24th[俺ら今夜桃色クラブさ行くだ。]
「睦月……く…ん?睦月くんなの?」
「草くん…!」
題名『再会』。
…額縁に飾っても良いくらいのベタベタな再会だったのに。
この人ったら…。
「えぇ?…どう考えても来島草太郎くんじゃありませんか。そこの若造風情が、給食費親が払っていないから金が浮いていらっしゃるでしょう?折角だからその何故か浮いたお金で眼鏡若しくはコンタクトレンズでも買って来て目ン玉に捩じ込んだら如何です「なんで白銀さんこんな時に起きてるんだよ――――――――――――――――――っ!!」…まぁまぁ、マイハニー。そこは冷静に。」
絶叫した僕。
ていうか白銀さん文句が教育委員会の裏側語っているみたいで怖いです!!!
(一番冷静じゃないのはさっきの白銀さんじゃないか!!)
「はは…草くん…久し振りだね…。」
「そうだね、睦月くん。どうして此処に来たの?」
僕此処に居るって睦月くんに言ったっけ?
「この『龍宮荘』にはレイくんが案内してくれたんだ。あのね、草くん。僕が此処に来たのは…
此処に住もうと思って。」
住もうと思って。
住もうと思って。
住もうと思っ…
住もうと思…
(エコー)
「「え―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――っ!!?」」(by来島草太郎with涼風白銀)
本当なの?
そして…
「白銀さん!!急に僕と一緒にハモらないで下さいよ!!」
「おや失礼。僕はマイハニーとユニゾンしたかったのでしょうね。恥ずかしい。」
いや羞恥心を現されても僕はどうしようもないし!!!!
何気に白銀さんいつもより気持ち悪い!?
一体何処の変態勢力と対抗しているんだ!!?
「『そして僕は白銀さんの玩具なの?…だったら、イヤだ…!!』」
「勝手なモノローグ入れないでよ白銀さん!!」
器用に声真似までしちゃって!!!
…こうして延々と漫才は続いた…。
従兄弟の睦月くんに気付かないで…。
next…
浅田ゆみ