前回の記事の続きで、「優先順位②:自分が入っている集団限定の有利な商品・特約を探す」について、例を挙げてみたい。前回の記事>マネー商品を選ぶコツ!(1)
入っている集団で先ず考えるべきは、勤めている会社。
例えば、住宅ローンでは財形住宅融資で手厚い利子補給がある会社もある。5年毎に金利が変わるという点で、私は財形を通常お勧めしていないのだが、利子補給によっては選択肢となりうるだろう。
また、財形貯蓄をしていないという方でも、固定金利でフラット35を検討しているのであれば、勤めている会社が財住金(財形住宅金融株式会社)の出資企業かどうかを確認しておきたい。財住金は出資企業の社員のみの適用金利があるフラット35を提供している。その金利と手数料はフラット35の最低レベルなのだ。
(実は現時点では僅かに融資手数料で下回る会社が他にあるのだが、注文住宅で必要になる可能性の高い「つなぎ融資」の金利・手数料が低く、総合的に考えるとフラット35で最も総支払額が少なくなる金融機関の一つ。つなぎ融資についてはまた別の記事で書きたい。)
さらには、10年の固定金利選択型を希望する場合でも、勤務先の制限がある有利な金融機関が存在している。
また、実際に存在している集団では無いが、自分が当てはまるか考えるべき"括り"もある。
典型的なのは、主に死亡保障の定期保険にある健康体料率だ。
会社によって若干呼び方や区分の数は違うが、①非喫煙者か喫煙者か②一定の体況上の基準に当てはまるか(例:血圧とBMI*が一定範囲以内)によって、次のように区分され保険料が異なってくる。
●非喫煙健康体
●非喫煙標準体
●喫煙健康体
●標準体
自分が喫煙をせず、体況上の基準にあてはまるのであれば、当然、上記のような区分がある保険会社の商品から「非喫煙健康体」を選べば保険料が割安になるが、どちらにも当てはまらない場合はどうするか。この場合は、逆にこうした料率区分を設定していない保険会社から商品を選ぶと有利になる可能性が高い。保険会社から割高な方に逆選択されずに済むからだ。
これらはほんの一例に過ぎないが、自分の"属性"を上手に利用したいものだ。
*BMI
肥満度の判定方法の一つで、体重(kg)/身長(m)の2乗で求められる指数。標準値は22.0とされる。
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