秋田内陸縦貫鉄道AN8800形 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

「どこやねん」「何があると?」など、秋田県から遠ざかるほど謎の秘境感が強まる秋田の山奥を走る秋田内陸縦貫鉄道、単行の気動車が普通から急行「もりよし」まで定期列車を全てこなしています。

 

AN-8800形、開業時から走り続ける形式ですね。塗装はオリジナルカラーもいますが、多くの編成が塗装変更されています。なお、かつて急行「もりよし」として活躍していた専用車両は、時おり臨時等で出てくる以外は車庫でたむろする日々を送っているとのこと。

 

車内です。ボックスシートが並ぶ典型的な地方ローカル気動車のパッケージです。

 

ドアです。この手の車両としては珍しく化粧板が貼られていますね。ホームが低いためステップがありますので、足元には注意しましょう。

 

運転台です。半室構造はこの手の車両では見慣れたものですね。運賃表示機は大型のディスプレイに置き換わっています。左下には秋田犬の仔犬の写真が貼られています。

 

天井です。照明はカバー付きですが、中央に1列だけであり夜間は青白く少し薄暗さを感じます。冬は寒くなる秋田内陸、体感温度も少し下がりそうな気が…。

 

窓です。二段窓で開閉可能となっています。私は夏に乗車しましたが、冬はすきま風が気になりそうですね…。日除けはちょっぴり豪華な横引き式です。

 

座席です。ボックスシートは新潟鐵工所製車両でよく見かけるフレームで、2人掛け座席を向かい合わせに取り付けてボックスシートとしています。なお、モケットは地味に秋田犬柄となっています。

 

ロングシートです。2+6の8人掛けと言ったところでしょうか。袖仕切りはパイプオンリー、冬はドアが開くたびに非常に寒い思いをしなければなりません。

 

2+3の5人掛けロングシートです。こちらの袖仕切りは握り棒を兼ねたものとなっています。

 

トイレです。この横幅、中々コンパクトです(^^;;  なお中は和式、登場時期としては仕方ないでしょうか。