アクスタ作っちゃったの?(九博流:平戸モノ語り①) | うろんころんしてみる隊

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うろんころん・・・って何かって?九州弁でして、標準語に解釈するとウロウロと「散策している」「徘徊している」・・・どちらでしょうかね?
傍から見ると限りなく後者に近いわたくしの、人生の糧にもならないつぶやきを書き留めて行こうと思います。

ふえをふいたらフェ~ブラリ~

 

二月が来る度に中学の英語の先生が呟いた親父ギャグを思い出す。

一月は行く月・二月は逃げ月・三月は去る月・・といったもので、あれよあれよと節分に。春の足音もかすかに聞こゆる。

 

 

そんな中、再び「九博(九州国立博物館)」へと赴くべき素敵な企画が始まりました。

九博開館20周年記念企画を締めくくる・・・松浦史料博物記念館開館70周年と併せて開催される特別展

「平戸モノ語り~松浦静山と煕の情熱~」

 

舞台は江戸後期、長崎・平戸ー

正反対な親子の情熱(パッション)をめぐる物語。

 

ですよ・・・。平戸の事については、自分のブログでもたま~に呟いております。

元藩主邸でもある松浦史料博物館には、(非公開とされているものも含め)沢山の資料が保管されています。展示されている史料だけでも物凄く貴重で価値のあるものが溢れているのですが、今回の展示ではそれらの「モノ」を主軸として、平戸藩主、松浦清(静山)と煕(ひろむ)親子の残した業績を二人の「キャラ」に着目しながら紐解かれていくという・・・・。

 

簡単に説明すると、平戸の松浦家は嵯峨天皇第18皇子源融(みなもと の とおる)を祖とし、その子孫である渡辺綱(わたなべ の つな)の曾孫松浦久(まつらひさし)が肥前松浦党として名を馳せます。その中から平戸を拠点とする平戸松浦家が力を持ち、戦国時代の動乱の中、豊臣秀吉についた第26代(平戸藩主としては第1代となる)松浦鎮信(法印)が壱岐と松浦郡の一部をおさめます。

その後も藩主「松浦家」は変わることなく脈々と続き、清(静山)は第9代平戸藩主、煕は第10代平戸藩主 となります。因みに、静山の娘である中山愛子は明治天皇の外祖母

廃藩以降は伯爵家となり、現在は松浦章氏が跡を継いでおられ茶道鎮信流を大切に守られています。伝統を大切になさっている姿を伺う事ができますね。

 

 

その中でも、静山と煕親子は、当時の文化だけでなく過去の先人たちが残してきた文化を数多く蒐集し、大切に保管をしてきました。

今ではデジタル記録が盛んになっていますが、その手法が限られた時代に、実際の「モノ」を見て聞いて触れてそしてそれを記録して形として残す。その労力は如何程の膨大な手間がかかっているのだろうか?とも思います。そして・・・これらに掛けるその情熱よ。

 

 

松浦史料博物館に展示されていたモノ達の立派さに感銘をした記憶もありますが、それらが(普段閉架されているものも含めて)九博にて展示される。

 

九博さんですよ?あの九博さんですよ?

絶対にありきたりの真面目一貫な展示がなされているとは思えない(誉め言葉デスヨ)

絶対に・・・九博流に味付けされた真面目一貫な展示がなされているであろう・・・。

 

 

わたしの気付きも真面目一貫とは言い難いので、脱線ばかりしてしまいそう・・・。

今回は大人しく(?)九博さん流の味付けを見て欲しくって第一弾として載せておきます。もう少し真面目に考察したものを近いうちに続きとして書き留められたらと思っていますが。

 

 

平戸藩主屈指の蒐集(コレクター)親子「松浦静山(清)」と「松浦煕」が後世へ向けて大切に記録し集めたモノたちを、静山と煕それぞれの個性に添って展示がしてありました。

 

そのうちの・・・息子煕公の蒐集したモノ達の一つ。身内系ジャンル(?)ゴセンゾサマ達の肖像画。嵯峨天皇をはじめ、源融、松浦義(よろし)、隆信(鎮信の父さん)といった肖像画を集めたり複製を描いてもらったり。義像に至っては、室町時代の年季が入った作品。

一番気になったのが「渡辺綱」像。酒吞童子を倒したという綱、平戸でも「鬼洋蝶(おにようちょう)」という凧に鬼退治をする綱の勇ましい姿が描かれています。

 

その綱の肖像画・・・なんとなく綱だけ黒っぽいのは??why?

 

 

ここで「九博さん流解釈」を見て欲しい・・・

 

 

突然の「アクスタ」・・・・だめだ・・笑いをこらえ切れない・・・。

 

初手から静山父さんの、三勇像という集合絵面を「チェケラ☆」みたいなノリで紹介されていたのにも笑ってしまいましたが、なるほど・・・でもすごく分かりやすい説明(笑)。

 

「武勇系綱フィギアを再現度高めに描いてみた」

 

だったのね・・・煕さん。

 

 

当時の絵師(和田さん)も、ご先祖様ですからちょっとリアル本人寄りに描いたほうが・・・え!?そっちのリアル系でいくんですか?木像のほう!?・・・となった事でしょう(*´ω`)。

 

肖像画たちを大切に飾って拝んでいる煕さんの姿が目に浮かびます。

 

今回の目玉は、松浦家・・いや平戸の宝と言ってもいい「家世修古図(かせいしゅうこず)」が特別公開されているところ。しかも全点公開されているのが素晴らしい。

かじりかじりとなるかもしれませんが・・・静山・煕パッションに感化されて・・続く!