今回紹介するのは・・・







青木高広   元 巨人 広島  投手





俺は移籍選手が好きだ。


転校が多かったせいか、自分の意志に反して強制的に環境が変わることの大変さをよく知っている。子供と大人の違いはあれど、今までと違う土地に行き、周りの人間が違い、前はこうだったのにここではこうなのか・・・、など、絶対に苦労するはずだ。


このため、トレード移籍選手をついつい応援してしまう。



さて巨人軍は、一軍半の選手を出して一軍の選手を取る、という傾向が(一部?)あるような気がする。


吉田-岸川。 小原沢-榎。


佐藤裕-入来兄 なんて、近鉄、それでいいのか、なんて思ったものだ。まあ実績はなくても若さとか可能性で取ったのかもしれないし、年俸の差が球団にとってのミソなんてのもあるのかもしれないが。



そうやって一軍選手を獲って得しているように見えて、使わない、ことも多かったような気がする。内部を知らないファンならいくらでも言えるが、何で誰々使わないんだ、もったいない、なんて仲間とよく言ったものだ。


そんなこんなで小野淳平とのトレードでやってきた青木高広。引退はしてしまったが、俺の、巨人軍に対するトレード選手のイメージに反し、よく使われ、いい働きをしたと思う。


さて、惜別球人のカードのラインナップにも堂々加えられているこの青木、当然惜別球人のカードを同封した。



返信が来た。別の選手で何度か見た、キャンプでの配布カードが透けて見えた。ヤッタ! サービスだ。


ん? 開封すると、入れた惜別球人がない・・・。




1、入れ忘れ


2、他のファンレターとの入れ間違い


3、同封されたカードにはしない。そのカードは封入しない。


4、このカード持ってないから頂戴。そのかわり配布カードあげるから。




誰か入れてない惜別球人が入っていた人いませんか。


でも、4に決まってる! 役に立って嬉しい、と思おう。




(敬称略)











今回紹介するのは・・・






鈴木尚広 外野手



ルーキーの1997年から見ている。


京王よみうりランド駅からの歩く歩道がまだあったはずだ。


室内練習場の前で(今なら信じられない)、同じ97年ルーキーの三沢興一と堀田一郎が月刊ジャイアンツの取材を受けているのをその日に会ったファンと見ながら、詳しそうなおじさんが、「この堀田、外野(のポジション)取るかもしれないんだ」と言っていた。まだ高橋由伸が入団する前である。


さて、話は尚広。


俺は、鈴木尚広という選手はそれほど期待していなかった。カードには内野手とあり、割って入れるとは思えなかった。翌年だったか、骨折なのか片腕を包帯でグルグル巻きにしてグラウンドに出て行ったのを見たことがある。こうやって消えていくんだなあと思っていた。


しかし、巨人の鈴木は消えなかった。走塁のスペシャリストとして、2008年には外野のレギュラーとして、巨人軍の歴史に残る選手となった。巨人の近年の連覇に、大いに関係していると言っていいだろう。



TTMの返信率がいいのは、二軍から、ジャイアンツ球場から這い上がってきた精神によるものではないかと勝手に思っている。


そういえば、練習後にファンサービスをしながら、記者に「こういうのって(自分のカード)持ってないんですよね」みたいなことを言っていたのを俺は聞き逃さず、送ってあげようと今はなき新宿のカードショップに行って数枚買い、寮に送ったことがあった。喜んでもらえただろうか。


ちなみに、その某ショップはバラがやたら高く、いくらルーキーカードとはいえ400円はボリすぎだと思ったのは俺だけだろうか。




(敬称略)











(敬称略)

今回紹介するのは・・・







達川光男 捕手・監督






達川と言えば、珍プレー特集の番組でのデッドボールのアピールを連想する人が多いと思うが、俺が連想するのはその現役時代ではない。


『達川晃豊』の時代である。


晃豊って誰だ??? と思った世代もいるかもしれないが、古葉→阿南→山本→三村の次に広島監督を任されたこの達川光男、監督時代、『達川晃豊』と改名していた。


この頃、広島の宿舎が近く、よくサインを貰いに行っていたのだが、外出から帰った達川晃豊がファンに囲まれ、快くサインをしてくれる、と思ったら、突然達川は、買い物の袋を置き、屈伸を始めたのだ。


俺を含むファンはたじろいだが、達川は何もなかったようにサインを始めた。


すぐにわかった。持っていた紙袋は薬局の袋だったのだ。おそらく、胃薬が入っていたのだろう。


この頃の広島カープは低迷期。胃も身体も悪くなるだろう。低迷期のチームの監督の苦労と言うものを目の当たりにした出来事であった。


達川退任後、山本浩二の復帰、意外なブラウン、野村、ときて強くなり話題になり、現在は緒方監督に優勝が期待されている。


カープ女子の流行語を生んだ強いカープであるが、あの日の達川晃豊を忘れないでいたいものだ。







(敬称略)