも結構リアルに原動力になったりしていて(笑)。
「どんな場面でも 
 僕の絵には必ず君が描かれていて
 目を閉じたまま深呼吸してみれば分かる
 君はいつも 僕のノートに」
子どもが、そして奥さんが、まさにどんな場面でも描かれていた一年。上述のように職場でキツかった瞬間も、家族を思い浮かべながら乗り切ってたし。

『HERO』
結局のところ、この曲に帰結する一年。これはもう、子どもが成人するくらいまでは毎年選んじゃうんじゃないかなって(笑)。
「ずっとヒーローでありたい
 ただ一人 君にとっての
 ちっとも謎めいてないし
 今更もう秘密はない
 でもヒーローになりたい
 ただ一人 君にとっての
 つまずいたり 転んだりするようなら
 そっと手を差し伸べるよ」
もうここに尽きるし、ここに尽きる生き方をしていきたい。それだけっす。



そんな、計5曲。

先日も書いたけど、仕事も私生活もひっくるめて自分の今年をレーダーチャートにしたら、かなりイビツでギザギザだと思うんです。出てるとこは超でっぱってるし、引っ込むところは陥没してる(笑)。でも、今のぼくは、私生活と家族に関する項目が突き出ていれば、それでいいんだ。

ぼくに関わってくれた皆さま、今年も一年ありがとうございました。
来年が良い年でありますように!