シルバーフォックスカラー

アルバム「0.2%


曲解説その1


と、言っても、あまり語り過ぎると

そのイメージがついちゃうので、

より短く!簡潔に!!

で、行きます!

歌詞は、その言葉以上に解説することがないので、ハショリまーす。


静かなる旋律


アコギと歪んだ声   

30  

しかもアルバムの一曲目



というコンセプトのみでつくってみた!!


実はこのメロ自体は

以前に、他の人のためにつくったものをベースにしてます。

二曲目にうまく繋がったな!

ってところがお気に入り。


アンチルール

シルバーフォックスカラーって名前をつける前に出来た曲。

よーするに、1番最初に出来た曲です。

ここから、シルバーフォックスカラーが始まった!!!的な、、笑


ジャジィーなアプローチとロックなギターがうまく融合したかな?と思っております。

歌詞も、何処か退廃としながらも

共感出来る部分がありつつ、曲の持つクールでダークな色にあってるものが書けたと本人は思ってます!


音楽的に言うと、
Aメロのブルーノートスケール??(あってる??自信なし笑)の歌、から
サビ前のブレイクで、
完全にメジャースケールに
移り変わり
パッ!!!!と明るくなる!!

これがこの曲の肝でーす!

●月さえ見えない夜
リフ!リフ!!リフ!!!
シルバーフォックスカラーっぽい開放弦混じりのギターリフのオンパレードです!!
ヒリヒリしたリフに負けないようなヒリヒリした歌詞。
バッドエンド!笑

続く!!

その日は、あいにくの雨だったが、

昔の友人たちとの飲み会だったので

さほど影響はなかった。

 

飲み会と言っても、

年に一度に集まる定例会みたいなもので、

ダイの大人が数人集まって、酒呑みながら

近況を報告しあったりする、

仲間内の同窓会みたいなものである。

 

仕事がどうの、だとか、

上の子が、高校受験だとか、

新しい車買った、だとか。

 

そして決まって、

最終的には、

あの頃こんなことがあったなー!

だとか、

あんなことしたなー、、

だったり、

若き日の武勇伝的な話になる。

 

あれ?これ、一年前に集まった時も

この話してなかったっけ??

というか、一年前にも、

さらに一年前にもこの話してなかったっけ???

 

となるので、この時間は、

集まったみんなには悪いが

とてもくだらない時間だな。と思う。

 

何人もいるのに、誰ひとりとして、

未来の話をしていない。

 

そう思うと、早く帰りたくて仕方がなくなる。

 

そんな思いが通じたのか、

終電の時間になったので、

会はお開きとなった。

 

家路を急ぐ、酔っ払ったくたびれたサラリーマンに紛れながらも、電車を乗り継ぎ、

自宅のある駅に辿り着いた。

 

こんな日は、いつもと違う道を通って帰りたくなる。

 

少しひと気のない、路地をゆっくり

帰ることにした。

 

その路地は街灯が少なく、

ちゃんと税金払ってるのに、なんでここはこんなにも街灯が少ないんだろ?

このクレームは一体誰に言えば、

どこに電話すれば良いのだろ?

なんて思いながらも、

一回も電話したことなんてなかった。、

そう思っていたら

暗闇から人影が出て来た。

 

こちらを向いて何か言ってるようだが、全く聞こえない。

なぜなら、

僕は耳にイヤホンをつけて大音量で音楽を聴いているからだ。

 

イヤホンを外して、

耳を傾けてみる。

 

「お前の未来が見える!!」

 

暗闇でよく見えないが、

白髪の長髪で、髭面の初老の男のようだ。

 

初老の割に体格はガッチリしていて、

若い頃になにかしらのスポーツをしていたことは安易に想像出来る

 

今日はお酒を呑んで、ホロ酔いなのと、割と退屈な時間を過ごしていたので、

このまま男の話に耳を傾けることにした。

 

「お前の未来が見える!!」

 

声がしゃがれてはいるが、滑舌はハッキリしていた。

 

「どんな未来ですか?」

 

ひとまず聞き返してみた。

 

「よくない未来じゃ!

ただ、よくする方法もある!」

 

ま、まさか、壺を買えとか言うまいな?と、思いながらも

男の次の言葉を待つことにした。

 

「今の不満はなんじゃ??」

 

「何をするにも時間が足りないことですかね、、」

 

「そんなに時間を使って何になりたいのじゃ?」

 

「何になりたいとかではないですが、

今やってる自分の音楽が、少しでも多くの人の耳に入れば良いかな、って思ってます。

だからと言って売れたい!!と思ってる訳ではないのです。純粋に自分の音楽をつくり、それを聴く人が、何かを感じてくれたら、、、」

 

知らない男にバカ正直に答えてる自分がなんとも滑稽だな。と思いながらも言葉を続けようとしていたら、

 

男がそれを遮るように、発した。

 

「では、その代償になにを差し出せるかな??」

 

「代償??」

 

昔見た映画で、

悪魔に魂を売って、音楽的に世に名を残したものの、その代償で

27歳の若さでこの世を去るという物語を見たことがある。

 

もしかしたら、この男は、悪魔?

