近鉄1400系・2050系・8810系・9200系 | 車内観察日記

車内観察日記

鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。


このグループもなかなかのカオスを呈しています。大阪線系統のチョッパ制御の4両編成の1400系、その3両編成バージョンが2050系、1400系の奈良線バージョンが8810系、その3両編成バージョンが9200系となっています。8810系・9200系は制御装置メーカーと車幅が異なっているそうで・・。しかし両数でも細かく系列を分けられるともうごちゃごちゃです(^^;; しかもこの8810系も9200系も、少数ながら大阪線系統にも配置されているのでもう訳が分かりません(笑) 実は更に2両編成バージョンでも系列が分けられていますが、それは別項に譲りましょう。ちなみに左が1400系です。右のも同じような顔をしていますが・・(^^;;


こちらが9200系です。制御装置や車幅ならともかく、編成両数にまで系列分割を行うとは・・。


車内です。こちら1400系の車内です。この時期の近鉄によく見られる内装ですね。4扉ロングシートの車内、なお現在は座席モケットの更新が進んでおり、その内この内装は消滅するのでしょうね。


こちら9200系です。当然ほとんど違いがありません(^^;; 以降、一部を除き、1400系の画像には「1400」、9200系の画像には「9200」の番号を振ります。

1400
ドアです。目一杯広げられた窓がいいですね。最近、ドア縁に注意喚起のためのイエローテープが貼られています。

1400
天井です。三角形の蛍光灯が近鉄の特徴ですね。冷房吹き出し口に、ラインデリアがポツポツ設置されています。

9200
車端部です。こちらは短い車端部で、仕切り扉は窓が小さいものですが、妻窓はしっかり設置されています。車椅子スペースは後年の改造によるものです。

1400
車両によっては車椅子スペースに非常脱出梯子がドーンと設置されています。

9200
長い車端部です。思うのは、かねがね思うのは、なぜ長さを揃えないのかと・・。何かしらの理由があるとは思いますが・・。

1400
4両編成4本が存在する1400系、1407Fにはトイレが設置されています。向かい側は車椅子スペースです。

1400
最前面です。座席こそ設置されていますが、仕切り窓の小ささと来たら・・。良くも悪くも近鉄仕様と思えばよいでしょうか・・。

1400
窓です。日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンタイプです。

1400
座席です。ドア間は6人掛けです。袖仕切りはこの時代の車両でよく見かけるパイプ式です。

1400
長い車端部は5人掛けです。

9200
短い車端部の3人掛けです。座り心地は柔らかめです。長距離では座面が安定しないかもしれませんが、イタズラに硬いよりは断然こちらを支持したいです。

1400
最前面も3人掛けです。こちらは優先座席、シルバーシートを思わせる灰色のモケットとなっています。

1400
車椅子スペースです。まずは長い車端部です。先述の通り、後年の追加となっています。

9200
下方から。長い車端部に関しては横に座席が残されており、3人掛けとなっています。付帯設備はヒーターと縦横の手すりとなっています。この付帯設備をせっちするためのボックスにも化粧板が貼られています。

9200
短い車端部は前面車椅子スペースとなっています。

 1400
1407Fのみに設置されているトイレです。元々は和式でしたが、車内更新の際に洋式に換えられています。

1400
使用中はこのようにランプが光ります。控え目過ぎないでしょうか(^^;;


9200系には、4連化のために増備された9350形が存在します。製造時期が後期となったため、車内の仕様も変更されています。外観も裾絞りの形状が若干違っているのですぐに判別可能ですね。



車端部です。この車両は更新工事対象外となっているため、車椅子スペースの設置はされていません。この車両では車端部の長さが揃えられています。


座席です。背ズリの大型化や、袖仕切り形状の変更がされています。


車端部は4人掛けです。窓が一枚のみなので、壁となる部分が多くなっていますね。


優先座席です。モケットは青味のかかったグレーです。
 

さて、近年近鉄の通勤電車では座席モケットの変更を実施していますが、1400系のグループも同様に変更が実施されています。

 

というわけでその車内です。どの系列でもそうですが、一気に寒色系になりました。

 

車端部です。こちらは優先座席とセットになった部分ですが、特に吊革等には変化が見られません。

 

座席です。まぁモケット以外には特に変化は無いのですが・・(^^;;

 

長い車端部の座席です。この時期の近鉄電車は、立ち席スペースはほとんどありませんね。

 

短い車端部の優先座席です。こちらはオレンジに黒ラインを入れ、ピトグラムを流したものです。視覚的には明るくなり識別がしやすくなったのではないかと思います。

 

長い車端部の一部に存在するフリースペースとセットになった座席です。ここの特徴的な袖仕切りもそのまんまに。

 

こちらが短い車端部のフリースペースです。先程の区画もそうですが、ステッカーを追加しただけの対応です。