令和5年 出会った石像② | 夢見がちの…
今年撮影した石像の内、
青面金剛と思われるものを
まとめました。
こちらの神社は、小さなお堂。
道路建設にともない、
最近引っ越しをしたようで
真新しかったです。
その敷地内にありました。

長い帽子のような物を被り、
こん棒のような物を持った像。
このときは、「何の像だろう…」
と思いました。

廃村になった土地に残された、
大きな石碑。
見上げる大きさでした。

頭上には月と日、
6本の腕にいろいろな武具、
両脇に従者、足元に邪鬼、
「見ざる言わざる聞かざる」
の三猿もいます。
フル装備の青面金剛。

ここにも、
古そうな青面金剛像が
多く残されています。

青面金剛は、民間信仰である
庚申講の守護神。

怒りの表情で、
人間に害をもたらす
三尸(さんし)の虫を
見張っています。

武具を持っていないので、
青面金剛ではないのかも…

駅近くの町なか。
小さなお堂の脇に、
残されていました。

右の手に掴んでいるのは、
「ショケラ」という
女人像のようです。

こちらの神社には、
年代の異なる青面金剛像が、
ずらっと並んでいます。

保存状態が心配なものも
ありましたが、最近
コンクリート製の台座が
設けられました。

