>自作プレイリスト
>テーマ:Mr.Children、2021年の5曲
>作成日:2021年 12月 31日





選んでみました!

一生聴き続けるであろう大好きなアーティストの楽曲の中から、今年の自分に合う5曲をピックアップしたプレイリスト。年末に選ぶ事で、日記みたいに今年の自分を残しておけたらなって。
なので、単純に“好きな曲”ともちょっと違う、そんなプレイリスト。

という事で、年末最後はMr.Childrenの楽曲の中から5曲を。



『彩り』
子どもが産まれた。父になった。コロナ禍、出歩く事も出来ず、遠方に住む家族にはまだ直接会わせる事も出来てない。子どもがこれまでに会ったのは、病院関係者や保健師さんらや、近所に住む知り合い程度。言わば閉鎖的環境の中で、家族3人で暮らす日々。それなのに、子どもが出来たというただその一点だけで、社会との繋がりを感じるようになった。可愛いねって声をかけてくれる通りすがりの人、電車で席を譲ってくれる人、微笑みかけてくれるレジのおばちゃん…こんなにも繋がりを実感した年はない。つまり、ぼくの「なんてことのない作業」も、「回り回り回り回って」「今僕の目の前の人の笑い顔を作」れるのかもしれない…この曲のこの歌詞を、これまでは“理想像”みたいにして解釈してきたけど、今年急に、実現可能な事だと思う事が出来ました。

『進化論』
繋がりを感じ、循環の中で生きているという事を思い知るという意味では、この曲の歌詞も同様に刺さる。「今日も廻ってる あぁ この世界 愛しき世界 君と廻してる」。そうだ、ぼくは自分の子どもと、そして奥さんと、この世界を廻している。別にぼくがこの世界の“原動力”だなんて思っちゃいないけど、ぼくとぼくの家族が居る事で噛み合い廻っている歯車が、きっとあるはず。

『Worlds end』
高橋優さんの5曲”でも“NakamuraEmiさんの5曲”でも同じ事を書いたけど…基本はネガティブで皮肉屋で内向的なぼくが、子どもが産まれたというただその一点のみをもってして、無敵状態に突入(笑) スターマリオ状態。何に縛られるでもなく、今のぼくは何処へでも行ける。そう、どんな世界の果てへも。

『ヨーイドン』
これはもう、シンプルに、「子どもが音楽に興味を持つ年齢になったら、一緒に聴きたいな」っていう、ただそれだけで選曲。いやぁ、ぼく、浮かれてんな(笑)…足元すくわれないように、年明けからは気を引き締めよう。

『innocent world』
小学生の頃のぼくが、最初に“アーティスト”を意識したのはMr.Childrenであり、そしてこの曲。それまで、“好きな曲”はあっても“誰が歌ってる(演奏してる)曲なのか”はあまり意識した事がなくて。でも、この曲を聴いて、「Mr.Childrenっていう人たちが作ったんだ〜」と思ったところから、ぼくの音楽好き(J-POP好き)は始まりました。そこからまぁ飽きもせず何十年も、音楽好きを続けております。
邦楽が好きで、聴いた作品を(その感動を)記録に残したくて始めたこのブログですが、いつ頃からか、「音楽を聴いた感動を感想に書く」というよりも「感想を書くために音楽を聴く」ようになってしまった部分があります。勿論、前提としての「音楽が好き」は一切揺らいではいないのですが、どこか“義務”になってきたところが無いとは言えない。だから…このブログをこのペース(=1日1本)で上げるのは、今日で終わりにしようと決めました。これまでの“1日1本” と “聴いた作品は必ず感想を書く”というのを辞めて、“感想を書きたい作品に出逢ったら記事にする”でやる事にします。
ぼくの音楽好きを決定づけたこの曲を聴きながら、そう決めました。



そんな、計5曲。

来年は、ミスチル30周年なんだなぁ〜。楽しみ! 赤子が居るのでライブは無理そうだから、新譜に期待しております!!! 是非に!!!!!

ぼくの人生には、ミスチルの音楽が常にありました。初めて参加したライブもミスチルだし、思春期に周囲と上手く馴染めずに悩んだ時にも、高校で全く知らない土地で寮生活を始めた時にも、初めての恋愛にも失恋にも、早過ぎた母の死の時にも、仕事で悩んで病気になった時にも、結婚した時にも、子どもが出来た時にも、その全てはミスチルの音楽と共にあった。母を送った夜の『花の匂い』はヘヴィだったなぁ。見知らぬ土地での生活が始まった直後の『Simple』は沁みたなぁ。仕事に悩んでた時期の『足音〜Be Strong』には救われたなぁ。そうやって、ぼくはこの先もきっとずっとミスチルの音楽と生きていく。
今後とも、よろしくお願いします。