宙組の朝夏まなとさん。

スカステ『Brilliant Dreams』での

ダンスのシーンに参りました。

宙組の2番手ポジだから

かなりの押しだと感じていて、

そういった生徒さんは苦手。


最初は、れーれと踊った

『金の花』が印象的でした。

これで、

ゆりずん好きには心に響いた。


でも、一番お気に入りは

大空祐飛さん花組時代の『引き潮』

まーくんはそれをホテルの会場で踊り

借景にそのまま海が見える素晴らしさ。


『引き潮』が好きな理由は

『パパラギ』の『心はいつも』に似ている。

『心はいつも』も恋人が波打ち際で踊る。

2人っきりの海で、じゃれ合いながら。

引き潮は3カップルのダンスになっている。


まーくん、いつの間にか

下級生を引き連れて番組を持ち

ダンスを中心に求心力を見せていて

なかなか好感度アップ。


最終回、

若手男役とダンスするシーンも

稽古風景から感動的でした。

みんな、自分の立ち位置を理解していて

宝塚ってこうして成長していくのだと

垣間見せてもらったような。


そらくんのチョロチョロと可愛いこと。

娘役さんの男役さんを立てる姿勢。


芯に立つということは

自分だけが輝くだけではなく

周りの下級生や娘役さんを

育てながら自らも成長するんだね。


ダンスって素晴らしい




ちょうど、去年のクリスマス。

花組へ移動の発表がありました。

それからの『ベルばら』の

オスカル・アンドレの役替わり。

そして今回はフェルゼンさまの発表。

これで、

もはや月組に戻ることはないと

はっきりした日でもある。


月組の『月雲の皇子』に

1人観劇にみりおちゃんに遭遇。

花組では若手バウ公演中。

ちょっと、みりおちゃんの孤独感が

感じられて、正直胸が痛かった。

それでも

あえて月組観劇を選んだみりおちゃん。

きっと色々憶測が飛ぶことを承知で

下級生を応援に来た。


まさみりが大好きで

あさこちゃんの下で、

きりやんの下で

二人の活躍が大好きだった。

けれどいつも両雄は切り離される運命。

寂しいけど仕方がない。


花組でみりおちゃんが

誰と組むのかわからないけど、

蘭のはなちゃんが退団しない感じ。

そうなら、心強いかも。

下級生のころ一緒に新人公演で

主演をしてどうしだから。

戦国BASARAの時も安心したのが

よくわかりました。



東京宝塚劇場『風と共に去りぬ』で

卒業した、ともちん。

卒業おめでとう。


ともちんは宙組発足時

研1(入団1年目)から宙組にいた生徒。

つまり、宙組と共に育った生徒さん。


ともちんは宝塚で一番背が高く

男役としてスケールが大きい。

ともちんを応援する方々は

とても熱心で、毎公演ごとの

団体観劇会を主催していた。

その観劇会にお世話になりました。


宝塚はジェンヌさんのために

一生懸命応援する方がいて

そんな方に愛されて

ともちんは卒業されます。


本当はもっと観ていたかった。

けれど、

ともちんは、

愛する宝塚を出ることを決めて

大勢の愛を知ったと言ってました。


そうですね、

ずんちゃんもたかこさんも

最後の公演に観劇に見えた。

宙組のトップさん二人が

ともちんの最後を観に来た。

それはとても幸せなことだとおもう。


なにはともあれ、

いままでありがとう。

これからもよろしくお願いします。


宝塚でも上演された『モンテクリスト伯』

日生劇場では、

音楽が『スカーレットピンパーネル』や

『ジキルとハイド』『ファントム』

で知られる、

ランク・ワイルドホーンさん。


花總まりさんと彩吹真央さんが出演なので

観劇に行きました。

石丸幹二さんのエドモン・ダンテス。

花ちゃんのメルセデス。

背格好がちょうどよい二人は

歌声の相性もいい。

宝塚版より曲がよかったけれど、

最初、装置がシンプルすぎてこの時代の

歴史的な重厚さが感じられなかった。

けれど、役者さんの熱演があって

物語が進んでいくと気にならなくなった。


女海賊ルイザの彩吹真央さんの好演。

