京成AE形 | 車内観察日記

車内観察日記

鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

成田スカイアクセス線開業にともない走り始めた京成のAE形です。在来線最高速の160km/h運転を行っており、流線型の車体に尖がったスカートと、これまでの京成電鉄にはなかった車両だけに、かなりカッコよく見えます。灯具類が中央に寄せられているため、一つ目のようにも見えます。

トイレなどが集約されたスペースにはロゴマークが。

それでは参ります。ドアです。片開きとなっており、窓は右側へ寄っています。また両側はLEDによる飾りがされています。そして、ドア上には防犯カメラが設置されています。

トイレです。こちらは男子小用です。

こちら車椅子対応トイレです。最近流行の円筒形のものです。

洗面台もこの通り。カーテンで仕切れるようになっています。

一部にはこのようにテーブルのある通話スペースがあります。とは言え、デッキなので騒音はそのまんまです。窓は円形のものを3つ縦に並べたものです。


テーブル下、壁際にはAEDが備えられています。ちょっと目立たないですねぇ・・。

そして自販機です。成田空港はもとより、上野や日暮里でも売店や自販機が存在するため、本当に売れているのかどうか怪しい節はあります。

車内です。ブルーの座席が、空港連絡輸送を担う車両らしいです。

デッキとの仕切りです。仕切り扉は両開きとなっており、上部にはLCDディスプレイが設置されています。

荷物スペースです。下段に関してはカーブでの荷物の暴走を防ぐためにバーが設置されていますが、上段に関しては特に・・と言った感じです。

天井です。間接照明となっており、美しい弧を描いています。

窓です。2席に1枚が割り当てられています。日除けは多段階ストップ式となっており、事実上のフリーストップカーテンとなっています。視界の邪魔にならないようにするためか、中央のカーテンレールは紐のようなものになっています。配慮は分かるのですが、少し安っぽいか。

柱の部分の下には飲み物や携帯電話が置けるほどのスペースが確保されています。

座席です。回転リクライニングシートとなっています。シートバックテーブルは面積があまり大きくないものです。座席はパッと見て薄いのですが、座り心地も見たまんまです(笑) ヘッドレスト部分に関してはそのあまりの薄さから、モケット貼っただけじゃないのか、と言いたくなるほど・・。そのモケットも少し滑りやすいので、リクライニング時には注意ですね。肘掛も文字通り肘掛で、かなり薄く作られています。スカイライナーならば40分程ですが、その他の列車では1時間を越す場合もあるだけに、この座席は辛いものがあります。やはり「人間工学に基づいたシート形状を・・」と宣伝されていますが、これまで人間工学に基づいて作られた座席に、ロクなものを見たことがありません(笑) 何事も程々がよろしいようで。


座席下の脚台にはコンセントが2口設置されています。特に案内もされていないのが少し残念。こうしてみると、床面はブルーのモザイクとなっており、近未来志向であることが伺えます。

デッキ仕切り部や荷物置き場横は折りたたみテーブルとなっています。

そして窓側はシートバックポケットの代わりに、壁にポケットが備え付けられています。


160km/h運転、洗練された内外装などはとても好印象なのですが、座席の硬さはなんとかならないものでしょうか・・。


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