相鉄11000系 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

10000系以降、急速に会社の車両に対する個性が薄れつつある相模鉄道の現在の最新系列がこの11000系ですね。灯具配置から分かるとおり、ベースはJR東日本のE233系です。「E233系11000番台」とも言われますね。ベースが腰部に灯具がない車両なばっかりに、相鉄仕様にするとやたらノッペラな前面となっています。例えるならばあれですね、剣道の胴(笑)

車内です。やはり「相鉄独自の!」と呼べそうな部分がほとんどありません。

ドアです。袖仕切りより両端の部分を切り取れば、もはやどっちの画像か分からなくなりそうです。

車端部です。こちらもそのまんまです。違いと言えば、シートモケットの色と、仕切り扉に相鉄マークが入っていることくらい・・。

優先座席を有する車端部です。だんだんコメントが出来なくなって辛い(^^;;

車椅子スペースを有する車端部です。車椅子スペースには赤のボーダーはかかっていないのですが、つり革は黄色の優先座席仕様。果たして携帯電話は使えるのでしょうか?(笑) まぁマナーを考えれば、やはりご遠慮すべき場所ですね・・。

最前面です。と、とうとう違いが分からなくなりました(爆) 車体幅はこちらの方が若干広いようですが・・。

天井です。LED照明を使用しています。故にソケットは全て埋まっているのですが、「LEDなら全て埋めてて、蛍光灯は一部抜き去る」。果たして節電的にどちらが電力使用量を減らせられるのでしょうか・・。吊革に関しては、黒の大型ではなく、従来品に近いものを使用しています。車内にメリハリが少なく、白が支配しているように見えたのは、この吊革が影響しているようです。

窓です。日除けはありません。

座席です。ワインレッドのモケットとなっています。通常、ドア間は7人掛けです。

最前面からドアを挟んで後ろにある座席は4人掛けです。ここまで一緒とは・・。座り心地ですが、本家のE233系よりも座面のクッション性は格段に向上しています。ここが数少ないオリジナリティと救いでしょうか。とは言え背ズリの形状は全く持って変わっていないので、結局乗車中はずっと緊張姿勢を強いられることになります。カーブも多いですよ、この路線。


車端部の3人掛けです。本家に習い、妻面に関しても若干の窪みを入れていますが、9000系以前の妻窓有りの車両と同等の満足感はどう考えても得られません。妻面にあるのは恐らく消火器だと思うのですが、赤い線が引っ張ってあるだけで非常に目立ちません・・。

優先座席です。一番奥の座席は、片や壁、もう片方はポールと、飛んだ引きこもり席となっています。


車椅子スペースです。ここの消火器にはピクトグラムが貼ってあります。もしかして、上のは剥がれてしまったのでしょうか・・。


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