【使えなきゃ意味がない】もったいないですよね。 | 北アルプスのほとりからですが、何か?

北アルプスのほとりからですが、何か?

仕事の都合で、群馬から長野は信濃大町に居を移すことになりました。

昨日なんですが、ツイッターのフォロワーさんからこんなことを訊かれました。

 

「大型バイクに買い替えたりすることはありますか?」と。

 

私は謹んでお答えいたしました。GB350増車はありえすが、大型はありませんと。免許を敢えて取らなかったのは、

 

400㏄の教習車であるスーフォアも随分重かった

 

っていうのがありますね。重いものは扱いにくいので、恐らく途中で嫌になると。ぶっちゃけリード125でさえ思いとかじるひ弱なオヤジですから。ロードフォックスが車両重量70kg切るくらいでしたけど、それも重いと思うほどですから大抵のバイクは重くなっちゃいます。スーパーカブだって100kg近くあるんですから。

 

扱いにくくなると確実に乗らなくなります。使わないものにお金を使いたくない、というのが主義としてありますので、できればそういう「無駄金」は避けたい。私は今自転車を3台所有してますけど、ぶっちゃけ乗りこなせてないです。ほとんどがクロスバイクで、リカンベントは3輪がたまに、2輪のほうは前輪に問題があって乗れない状態になってます。乗れなくはないですが、リムのゆがみでブレーキがまともに効かなくなってますからね。

 

結局、なぜカブ主をあきらめてスクーターにしたのかって話に戻る訳です。スタイルより実用性を取ったんだろうと。いや、スクーターのスタイルは嫌いではありませんけど、バイクの楽しさでもあるギアチェンジってやつがないのは正直ちょっと残念に感じたこともありました。でもあれは短時間だからいいというのが、実際スクーターオーナーになってみてよくわかりましたから。この前スーフォア、いわば教習車と同じバイクをレンタルして国道134号線を走ったんですが、そりゃ楽しいですよ。でもこれ毎日、いや毎週でも続けられるかなって思ったら「あ、できないな」って思わざるを得なかったんですよ。遊び道具にはなりますが、仕事以外「ずっとバイク遊び」なんてできません。どこかで実用的なものを求めてしまう自分がいますし、恐らくそういう時間のほうが圧倒的に多いだろうと。いや、それを実際今感じてますよ。買い物でどれだけ活躍してるか、私のリード125は。

 

ですから、バイクに乗るなら当分の間レンタルでいいやって思うんです。確かに割高に感じますよ。割引してあっても4時間で6000円って決して安い金額じゃない。250㏄クラスでも6000円台、400㏄クラスだとその倍の12000円くらいになりますからね、4時間レンタルでも。時間を長くすればそれだけ割安に感じることになりますが、ぶっちゃけ8時間バイクに乗り続ける地震なんかありませんから。この前の4時間レンタルでそれも実感しました。

 

そもそも実用性という面からバイクにアプローチしていったという面が私にはありましたね。自転車という、ある意味私にとって理想的な交通手段をしても、移動の費用(輪行に伴う公共交通機関の運賃ですね)と移動時間に問題を抱えてました。でもですね、125㏄バイク、いわゆる原付2種というやつはその問題を軽々とクリアしてったんですよ。実際館林と平塚の往復をしてみると笑ってしまうほどはっきりと違いが出てしまってますからね。

 

日帰りのお得な「休日お出かけパス」を使っても、2720円出費してしまいます。でも、リード125となればガソリン2Ⅼで来られますからせいぜい300円くらいの出費になっちゃうわけです。電車は都心を経由しましが、高速に乗れないながらも原付2種は最短距離を取れます。所要時間も30分ほどしか変わらないんじゃないでしょうか。使い勝手っていう便利な言葉がありますが、その虜になったというのが正直なところです。確かにおもちゃではあると思います。でもそれと同時に、日常生活の相棒でもあるんですよね。だからアンテナを付けて無線機取り付けて運用できるようにしたわけです。ロードフォックスはそうしなかったのですが、あれは徹底的に遊ぶためのおもちゃにしてしまったからです。買い物にも出かけましたが、背中のバッグに収容できるものだけという縛りを付けて、まあおもちゃとして乗ることに対しての罪悪感を幾分か和らげる、というかごまかしていたってことでもありますね。

 

短文でまとめようと思ったのですが、思いのほか長くだらだらと書き連ねてしまいました。これは免許を取ったとき、いやその前からずっと思っていたことで今になっても変わりがないということなので、恐らく将来も変化がないんだろうなと思うんですね。