だとしても、

僕は27歳をとっくに過ぎている年齢である。

 

「取引先とクールに仕事をこなす

ビジネスマンじゃあるまいし、

俺はアーティストなんだ!!

取り引きになんか応じないし、

そんな取り引きで易々と手に入るものなんていらない!!」

 

「ギブアンドテイクは世の中の常識なんだよ!坊や!」

 

「くだらん常識なんてクソくらえだー!!」

 

終始、落ち着いた雰囲気の男だったが

最後の僕の言葉を投げつけた瞬間に、

殺気だった顔つきに変わったのを、

僕は感じた。

 

と、思った次の瞬間、

僕は体を倒され、

男は僕に馬乗りになっていた。

 

見えないが、首筋には、

刃物のようなものの、

冷たい感触があった。

 

突然の出来事になすすべもない僕に

静かに男はこう言った。

「代償を頂くよ。」

 

首筋にある

冷たい刃物が

僕の頸動脈を

静かに突き破ろうとしている。

 

もがけばもがくほど、

刃物が首筋に食い込んでいく。

ギシギシと残酷な音を立てながら。

 

 

 

 

 

 

 

あの日も確かこんな雨上がりの夜だった。

 

雨で濡れたアスファルトが、街灯に照らされて

やけにキラキラと光輝いていたのが印象的だった。

 

二人で夕食を済ませ、外に出て、

僕がいつものように、君の手を握ろうとした。

付き合って数ヶ月の僕たち二人にとっては、

ありふれた日常の光景だった。

 

そのはずだった。

 

 

君の手は、握ろうとした僕の手をするりと交わし、

ポケットに手を入れた。

 

ただ、僕の手だけが、居場所を失くし、空を彷徨う。

 

 

 

突然の出来事に驚いた僕は

 

君の顔を見る。

 

君は僕の目線に気づいてたのか?、

それとも気づいてないのか?

ただまっすぐ前だけを見つめていた。

 

そんな僕の心情とは裏腹に、

君は君の日常の出来事を話し出した。

 

君の話がまったく耳に入ってこないが

精一杯、タイミング良く、相槌を打ちながらも

僕の手は、未だ君の手を探している。

 

そして、そう遠くはない、いや

もう目の前に迫ってきている

僕らの未来を受け入れれないまま、

覚悟が出来ないまま、

現実から目を背けている。

 

今夜このまま別れて、家路に着いてしまうと、

もう二度と君に逢えないような気がした。

そう思うと、胸が熱く焦がされていく。

 

気のせいであってほしい。

思い過ごしであってほしい。

そう思えば思うほど、ストーリーが残酷になってゆく

のが世の常。

 

雨で濡れたアスファルトが、街灯に照らされて

やけにキラキラと光輝いていたが、

今、僕ら二人が歩んでるその先は

街灯もない暗い暗い

漆黒の闇。

 

それを取り繕うように僕は精一杯の相槌を打ち続けながら

君の手を探している。

 

ただ、あの時見た君の横顔。

何かに覚悟を決めた君の横顔。

眩しいぐらいに美しかった。

 

雨上がりの夜になると

今も、あの日の君の横顔を思い出しては、

胸が焦がれてゆく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引越し前のブログを転写しております!

 

 

預言の書は誰の手に?地震とかデマとか

November 24, 2016

|

シルバーフォックスカラー エヌジママキアート

11/23に南海トラフ大地震が来るだのどーだのと噂になってましたが、、、、

 

決まって、○○地震を当てた人が言ってるだのどーだのネットで騒然するヤ-ツです

 

まぁ100歩譲って、その人が言ってるのが悪いとも思わないけど、

(その人がそれでゴハン食べてるプロならば、

そういう商売の仕方もあるな、、、的な意味で。)

 

世の中の人はそれを見たり、聞いたりして

世の中に不安と恐怖が蔓延するのは良くない。

不安と恐怖は絶対に負のエネルギーを作り出すから。

だからそんなデマか本当かわからん話に惑わされずにしっかり生きていこう!

 

まぁここまでは、よくあるお話。だが、

そんなことを言いたいのではまったくない。

そんなことを言いたいのではまったくない。

 

地震来たら、どーしよ!!

どこに逃げよ??

ひとりの時きたらイヤやな、、、

心細いな、、、

何持って逃げよ??

 

こんな話を実際に耳にした。

 

もしかしたら、もっともっと純粋な人がいたとして、、、

 

11/23にすべてがなくなるかもしれない!

だから、今の自分の想いをあのコに伝えよう!!「ずっとあなたの事が好きでした!!」

なんてことがあったかもしれない。

 

もしくは、

明日地震が来てすべてがなくなるかもしれないが

せめて今一番自分が大切にしているあの人と

その日は一緒にいよう!!

