春分の日に巡った春日大社の水谷九社めぐり
春日大社では、はじめて水谷九社めぐりもさせていただきました。春日大社には、春日山から流れて春日大社を通り平城京まで流れる水谷川(みずたにがわ)というものがあり、当時は生命の水として大切にされていたそうです。そのほとりは龍神信仰が盛んで、特に現在の春日大社の御祈祷所にあった龍王社はその拠点でもありました。その後、明治時代の神仏習合で合祀されていたそうですが、春日大社創建1250年を記念し、平成30年に龍王社を再建し、水谷川沿いに開運招福の霊験高い九社巡りを始めたそうです。(参考:春日大社 水谷九社めぐり水谷九社はそれぞれは小さな社で誰にもオープンに開いてますから、ただふらりとお詣りしても良いのですが、私は春日大社への神社整備とご守護の神恩感謝の気持ちもあり、ご祈祷所に正式にお伝えして、まわることにしました。さて。ご祈祷所で水谷九社めぐりをしますと伝え、初穂料1,500円をお納めすると、祈願札と地図とペンがもらえます。ご祈祷所の表のモニターに、水谷九社めぐりの説明があるのでそれを見て順路と御祈願方法を学び、祈願札に祈願したいことをペンで書きます。ペンを祈祷所にお返しし、九社巡りが始まります。水谷九社をまわってるのは私一人でした。修学旅行生のざわめきも遠くなりだんだんと集中が高まって、心が静かになる感覚です。順番に九社を回る途中、九社めぐりの人達だけが通れる道があります。ロープがかかっているのでそのロープを外して歩きます。奈良公園の真ん中で水谷川が流れる音を聞きながら、人の通らない道を歩くのは新鮮な気持ちです。一番驚いたのは、龍王社。小さな社ですが、数メートル先から明らかに違う空気が感じられます。私は霊感などないですが、そんな私でも、空気の違いがわかります。相性もあるのかもしれませんが、なんだか泣きそうになる気持ちです。九社の写真を一枚も撮ってなくてすみません。一枚だけ。天児屋根命様が御祭神の浮雲神社の看板だけ撮影していました。全部終わった後、祈祷所にもどり、すべて終わったことを報告しました。祈祷札は縦長の木なんですが、上部の丸い部分を自分で押してくり抜き、丸い部分をお守り袋に入れて、祈りを書いた木札の部分は祈祷所にお渡しして、水谷九社めぐりは終了です。はーー!水谷九社めぐり、やってよかったです!この日は私にとっては大切な自分の癒しの時間でした。祈りは人間に自然に備わった、本能の一つなんじゃないかと思います。この数年たくさんパワーチャージをしてきましたしどこの方角のどこのスポットにいついったから具体的にこうなった、なんてうまく言えないのですが、たくさんのパワーチャージや風水生活の工夫と良い人や本に出会い良い考えを自分に取り入れ思索し、行動を重ねることで想像しなかった未来が自分の身に起きつづけています。強運は独り占めせずどんどん人や社会に役立てたい。これからも夢を描き、エキサイティングな人たちと出会い、多くの人の未来を切り開くお仕事を担っていければ本望です。最後に。奈良公園の浮見堂では結婚祈念の撮影をされてました。桜の下で気持ちよさそうに花見していました。瀬戸ナナミ