うろんころんしてみる隊

うろんころんしてみる隊

うろんころん・・・って何かって?九州弁でして、標準語に解釈するとウロウロと「散策している」「徘徊している」・・・どちらでしょうかね?
傍から見ると限りなく後者に近いわたくしの、人生の糧にもならないつぶやきを書き留めて行こうと思います。

よく食べるラーメンは?      九州人は結局とんこつに行き着く・・・

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小さな頃に食べていた「ラーメン」て言うたら、五木食品の「アベックラーメン」が頭に浮かぶ。もしくは、「これもうまかぞ」と父が食べていたのは、マルタイの「棒ラーメン」。
 
九州の民はやはり「ラーメン=とんこつ味」
 
なので三つの時か、茨木に住む大叔母の家に連れて行ってもらった際に、料理人だった大叔父から初めて「醤油ラーメン」を食べさせてもらった。
自分が知っている「ちゅるちゅる~(ラーメン)」とは全くの別物として味のインパクトがあったことを覚えている。そして、自分が知っている「醤油の味」とも違っていた(笑)。
 
三つ子の魂ではないけれども・・・小さい頃に得る「味覚」というものは、好き嫌い関係なく、その後の「人生における食の基準」の土台を作るのだと思った。
 
テレビのCMによって、インスタントラーメンの種類は知っていたのだが、実際にあまり口にすることはなかった。それが、昭和54年、九州のラーメン界にキラ星のごとく現れた即席ラーメン!!
その名も「うまかっちゃん」
 
ハウス食品といえば、「バーモントカレー」くらいの認識だった田舎モンにも、「うまかっちゃん」はその味で魅了した。黄色と橙のふちに黒文字で大胆に書かれた「うまかっちゃん」。
出前坊やさえも霞ませる!「うまか」て聞けば九州人なよだれがひっとづる
まさに、マーケティングとしても優れたかたちで世に広められたもののひとつだと思う。
これには恐れ入った。
テレビの中から、セーラー服を着て髪をツインテールにしたかわいいお姉ちゃんが「うまかっちゃん」と言うのである。
「うまかっちゃん(博多弁で美味しいんだよ)」と言われれば、「そうね?」と、わさもん(新しいもの好き)連中なほいほいと乗ってしまう。
 
実際にお味もコテコテし過ぎず、年寄りさんの口にも丁度優しかった。ましてや、ちぢれ麺は子どもにも口当たりが良かった。コテコテ好きには、ちょっと物足りなかったろうか・・・。
 
その後も、次から次に、袋麺やカップ麺が売り出されては消えていった。
 
カップ麺は、小学生の夏休みにおける昼飯の定番で、「味のマルタイ」がわたしの体を作っていたといっても過言ではない(大丈夫なのか?)。もちろん全部とんこつ味であるちゃんぽんも
袋麺は色々出て、かつてCMで見た有名どころの袋麺も食べてみたけれども、結局のところ、ストックラーメンは「うまかっちゃん」一択。
実際、スーパーの目玉商品で「うまかっちゃん」が置いてあれば絶対に目を留めるし、やっぱりみんな「うまかっちゃん」を取っていく。
3年後にはいよいよ発売半世紀を迎える「うまかっちゃん」。これからも末永く、あの優しいトンコーツで九州人の胃袋を満たしてくだはいよ。
 
 
博多にいた頃は、美野島から清水に行くR385(きよみ通り)のところにあったラーメン屋さんが行きつけだった。タクシー屋さん(たしか双葉さん)が裏にあったので、ドライバーさんとか近くの工場の人たちとかパチンコ帰りの人とかが、一服しながら新聞を読んだり、高い場所に置いてあるテレビを見ながら麺を啜っているようなラーメン屋さん。
野菜ラーメンが好きで、ラーメンの上に油で炒めた野菜がてんこ盛りに乗っかっている一品。
これがまた食べても食べても野菜が減らない・・・やっと出てきた麺と野菜のうま味がしっかりとしみ込んだスープを絡めて啜り続ける。それだけでお腹いっぱいになるのに、牛丼大盛と変わらないぐらいの値段だったと思う(違っていたらごめんなさい)。
今はあの一帯も綺麗に整備されて、店の跡は焼肉屋さんになっていた。
 
長浜のラーメンも美味いけれども、またあのラーメンを食べたいなぁ・・・。
 
 
 
材料高騰や味の競合など大変なこともあられましょう。何はともあれ、多様性に富んだラーメンに対して、作り手の皆様方の味への探求には頭の下がる思い。
食に携わる皆様方のご健康を祈りながら、感謝の思いで美味しくいただきます。