雨じゃ仕方ありませんねぇ。 | 北アルプスのほとりからですが、何か?

北アルプスのほとりからですが、何か?

仕事の都合で、群馬から長野は信濃大町に居を移すことになりました。

今日は雨。朝からずっと雨です。低気温で高湿か、高気温で低湿かと言われれば、間違いなく後者でしょうね。ちおはいえ、日本の夏で低湿などと言うことはあり得ません。周りが海で囲まれていますので。ただ、雨が降って空気中に水滴を巻き散らかされるよりは、晴れた方がまだ湿度が下がるということもありますので。外には出られない、当然紙飛行機は飛ばせないで、やはり悶々としてしまう訳です。

さて、今日は2機ほど製作しました。奇遇にも2機とも飛行艇です。1機目はこちら。

サヴォイア

あっ、と息を飲まれた方もいらっしゃるでしょう。特にアニメファンの方はそうだと思います。この機体ですが、映画「紅の豚」の主人公、ポルコ・ロッソが操る機体として設定された、「サヴォイアS.21試作戦闘飛行艇」です。サヴォイア社は実在した航空機メーカーですが、機体自体は架空のものです。それを紙飛行機化されたのは、二宮先生なりのユーモアと言えるでしょう。こちらの機体はまだ室内での試験飛行のみですが、後退翼ということもあり屋外でのフライトには期待をしております。深いバンクを描きながら高高度を飛ぶ姿を、今から楽しみにしております。(笑)ちなみにですが、通し番号はN-2497となっています。

続いてはこちら。全日本紙飛行機選手権(ジャパンカップ)においても、エキシビション種目で採用されている機種となります。それにしてもガジェットてんこ盛りという感じです。

複葉飛行艇2種

左側の、主翼に「40」と記されている、双垂直尾翼の方が該当機種となります。通し番号はN-2240。複葉のプロペラ飛行艇は過去に1機だけありましたので、それも製作したこともあり隣に置いてみました。こちらの通し番号はN-69だそうです。二けたとは随分古い番号ですね。ちなみに「子供の科学」誌掲載は、1978年だそうです。何と37年前!

新しい方のN-2240ですが、子供の科学誌紙飛行機掲載40周年を記念した設計ということですが、既に子供の科学は50年近い発行の歴史があり、当然ながら既に45周年記念機体も設計されています。私がちまちま集めていた単行本の紙飛行機集にもありましたので、ついでながら写真を撮って掲載させていただきます。ちなみに45周年記念機体は「2段上反角競技用機」で、通し番号はN-2480となっています。

記念機体2種

明日は時間作って、とにかく棒胴機の型紙をコピーに行かないと。とはいえ、それほどコピーする枚数はないんですけどね。今日は寝る前に、コピーする機体の型紙精査を改めてしたいと思います。