刺すような 夏陽に焼かれ 空もまた 日焼けのゐろを 射すような
西の果ての夕刻は、この時期はまるで闇夜を知らぬよう。
あれもう17時か?
とまだ燦燦とした空の下では、時計を見ないと気付かない。
西日の直射から解放されるのは、漸く19時をまわったころ。
明るい光を反射して、山々の緑もまた輝いている。
眩いばかりの空のいろ、日の入りも宵の暗さを知らぬのか?
西の空はいつまでも眠らぬ。
聞こえるのは波の音。
時計を見ると、20時20分。
これが、お盆を過ぎるころにはすっかり夜の空となる。
夏真っ盛りであると同時に、すでに日が短くなり出している事。
自分達の計り知れぬあいまにも、地球は静かに動いている。