大月さゆさんの熱演。


ヴァランティーヌ役は一曲歌うのですが

歌になっていなくて・・・

この役をするのであれば歌えなくては

せっかくのワイルドホーンさんの曲が泣く。

もっと、しっかり歌える人でないと。

高いS席のチケット代を払っているので

言わせたもらうが

大月さゆさんが演じても

よかったのではないか。


エニシングゴーズでも思いましたが

ミュージカルは歌って踊ってが不可欠。

それができない人が舞台に立つのは

いかがなものかと。

舞台は稽古場ではないのだから。

演じているうちにうまくなるだろう的な

考えは失くしてほしい。

名のつく役を演ずる人は責任をもって

歌う、演じる。

そんな舞台であってほしい。



天王洲の銀河劇場。

この地の果てのような劇場での公演に

この演目は合っていました。


古事記や日本書紀に残る一大恋愛叙事詩。

衣通姫伝説。

美貌の皇子と皇女が禁じられた恋に落ち、

流刑の地で心中したという哀切な話。

このおおもとに上田久美子さんが

自分の創作を織り上げた。


月組下級生軍団の演技力。

素晴らしいものがあった。

主演の珠城りょうさん。

弟役の鳳月 杏さん。

この二人の哀愁、寂寥、無常、苦悩が

悲劇性を増大させる。


夏月都・琴音 和葉・白雪 さち花

この三人が専科さん並みに素晴らしい。

頼もしい娘役さん。


この演目はみりおちゃんとだいもんで

観たいなぁと途中で思いが溢れた。


その思いが通じたのか

観劇後のレストラン街へ行く道で

みりおちゃんとバッタリ出会った。

あまりの美しさ、細さ、スタイルの良さ、

小顔に唖然となりました。

背も思っていたより高い印象。

もちろん、いつものブーツイン姿。


どうやらこの時に天王洲に着いて

観劇に行かれた模様。


花組に行かれても月組観劇。

月組好きなみりおちゃん。

ちょっと心配になりました。


ディナーショーがあったからとは言え、

花組の若手中心のバウに出ず。

花組のみんなと距離はどうだろ・・・

そんなだから気になって

結局観に行くんだけど・・・

それ、狙ってますか、みりおちゃんはてなマーク




最近、感じるのは

新人公演をする機会を与えられる

とても幸運な生徒の事。

その中でも主演というのは

トップさんと同じ役をする訳だから

その経験は舞台人の甲斐性をつくる

とても大事な経験ですね。


研6でバウ主演をした珠城りょうさんは

新公主演を何度も経験している。

スカーレット役の朝夏なまとさんも

花組時代新公独り占め状態。

経験はとても大事です。


みんながみんな

主演を張れる訳でなはいのですが

できるだけ芯の経験をさせてあげたい。


新公でトート役やビル役ができた

明日海りおさんは凄い。

めぐりあわせもあるとしても

こういった幸運は誰でもあるわけではない。


新人公演の主演をしなくても

トップになった人はいる。

有名なのが雪組のコムちゃんですね。

すっかりとうこちゃん押しだと思っていたら

新公主演経験のない

コムちゃんが先になりました。

雪組はその時から、ちょっと

歯車がおかしくなったのか・・・・

とうこちゃんとコムちゃんと

キムちゃんと壮さんととか。

かしげちゃんの他組一作トップも・・・

雪組はちょっと不可思議な人事。

だから

壮さんが来るまであまり好きではなかった。


新人公演期間の7年。

できるだけいろいろな生徒さんに

チャンスをあげてほしい。

観客に観る機会を与えてほしい。

きっと輝く生徒はいっぱいいるはず。


2013年、宝塚99周年の最後の観劇は

宙組『風と共に去りぬ』でした。

が、

月組の『月雲の皇子」の評判を聞き

友人がチケットゲットしてくれました。

月組『仁』の全国ツアーでのお祭り騒ぎの中で

珠城りょう・鳳月杏の両氏の真摯な舞台姿が

かえって衝撃的で胸を打たれました。

たまきち・ちなつコンビはよろし。

全国ツアーの帰り道友人にメールしたら

即、

じゃ月雲行く?ってきた。

もちろん、行く!


