今年はいろいろな仏像、石像に出会うことができました。

幸手市のマリア地蔵

柔和な中に、
毅然とした表情が伺える
お地蔵さま。

地蔵尊の姿に、
マリア像を隠したと伝わる像。

「文政」の銘がありますが、
作られたばかりのように
きれいです。

抱かれている子どもは、
イエス・キリストという
ことになるのでしょうか。




会津美里町

中田観音の石像

参道から少し外れた所に、
ひっそりと…

しかし、見上げるほどの
大きさです。

大きな手で子どもを抱き、
包み込んでくれるような
穏やかな表情に癒されます。



日光市御用邸通り

観音像

一目見て、
可愛いと思いました。
福々しく、女性的な姿。

弁財天かと思いましたが、
観音像らしいです。



鹿沼市千手山の石像

千手観音堂の元に、
たくさんの石仏や石碑が
残されています。

囲いの中に、
大仏が鎮座していました。
脇を守る石像。

困ったような
はにかむような表情。
頭の上で切断?破壊?
されたような跡があるのも
気にるところ。



下野市慈眼寺の石像

十九夜塔、庚申塔などと並んで
置かれていました。

羽衣を着けた像。

頬杖を突き、
片膝を立てた像は、
如意輪観音と言い、
十九夜信仰のシンボルですが…
この像は、
お乳があるように見えます。
(仏像には性別はなく、
中性的に表現されることが
多いようですが…)



郡山市如宝寺の石像

こちらの如意輪観音像は、
子どもを抱いています。

明らかに女性のようです。
(授乳中にも見えます。)

福島ではこのような子安観音が、
多く残されていると聞きます。