時計 。
時計の針を巻き戻して、
僕という存在が生まれる前へ。
そして生まれないようにする。
僕のいない世界を見てみたいから。
きっと素晴らしい世界だろうな。
朝になれば陽がのぼって、
夜になれば星が空を彩って、月がそれを優しく見守る。
同じようできっと違うんだ。
僕のいる世界といない世界では。
陽が沈む、月がのぼる。
その単純なことさえも。
僕の闇が空に浮かぶ月を隠していく……
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傷跡。
僕の知らない、日本に刻まれた傷。
一生語り継がれる、あの日の悲劇。
原爆投下。
二度と繰り返してはいけない、痛みの連鎖。
失われた命は、僕たちを見て何を思うのだろうか?
再び起こり得る、
双方に痛みを残す争いを起こさせないために、
僕らにできることはあるんだろうか?
原爆投下から66年。
今からでも一人ひとりが考えていくべきだと思う。
その先に真の平和があると信じて……
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生命。
このまま技術が進歩していったら、
人の手で臓器を作り、
やがては命が売られるようになるのかな?
そして人工の人間ができるんだろうね……。
技術の進歩は喜ばしいことやけど、こうなってくると話は別。
誰であっても侵してはいけない領域がある。
今、人はそこを侵しつつあるんじゃないかと思いはじめた。
耐え切れなくなった様々なものが噴き出して、争いが起こりそうで嫌な気がする。
この予感が僕のただの絵空事に終わることを願いたい。