って思って

実際にそうした人がいたかもしれない。

 

もしくは、

明日地震が来てすべてが終わるかもと、

ふと考えると、

まず頭に浮かんだこの人のこと、

自分が思ってる以上に大事に思ってるんだな

って気づいた人もいたかもしれない。

 

今全部、人に例えましたが、

趣味や仕事、自分にとってかけがえないもの、

に置き換えれる話だったりもする。

 

何人そういう人がいたかは置いといて、

そういうベクトルで物事を考えると

 

なんて、愛に満ち溢れた日なんだ!!!!

 

って思う。

 

もっかい言うと

 

なんて、愛に満ち溢れた日なんだ!!!!

 

現在11/24な訳で

地震は今のところ起こってない。

 

なんだ!やっぱデマやったんか、、、!!

で終わる話ですが、

 

上に書いた純粋な人は、このデマによって

自分の中の何かが 確実に変わったわけです。、

 

物事は色々な角度から見たら、印象は違うし

必ずしも、ひとつではないていうお話です。

 

そんな角度から物事みてすごいですね!ってもし言われたとしたら

「そーでもないよ」って答えるし

そんな角度からしか見れないなんてかわいそうですね、、、、って

言われたとしても

「そーでもないよ」って答える。

 

どれがイイとかイケテルとかダメとメンヘラじゃんとかいう話ではないって事です。

 

全部の角度から見れるのがいいと思う人がいたり、

そう見えてたとしても、こう思いたい!!って人がいたり、、、

ひとつの角度からしか見えてないからこそ、

溢れ出る情熱だけで突き動かされるエネルギーもあるし。

 

それはアナタが決めればいい。

 

例え、明日になれば変わってしまってたとしても。

 

 

 

 

じゃあ書いてるお前はどーなんだ?どー感じたんだ??

ってなってると思いますが、、、、

 

 

僕は

 

今回の地震に関していうと、

 

全く動じないですし、何も思わないです。

 

なぜなら、

本物の預言書は僕の手元にあるから。

 

 

 

引越し前のブログを転写しております

 

 

もうすぐ

November 23, 2016

シルバーフォックスカラーのエヌジママキアートです!!

ってやたら名前が長くて大変である、、、、笑

 

さてさて、6月ぐらいから作り続けてた曲たちがいよいよ皆さんの耳にお届け出来そうです。

特に音楽性など決めずに、闇雲に今、自分が純粋にカッコいい!!と思うものをひたすらひとりで

作り続け、何度も何度も心が折れ曲がりそうになりながらも、、、、

折れ曲がり結果、ナナメに向いてます。笑 

あ!これ僕のデフォルトです。ナナメに物事みてしまうのは。笑

 

その中から厳選した12曲!!  実際には1.5倍は作ってますね、、、汗

 

只今、最終の追い込み段階です。

 

人が一年かかることを半年で!半年かかることを3ヶ月で!!

ダラダラ考えてたり、作業したりしてもあまり良いもの生まれない!!

瞬発力と集中力だけは大事にして生きてます!

 

ただの飽き性かも、、、ですが、、、苦笑

 

曲つくって、それに言葉のせて、歌って、ギター弾いて、時々ベースや鍵盤も弾いて、

それをミックスしてマスタリングして、、、、

普通はレコーディングエンジニアが録ったり、ミックス、マスタリングするものなのですが

良くも悪くも、自分で全部出来るので、

発表するまで、誰の耳にも入ってない純度200%です!!

逆にそれがめちゃくちゃ怖いですがね、、、、

 

そして想像するより遥かに孤独です。。。。。

 

孤独と孤高は違うよって昔、誰かに教えられた気がするから

孤高ってことにしておきます!笑

 

ただ1曲だけ、人にギターソロを頼みました!!

後輩のイケメン凄腕ギターリストで、

PANIC in the BOXってバンドやってるつっくんってヤツなんですが

めちゃんくちゃんカッコいいギターソロ弾いてくれました!!

感謝!!!感謝!!!!

 

余談ですが、

その曲だけ実は昔やってた グラタンってバンドの時につくって曲なんです。

偶然、自主映画の挿入歌として使われた(しかもイントロだけ 笑)以外はライブでもやってなかったので、90%未発表曲です!!

「IS DEAD」ってタイトルでロックンロールはもう死んでるって歌ってます。レ二クラみたいに!笑

 

出来上がった曲並べた時に、あまりにもテーマが一環し過ぎてて、聴いてる人も箸休め的な曲あった方が良いかと思い、再録しました。捨て曲ではないよ!笑

 

全12曲、色々な表情を持った曲たちです。

飽きない!!!ような曲順になってます!

みなさんの耳に、そして胸の中へ  

早く届けたいです。

 

詳しい配信開始日は 追って発表いたします!!!