【乙訓ジュブナイル】Nブル、乙中3年に突入! | 西山夕焼け通信 61春

西山夕焼け通信 61春

SINCE 2023 11・1 配信休止中 

京都西山の麓に育った子どもたち、
1970年に小学校に入学し、
1979年に中学を卒業した彼らも
すでに60代になった。
このブログはこれからの人生を
西山の夕焼けのごとく
あざやかに彩るために配信していきます 

中川H

👨

Nブル:三向卒

1年2組宍戸学級

2年4組土田学級

3年4組林学級

 

1978年4月 中3になる。

3年4組、担任は家庭科のH先生。
・ボクは前期生徒会役員。

クラスでは確か班長会の代表だった。

評議委員はノムさんとО石さん。

中3になると、

自分たちで勝手に班長会を運営し、

クラスづくりを進めていっていた気がする。

知らぬ間に、自治の力がついていたのだろうか。
 

6月末の合唱祭。自由曲は「大地讃頌」。

ボクはしゅうじに「おまえ、歌、へたやなあ」

と酷いことを言ったらしいが、

全く覚えていない。

改めて……しゅうじ、ごめんな。
しゅうじはナンカイ(U海くん)を

追いかけていたらしいが、

ボクはもっぱらトール
(K林くん)を追っかけて

練習に参加させようとしていた。

必死だった、そして、楽しかった。
あんなに練習したのに、

同じ「大地讃頌」を歌った

3年10組I手学級に入賞をさらわれた。

悔しかった。

次のI手先生の社会の授業をみんなで

無視しようと決めたのに、

みんなはあっさり忘れて授業参加した。

ボクだけが完全無視を決め込んだ

(と勝手に記憶している)。


夏のクラス合宿も、

自分たちで計画を立てて実行した。

鉄道に詳しい

K池くん(K池バービーと呼んでいた)が、

めっちゃ活躍してくれた。
文化祭で演劇をした。

斎藤隆介の「ゆき」をもとに自分たちで

オリジナルの脚本を書いた。

農民一揆を指導する

ジャンヌダルクのような存在の

女の子を主人公にした民話劇だった。
主演はまさに“ゆきちゃん”

(まっちゃまさん=М山ゆきこさん)。

ボクは村の長老役で、

本番で迫真(笑)の演技をした時、

舞台下で文化委員長だったミキ(М谷K彦くん)
の「役者やな~」という声が聞こえた。

うれしかった!
本番中、鶏の声(効果音)が出なくて

どうしよーっとなった時、

演出のノムさんが地声で

「コケコッコー」と言った。

こういう時、ノムさんは度胸があり、スゴい。
《エピソード 3》は続く。