ホワイトウィングスバルサ胴機の弱点&昨日の新規作成機フライトご報告 | 北アルプスのほとりからですが、何か?

北アルプスのほとりからですが、何か?

仕事の都合で、群馬から長野は信濃大町に居を移すことになりました。

今日は昨日とうって変わって穏やかな天気となりました。さすがに40℃に迫るような、メチャクチャな気温は記録しなくなったものの、湿度が高く35℃以下でも結構体に応えるような気候になっていますね。

ということで、今日は珍しく夕方の風が穏やかになったので、垂直上昇系のRacer530sを持参しました。そして、前回のフライトで水平尾翼にダメージを受けてしまったRacer554も合わせて持参したのですが、これまた途中までは素晴らしいフライトを楽しめたのですが、やっぱりトラブルに見舞われました。

飛ばしていてやはり水平尾翼に負担がかかるようです。左旋回の調整をしたりと、水平尾翼の付け根には、高度獲得時の高速状態以外にもストレスがかかります。加えて、一度剥がれてしまってからそのまま接着剤で固定しても、強度的には弱くなる一方です。バルサ胴の方は磨けばいいのですが、水平尾翼の方は紙で厚さがなく、あれこれと手を入れることが出来ないのです。

ということで、帰宅後に補修をすることになりました。とりあえずRacer554でお見せしたいと思います。

Racer554

ご覧の通り一応接着はしたのですが、毎度毎度のフライトで不具合が起きてばかりではたまりません。ということで、型紙のあまりを使用して、5mm×10mmの紙の帯を作成、途中に折り目を入れてバルサ胴と水平尾翼にそれぞれパッチを当てる形で補強をしました。こんな感じです。

補強1

紙飛行機デザイン工房さんの機体も、木胴に水平尾翼直付けとなっていますが、こちらもちょっと不具合が出てき始めています。そのあたりちょっと対策を取っていただきたいな、などとも思うのですが。同じことをRacer530sにも行いました。不思議なことに、スカイカブⅢの水平尾翼を見てみると、しっかりと裏当ての紙パーツがあって、しっかりと水平尾翼が固定できるようになっています。棒胴と違い厚さ2mmのところに接着するので、普通に考えると紙パーツの裏当ては必要ですね。棒胴機は5mmと倍以上の幅が確保できているので、裏当ては当然必要ありませんが。

スカイカブⅢ

スカイカブⅢ水平尾翼アップ

で、今日はビーチクラフトボナンザのファーストフライトとなりました。こちらの機体はよくできていて、ほぼ無調整で真っ直ぐ飛んでくれました。ただすぐに宙返りして高度が高くならないので、毎度のことながらV尾翼の付け根後縁を下げて頭上げしないようにしました。すると効果覿面、スッと高度を上げ、そのまま直進し滑空していきました。機体としては重いはずですが、そんな重さは微塵も感じさせないほどの軽快なフライトになりました。