苦しみと悲しみと | うろんころんしてみる隊

うろんころんしてみる隊

うろんころん・・・って何かって?九州弁でして、標準語に解釈するとウロウロと「散策している」「徘徊している」・・・どちらでしょうかね?
傍から見ると限りなく後者に近いわたくしの、人生の糧にもならないつぶやきを書き留めて行こうと思います。

仕事も終え、暑いもんだと外に出るのをぼんやりと考えあぐねている最中、とつぜん災害緊急速報のアラートが鳴り出し、その音にびっくりしてひっくり返りそうになった。

 

「たまがった・・・」と震えながら携帯をみると、地震のアラートが画面いっぱいに映し出されている。とりあえず、周りに危ないモノがないかを目視し、床に座って神経を研ぎ澄ませる。

 

刹那、横揺れが始まった。家の壁がミシミシと響く。感覚から熊本の地震を思い出す。

 

アラートから実際の揺れまでに少し間があることを考えると、橘湾あたりよりも離れているかもしれない・・・もしや熊本?だとしたら・・・前回の地震の歪み残り?みたいなのがあるような話も聞いた。

 

色々考えるうちに揺れはおさまって、周りに影響がなかったかを確認し、とりあえず携帯を見つめる。震源情報を探る為とはいえど、すぐには出てこない。

 

しばらくして、画面に「熊本 震度7」と出てきてギクリとする。

日奈久断層か?熊本と言っても範囲が広い。八代と出て間違いない・・・と思う。

 

10年前の地震が益城一帯だったので、八代となるとそこからさらに南となる。それでも、揺れた感覚からすると・・・・被害がひどくなければいいのだけれども・・・。

 

時が経つにつれ、ネットには情報がたくさん入ってくる。

多くの被害を見るにつけ、心が痛む。

時に、心ないことばを記してある事もあり、悔しい気持ちが浮かんでもくる。

 

宇城から八代は昔ながらの趣ある風景がたくさん残っているところでもあるし、八代は夏によく訪れる場所でもある。八代外港はもちろん、八代城跡の八代宮には何度も訪れた。

鹿児島方面から高速の山間部を通り抜けてあの煙突を見ると、山を越えて来たとホッとするところだ。

 

 

子どもの頃の温かい思い出の場所が傷つく姿を見るのはかなしい。

地震・・・水害・・・火山の噴火・・・

これまでも、幾度となく自然の力に打ちのめされてきた。

 

それでも・・・・

 

災害によって傷つくかなしみと、それでも恩恵を受けている感謝と、復興を成し遂げていく人々の強さと、一面だけを見せてこない様々な思いが混ざり込むようにして存在する。

 

自然の起こす災害は、どのような場所であってもたとえ国が違っていても、被害に遭われる方達を思うと胸が痛む。どうかご無事で、どうか少しでも安穏が訪れるように・・・と自己満足の域でしかないかもしれないけれども、やはり少しでも安穏がおとずれるようにと願うのである。

 

自分が居る場所は震源地から距離があるとはいえど、まだ・・・予断は許さない状況である。

断層の場所が変われば大きく影響を受けると思うし、そうでなくとも・・・昨晩も小さな揺れを何度か感じたので・・・防災情報を正しく受けながら、先まえの用心を行っていくのみである。「正しく恐れ、冷静に対処する」これ然り。

 

昔の人達から、「軽挙妄動を慎むべし」と言われた通り。

 

水害にも、台風にも、噴火にも、地震にも・・・先人達の教訓とともに向き合ってきたのである。悲しんでばかりでなく負けたくはない。受け入れながらも乗り越えていく。

 

大切な方達を亡くされたご家族の悲しみもいかほどばかりだろうか。

 

今、何か力になれるような事がないのを歯噛みしながらも、少しでもいいから力になりたいとも思う。さしより、防災意識に努め、直ぐにならば・・・募金が一番有用なのだろうか?(その時に必要なものが一番だろうし)

そして復興のあかつきには、絶対に応援いたします。今年の夏は難しくても、また必ず行きます。今は何を言っても軽々しいようにも感じるけれども・・・こころを込めて。

 

以前も載せたけれど、雲仙から見える天草、宇土半島とその先にある八代の地。

これ以上被害の広がらぬように・・・終息を願って・・・。