JR北海道733系1000番台 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

東京から続く新幹線のレールは遂に北海道へ、暫定開業した渡島大野改め新函館北斗駅は函館駅からそれなりに離れていることから、アクセス電車が走り始めました。電化され導入されたのは順当に733系でした。

 

帯色が変えてあるのは意気込みの現れでしょうか。「はこだてライナー」のステッカーが貼られてアクセス列車であることをアピールしています。

 

行き先表示はフルカラーLED式です。函館-新函館北斗間を運転する電車列車は全て「はこだてライナー」の愛称が付けられています。

 

新幹線と直接接続する列車は快速として運転されており、途中五稜郭駅に停車します。

 

車内です。ガランとした3両編成のロングシート車両が10両編成の新幹線からの乗車を受ける形となります。ええ、グランクラスで来ようが普通車で来ようが全てこれです(^^;;

 

ドアです。この番台では函館の赤レンガ倉庫をイメージしたのか赤色の化粧板となっています。LED表示機がありますが、733系に共通して言えることとして文字がやや小さめなんですよね…。

 

ドアは半自動式で、外は開ける、中は開閉両方のボタンが備わります。

 

LED表示機が無いドアです。各車両には寒風防止のためのエアカーテンが備わっていますが、まぁ厳冬期ともなると全く意味を成しません。これ、731系の時から分かり切っていることだと思うんですけどねぇ…。

 

各車一ヶ所にはこのように非常用のはしごがあります。

 

更にごみ箱も備わります。車内美化には一番良い方法な気がします。

 

車端部です。JR北海道の車両に共通して言えることですが、耐寒耐雪構造をしているためか車内側のデッドスペースが大きくなってしまっています。一応、立ち席スペースとしては機能してはいますが…。

 

こちらはゴミ箱や非常通話装置がある車端部です。非常通話装置がやや高い位置に設置されているのは、イタズラ防止なのだとは思いますがもしもの時に使用可能な身長幅がかなり制限されてしまうのはちょっと心配です。

 

トイレを有する車端部です。奥の仕切り扉が見えないくらいに面積が大きくなっているのは今や全国的に見てもお馴染みの光景となりました。

 

最前面です。この、相変わらずの両側壁、仕切り扉にしか窓がありません。夜間ともなれば遮光幕降ろされるわけで…。そうそう、化粧板が木目調になっているのが他の733系との違いですね。

 

天井です。照明は直管式のLED灯で、半数の照明を消灯する機能が備わっています。この機能自体は731系から変わりませんね。

 

窓です。大型で眺望は良い固定窓を2枚配置しています。相変わらず日除けが無いのですが、731系からずっと遮光率が低く眩しいのは相変わらずですね…。

 

座席です。バケットシートで14人掛けとなります。間にはポールが3本入っています。袖仕切りはアクリルを挟んで面積を広げたものです。一応、寒風顔面直撃こそ防いではいますが、エアカーテンの頼りなさも相まってドアが開くと一気に体感気温は下がりますわな…。

 

優先座席とセットになった座席です。モケットがオレンジになり、ポールは黄色のラバーを巻いて区別しています。座り心地はクッションを詰めた程よい硬さではあります。はこだてライナーくらいの距離では十分過ぎるものですね。

 

トイレです。バリアフリー対応の大型トイレで、開閉はボタン式となっています。

 

向かい側の車椅子スペースは一面壁…。戸袋と耐雪のためのデッドスペースのためかとは思いますが…。

 

元気で何より、私も嬉しいです。