そして、ゆみこちゃんの出演舞台。

『モンテクリスト伯』

ゆみこちゃんの舞台は友人からの誘いがあって

縁があるのですが、

花ちゃんが、実は楽しみです。

卒業後表舞台から姿を消してしまって

もったいないないと思っていた。


在団中は長い娘役トップ君臨に正直、

うんざりでした。

花ちゃんでも卒業時期を決めるのが

難しいのだなと。

どれだけ演じても終わりを選べないのが

舞台なのかもしれない。


けれど

色々な舞台を観れば見るほど

花ちゃんなら・・・・

花ちゃんでみたいなと思うようになっていた。

極め付きは、『エリザベート』でしょうか。


今年最後の舞台は

若手月組とモンテクリスト伯。

なかなかいい観劇生活の締めくくりだと

自画自賛です。

モンテの帰りは観劇仲間と

クリスマスカラオケパーティ。

宝塚ソング歌いまくりで

今年を締めくくるつもりです。


来年の百周年。

宝塚観劇を各組増やしてと

意気込んでおりますが・・・・・




宙組『風と共に去りぬ』

まーくんスカーレット。

余裕のまーくん。

すっかりスカーレットになっています。

日を追うごとにレッドとの愛が深まる。


かいちゃんのスカーレットと

まーくんのスカーレットを

見て思うのは

どちらが良いかというんではなく

ジェンヌさんの学年やキャリア、

新公主演の経験とかが

やはり重要なことなんだなと感じた。

かいちゃんのスカーレットの魅力。

まーくんのスカーレットの魅力。

それぞれの魅力がある。

かいちゃんはまだ経験が少ないけど、

そんな中、よく頑張ったと思う。


レッド役のかなめさんは

静かに闘志を燃やし

それがかえってレッドの男らしさに

拍車をかけていたよう。

感想的な舞台でした。


ショーは舞台の熱演を引き継ぎ

盛り上がる。

幕開きの白い衣装の緒月さんとかいちゃん。

清々しいく娘役さんと踊ります。


ロケットが始まり

鏡の間から金ぴかトップさん登場。

ゆりちゃん時代まったく同じです。

色っぽい娘役さんとダンス。

プリシ―役の子がとても上手。

白い羽のドレスでみりおんちゃん登場。

ここにあさこさんそっくりの背の高い若手男役がいる。

ダンス姿がカッコよくて

気になる。

でも、名前が分からない。

桜木みなと・・・違う。

澄輝さやと・・・・違った。

・・・・・春瀬央季・・・・かな・・・

なんか若手がわかんない。

でも

次のセントルイスでは路線が登場だから

かなこちゃんかな・・・・

合ってますかね。

教えてください。

新人公演で主演するこなら

なんとなく名前がわかるんだけど。

ごめんなさい。

若手にこれだけ素敵な男役がいる。

宙組ってスゴイ底が深い組。

けれど、

その若手男役がなかなか出てこられない

宙組でもある。

他の組から比べると若手の売りが下手。

というか、

若手にチャンスをあげていないというか・・・

いつも同じような人にばかり役がつく。

若手を育ててほしい。

研7までなんてあっという間なんだから。








もう宙組のスカーレットは

朝夏まなとさんだけになりました。

かいちゃんスカーレットお疲れ様。


今日のカフェブレはかいちゃん。

七海ひろきさんの思うスカーレットが

韓流のヒロインをいじめる子っていうのは・・・

かいちゃん、ちょっと違う気がするよ。


スカーレットは確かにわがまま。

いじわるだし自分勝手に見える。

でも、

あの時代に自我を通すことが

どれだけ大変かという事実。

保守的な南部の街でスカーレットは

生きるためにタラを守るために戦う。

ただ、ただ愛するタラのために

妹の婚約者とだって結婚して

みじめな生活から脱出する。

ただの夢見る娘だけではない。

生活力のある人。

妹が結婚したなら自分だけの幸せで終わるが

スカーレットは家族や使用人に

メラニーを養っていくのだ。


そんな中でアシュレへの子供じみた思いが

誤算のタネ。

そのおかげで本当の愛を失うのだから。

けれど、

スカーレットは負けない。

最後に

「レッドを取り返す方法を、明日考えよう」

そういって立ち上がりタラを見渡す。


このケロッとした感が

残念ながらバトラー編にはない。

「さよならは夕映えの中で」を歌って

立ち去るバトラーで幕だから。

邸の中のスカーレットの

大事な決意が見えない。

ただ涙で終わってしまうのが惜しい。


立ち去るバトラーは卑怯なやつだ。

こんなに愛する私を置いて。

でも必ず私を愛しているから

時間がたてば戻ってくるだろう。

スカーレット2がいれば

きっとそう言っているだろうけど・・・・

私の中では

そこまで想像して銀橋を渡るバトラーの

「さよならは夕映えの中で」を聴いている。


さて、まーくんスカーレット観に行くか。



宙組のバトラー編の風と共に去りぬ。

スカーレット役は

朝夏まなとさんと七海ひろきさん。

2人とも魅力的な男役さんですが

スカーレットに挑戦。

スカーレットは男役さんが多いですね。


月組はスカーレット編。

龍真咲さんがスカーレット役。

理事がバトラ―役です。


今日の龍真咲さんのお稽古の入り。

その可愛さの沈没しました。

金髪をスカーレット役のために

染めなおして髪飾り。

マニキュアまで。

前髪が額を隠して女子力アップ。

まさに、娘役さん。

この間まで南方仁役でしたっけ。


ミーマイのジャッキー役の時は

その女子力と演技力で

ビル役のきりやんを落とさんばかりに

熱演されていました。

龍真咲さんが本気をだせば

ビルだって落とせる勢い。

あさこちゃんビルと組ませたかった。

きっとすごい化学反応が起こって

面白い作品になっていたと思う。


龍真咲さんは規格外で

型にはまらない魅力。

ちんまり箱に収まらない。

スケールの大きさがある。

ま、

それは賛否両論ですが。

型にはまった常識的な演技は

つまらない。

やはり舞台の醍醐味は

計り知れない演技の幅だと思う。


さっそく入りの衣装で驚かせていただき、

龍真咲の魅力が爆発でしたね。

お稽古上でもスケールの大きい

スカーレットになるでしょうね。

楽しみです。