ちょっと遅くなってしまったのですが、先週の土曜日、9月9日に輪行で安曇野、そして自転車自走で松本まで行ってきましたのでご報告いたします。
毎度最寄りの南大町駅から乗車、大糸線で南に向かいます。今回下車した駅はここ。初めての下車になります。
有明駅。都内はゆりかもめの有明駅なら知ってるんですけどね。長野安曇野の有明駅は初体験です。ここで自転車組み立てて出発。わきを通る国道147号線を南下、しばらくすると穂高川と烏川をまたぐように掛かる穂高橋。
そして橋を渡り切った橋の南詰に起点があります。
それでは出発です。烏川沿いから途中で拾ヶ堰(じっかせぎ)沿いに変わり、南西方向から南東方向に途中で方向を変えて走るあずみ野やまびこ自転車道。本当は終点である塩尻まで行きたかったんですが、途中から一般道に下りることになりますので、今回は専用道のある松本の平瀬橋西詰まで走ることにしました。
この地図の一番左下あたりに行くということになりますね。ということそろそろと走り出しました。
いきなり立体交差ですが、自転車道は高架下をくぐる形になっています。専用道っていうのはこういう所が配慮されているんですよね。途中と待って自動車が切れるのを待つ、というのは、やはりある程度興ざめしてしまう理由の一つとも言えます。
川沿いを快適に走行。ただ烏川沿いはちょっと幟だったみたいですね。下流から上流に向かっているようでした。
拾ヶ堰に入ってしばらくすると、名に波と流れる用水が見て取れます。稲刈りはもうちょっと先なのかな、なんて思いながら足を進めます。
途中こんな遊び心も。
こういうのは、真剣に整備しないとできない遊び心でもありますね。とにかく走っていて快適そのもの。大町から安曇野まで来たかいがあったというものです。まあ今回の輪行、ぶっちゃけリカンベントトライクで走れるかな、という視察の意味もあったんですが、十分な道幅があってOKという判断を私は下しました。最近軽のバンを買ったので、それに積んで道の駅に一時駐車、そこから松本まで往復というスタイルで走ってみたいなと思ってはいます。
それにしてもさすがあずみ野ですね。両脇を山に囲まれていて、高原感満載です。
当初、途中で道から外れるんじゃないかと思ってたんです。だから必死になって事前学習をグーグル先生としてたんです。でもそんなこと全部無駄になりました。だって丁寧にルート案内が要所要所でされてるんですから。
って、ちょっと順番逆になったんですが、自転車のため、あ、歩行者の為でもあるんでしょうけど、専用の木道というか木の橋を作って、クルマとは別に通すようにしてるところもありました。
橋を架けてしまうというのにはさすがに驚きましたが、木製の橋は雨天時には要注意です。雨が止んだ後でも濡れていれば確実に滑ります。ゆっくり走っていても、ちょっとハンドルを急に切っただけですぐに滑ります。痛い思いしますからホント注意してください。はい、私が身をもって経験しております。
途中に1か所ではありますが、こんなところもありました。
休憩所ですね。結構しっかり休憩できるところです。
自転車はしっかりラックに駐輪できます。
倒れる心配もなく安心ですね。そしてなぜか、恐らくは洗車用と思われるブラシまでおいてありました。ここで洗車するかなぁ。
ここまで至れり尽くせりでも、やはりマナー違反のバカ者がいるってことでしょうか。警告文が貼られてました。もう痛々しい思いしかありません。
5分ほど休憩をして再出発。拾ヶ堰沿いは本当に走りやすく、どんどん距離が伸びます。アンダーパスで道路交差も難なくこなしてくれます。で、気になる標識がこれ。
ところどころ歩道専用になっているところがあります。が、自転車を除くとあります。普通は歩行者と自転車が標識に併記されているという所なんでしょうけど、なぜかこんな表記になっています。歩行者を優先させたいという思いがあるんでしょうか。
と、気が付けば松本に入るところでした。国道147号線を見上げながら、その側道ともいえる自転車道を走ります。
直後にぐっと上り、自転車(歩行者も)専用の橋を渡ることになります。
犀川の表記がありますね。実際はここ、梓川だそうです。グーグル先生はそう言っています。
細い橋ですが、自転車と歩行者だけが通れるという優越感に浸りながら走ります。
南は国道越しに見える山々。
北は、すぐそこに迫りくる山。
長野にいるんだなと否が応でも思わされます。群馬出身とは言え、山から離れた場所に住んでいると、なかなかぴんと来ない風景なんですね。確かに低い山は近くにあります。ただ標高が数十mからの話になりますし、私の住んでいる大町のアパートはそれこそ、そんな低山の倍以上の標高に位置してますから。感覚が全然違います。
あ、平瀬橋が見えてきましたね。美しいハープ橋。ということで到着です。
ここまでの走行距離は、自宅からですが、
そして、穂高橋を渡った起点での数字。
実走行時間が48分11秒。実走行距離が15.11km。まあなかなかいい感じですね。この後はちょっと戻って大糸線の島内駅に向かいます。
ちょっと国道を戻ったところにある坂。当然押して上りますが、出た先は駅にまっすぐ続く道。ただ誤算だったのは、上った先で道路工事をやっていたことでした。そんなの知らんがな。
交通量の少ないひたすらまっすぐ走って。踏切にぶち当たったら左折して、線路沿いに走るとすぐに駅舎が見えます。
到着する10分前に電車が出てしまったので、あと50分待ちということになってしまいました。ということで近くのセブンイレブンでちょっと涼ませてもらいました。お昼ご飯を買って、アイスを食べてしゃきっとしました。
そそくさと自転車を畳み袋に入れ、待合室でラジオを聞きながら涼んでおりました。冷房なくても結構風が入り込んで快適でした。時間が来てホームに移動したのですが、停車位置全然違って慌てて後戻りしました。
ふぅ。楽しかったなぁ。今度は前言通りリカンベントトライクで来たいと思います。大町って、自転車乗る場所が意外と少ないんです。いや、走れば走れないことはないですが、だらだらと続く坂が多すぎて、いい加減嫌になるんですね。交通量が少ない割にバンバン飛ばして通過するクルマも多いですし。私の故郷である館林は、平坦かつ交通量の少ない道でもあまりクルマが飛ばすこともなかったので、あんな変な自転車でも安心して走れたんです。ちょっと懐かしさが頭を持ち上げてきました。
さて、そう言えば日曜日、鷹狩山へ行ったんでしたっけ。その後と別の山の登山口まで。その後報告はまた後ほど。