10th[未成年のGUILTY]
桜舞う学び舎。
そこに足を踏み入れる。
「さぁ、草太郎くん。この学び舎こそが僕と青春を謳歌する学校ですよ…vV」
「…………。」
…変態と。
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「…はっ!!」
まさかの夢オチ。
ヤバいよ…
こんなの●び太くんでもやらないよ…。
こうして
僕は一日を終えた。
そして
朝を迎えたのだ。
…夢見最悪。
不機嫌MAX絶不調だよ。
まぁ元々夢見は悪い方だったし、気にはしないかな。
でも
『共演者』が近隣住民(お隣さん)となるとなぁ…。
確か
白銀さん曰く
僕の管理人室と白銀さんの部屋は隠し扉のようなもので繋がってるとか。
もしかして原因はそれ?
白銀さんの邪悪なオーラが駄々漏れ?
(だったら慰謝料や賠償金請求できるよね…要らないけど。)
「ま、ずっとこうしてる訳にも行かないよね。…着替えて皆に挨拶しなきゃ。」
そうだ。
今日は僕の編入初日じゃないか。
初日から遅刻なんて事したら後々の奨学金に影響する。
(こうやっていると僕ってお金第一の最低人間みたいだなぁ…。かと言って僕自身を正当化する気なんかこれっぽっちもないけど)
パジャマから
シャツに腕を通して
ネクタイ(リボン?)を結び
スラックス染みたズボンを履き
靴下を履いて
管理人室を出た。
(制服は何故か白銀さんが調達して来てくれた。)
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先ず手始めに
隣りの部屋の住人
涼風白銀さんを起こす。
この場合。
僕はかなり警戒しなければならない。
だって、
前例があるし。
「『警戒不要』って言葉を存在だけで打ち消してるよなぁ、この人は…。」
さて
鬼か
悪魔か。
どっちだ!?
コンコン!!
「あ…草太郎くん…いえ、マイハニーじゃないですか…vV」
「わざわざ言い換えなくても良いじゃないですか。草太郎で合ってますよ。朝ですよ。起きてるなら早く支度して下さい。」
良かった。
普通だ。
…ん?
「白銀さん…。何ですかそのやたらめったら自己主張の激しいパジャマは。」
「知らないんですか~?僕のAKBの仲間内では常識中の常識ですよ~?『チョークスリーパー少女クルルンちゃん』のイラストANDサイン入りパジャマLサイズです!!」
知りませんよ。
ていうかAKBって何ですか。
「あ、因みにAKBは『A』『K』iha『B』araを捩(もじ)ったモノですよ☆★僕にとって代名詞のようなものですから。」
「また僕の心の中を読んだ!!プライバシーの侵害で訴えますよ何時か!!」
…疲れた。
駄目駄目!!
あと五人程起こしに行かなきゃならないんだから!!
(レイくん、風さんは起きてるだろうし…。それ以外!)
こんなところで漫才やっている場合じゃないんだ!!!
「あ!マイハニー!!起こしに行くんですか?だったら僕も行きます!!」
「五月蠅い!!ていうか倫さんの所には僕一人で行きますからね!!朝から戦場なんて拝みたくありませんから!!」
軋む廊下を歩きながら、
白銀さんを荷物にし
口許を緩ませる自分が居た。
next…