When The Right Time Come /The Mighty Diamonds | BLACK CHERRY

BLACK CHERRY

JAZZ, BRAZIL, SOUL MUSIC

 The Mighty Diamonds69年KingstonTrenchtownDonald "Tabby" ShawFitzroy "Bunny" SimpsonLloyd "Judge" Fergusonの3人によって結成されて以来、この3人の不動のメンバーで活動を続けてきたChorus Trioである。残念なことに昨年3月にDonaldが武装グループの襲撃を受けこの世を去り、4日後にFitzroyが病で人生の幕を閉じてしまった。The Mighty DiamondsのChorusを聴いて心奪われてから、ReggaeのChorusに夢中になって、自分なりに研究したりしたのであった。なにしろ最初に聴いたのが彼らがCoverしたThe Chi-Litesの"Stoned Out My Mind"であったのだ。The Jam82年にCoverしたことで知ったこの曲、そうThe Jamの最後のSingleとなった“Beat Surrender”の12" Single VersionCurtis Mayfieldの“Move on Up”やEdwin Starrの“War”のCoverと共に収録されていた大好きな曲だ。The JamのPunk魂が感じられる激熱のCoverも最高であったが、The Mighty DiamondsのSweetで蕩けてしまいそうなChorusが聴けるVersionもご機嫌なのであった。しかし、The Mighty Diamondsは甘美なChorusだけで終わるGroupではないのであった。この曲が収録されている78年にリリースされたアルバム『Stand Up To Your Judgement』のジャケットからもわかるように権力に屈せず闘い続ける彼らの姿勢を感じさせるものであった。Rastafarianismが根底にある彼らの硬派な姿勢は一貫しており、洗練された心地良くSweetな音楽激熱硬派なMessageがのっているという点では自分にとってThe Style Councilにも通ずるものがあったのであった。本日ご紹介するのは彼らのDebut Albumにして偉大なるRoots Raggae Classic。MotownのVocal GroupやThe Temptations、The Stylistics、The Impressions、The Delfonicsらに影響を受けたという彼らのChorusが堪能できる。

 

 『When The Right Time Come (I Need A Roof)』はThe Mighty Diamonds76年にリリースしたアルバム。ドラムスのSly DunbarにベースのRobbie Shakespeareの強力なリズム隊に鍵盤に Ansel CollinsOssie Hibbert、Tenor SaxにTommy McCook、Alto SaxにHerman Marquis、TromboneにVin Gordonといった名手が素晴らしい演奏で甘美なChorusを支えている

アルバム1曲目は“Right Time”。ユッタリマッタリしつつ蕩けそうな甘美なChorusに酔いしれる。

Organから始まりご機嫌なChorusが気持ち良すぎの“Why Me Black Brother? Why?

高らかに鳴らされるHorn高揚感を高めるShame And Pride”。

Gnashing Of Teeth”はタメのきいたリズムにのったピアノがイイ感じ。

Them Never Love Poor Marcus”は、あの名曲い似てるような曲調だが、泣きのChorusがたまらない。

75年にリリースのご機嫌なSingle“I Need A Roof”はいつ聴いてもも最高。Major SeventhのChordにのったChorsが甘く切ない。大好きな曲。

イントロの哀感を湛えたHorn隊から惹きこまれる“Go Seek Your Rights”。

Have Mercy”はDonaldののびやかなVocalに寄り添うChorusがイイ感じ。

Natural Natty”は躍動感を感じさせるリズム隊とVelvetのようなVocalとChorusが絶妙の取り合わせ。

アルバム最後を飾るのは“Africa”。PositiveなVocal甘く切ないChorusが最高。Horn隊もイイ味を出している。

(Hit-C Fiore)