ころころクロケット
「とうや」 は、素材の味だけでも十分に美味しいのですが・・・。
フォークなどで軽く押しただけで、滑らかなマッシュポテトになるので、つぶつぶ感のない上品な仕上がりのコロッケには最適なんです!
ほんの少し手を加えるだけで美味しいコロッケに変身しますよ。
庶民的なおかずとして親しまれているコロッケですが、今回はコロッケというよりはクロケットと呼びたくなるような、見た目がちょっとオシャレなコロッケを作ってみました。
マッシュポテトに炒めたひき肉と玉ねぎを混ぜるところまではコロッケと一緒ですが、味付けは少し控えめに。
ライスコロッケをイメージしたまぁるい形に整えます。
(お好みですが、チーズを真ん中に入れると美味しいですよ。)
いつものコロッケと違うのは、米粉のパン粉を使うところ。
アクセントとして、パン粉にハーブ(ディル)を混ぜて・・・。
中身は火が通っているので、少なめの油で転がしながら色よく揚げれば、「ころころクロケット」 の出来上がり!
ソースの変わりに、フレッシュトマトで作ったトマトソースを添えて・・・。
ジャガイモの甘みと風味、米粉のパン粉のカリッとした食感が楽しめるクロケットになりました。
ワインにも合いますよ♪
越冬とうや
昨年出会ってからファンになってしまったジャガイモの 「とうや」 。
中でも雪蔵貯蔵された 「とうや」 の味は格別!
雪蔵貯蔵の 「とうや」 は、収穫後、冬の間じっくりと寝かされてから出荷されたものです。
貯蔵しているので表面にキズがあったり、シワやくろずみ、真ん中に空洞がある場合があります。
でも、キズやシワは皮をむいてしまえば気になりませんし、くろずみは食べる前に取ってしまえば、まったく問題ありません。
そんなことよりも、味が重要ですよね。
きめ細かく滑らかな舌触りでありながら、程よいほっくり感も楽しめる 「とうや」 。
雪の冷熱を利用した貯蔵施設、「雪蔵」 で越冬貯蔵されると、より美味しくなり、甘くてサツマイモのような食感を楽しめるのです。(もちろん、個体差はありますが・・・。)
素材が良いと、電子レンジでチンするだけ。
何もつけなくても美味しくいただけます。
この美味しさを色々な人にお伝えしたくて、何袋の 「とうや」 を購入したことか・・・。
好みもありますが、「美味しい」 と大好評!
これで、「とうや」 ファンが何人かは増えたでしょう。 多分ですけど(笑)。
ですが、そろそろ出荷も終わりに・・・。
また来年、越冬した 「とうや」 に出会えるのを楽しみに、これからの時期は新じゃがを楽しみたいと思います。
越後姫
“かわいくてみずみずしい新潟のお姫様のようだ” ということで名付けられた 「越後姫(えちごひめ)」 。
名付け親は新潟県知事、平成6年に命名されたそうです。
冬が寒くて日照量の少ない新潟県では、いちごを育成するのには少々過酷な環境。
でも、そんな環境に適した品種として育成されたのが 「越後姫」 です。
花が咲いてから収穫できるまでの期間が長いことで、じっくりと育つ。
そのことで酸味が少なくて甘い果実になるとのこと。
過酷な環境が美味しさの秘訣になっているということですね。
「越後姫」 は、粒が大きくて、コロッとした形。
名前の通り、何だか可愛らしく見えるイチゴですね。
何よりも香りが高くて甘いのが 「越後姫」 の特徴とのこと。
収穫時期は1月~6月にかけて。
他の産地よりも少し遅めですが、ちょうど今頃、美味しい時期を迎えています。
果肉がやわらかくて滑らかなので、果汁と豊かな香りが口に含んだ瞬間に広がるのが魅力。
思わず、顔がほころびますよ。
いちご同士やパックと設置していた面が傷みやすいので、購入後は早めに食べることをおすすめします。
イースターアレンジメント
春を告げるイベントのひとつ、イースター(復活祭)。
「春分後の最初の満月の次の日曜日」 、今年はあさって、4月5日がその日にあたるそうですね。
イースター、春の訪れを表現したアレンジメントが今回のレッスン。
鳥の巣、新緑と野に咲く花をイメージしてみました。
華やかなイースターエッグの変わりに、うずらの卵をちょこんとのせて・・・。
鳥の巣に見立てたのは、「シッサスオバータ」 。
ぶどう科の蔓なのだそうです。
黄色のスプレーマムは、野に咲くタンポポのようにも見えますよね。
明るい中にも少し落ち着いた雰囲気に・・・。
キリストの復活と春の訪れを静かにお祝いをするといった感じでしょうか。
心弾む春。
我が家にも春がやってきました♪
アレッタ
平成23年に品種登録された 「アレッタ」 。
イタリア野菜?
いえいえ、ブロッコリーとケールをかけ合せて作られた日本生まれの野菜(なばな)です。
見た目からも、つぼみはブロッコリー、葉はケール、両方の遺伝子を受け継いでいるのがわかりますよね。
茎ブロッコリーにも見える 「アレッタ」 ですが、つぼみや茎だけでなく葉まで、あますところなく食べられます。
ある意味エコな野菜ですね(笑)。
食べ方は、ブロッコリーやキャベツと同じ。
今回は、同じ時期に出回る春キャベツと合わせて 「アレッタのアーリオ・オーリオ」 に・・・。
手でちぎった春キャベツの食感と 「アレッタ」 の食感、よく合います。
サッと火を通すと鮮やかな緑色に・・・、何とも美しい色ですね。
蕾はブロッコリー、葉はキャベツに似た味わい。
苦みは感じず、ほんのり甘みがあってくせのない味でした。
パスタに、お肉やお魚料理の付け合せにと、いろいろと活躍しそうです。
手間もかからずに調理ができ、彩りもきれい。
きっと、人気が出てくるでしょう・・・ね。
今後、見かける頻度がもっと高くなると良いですね。