「結婚にメリット感じない」 未婚率は増加傾向、なぜ「結婚」変わらない? | AERA dot. (アエラドット) 

 

 

 結婚にメリットを感じない・・・・このフレーズに違和感を覚える人はどれ位いるのだろうか?

 

 メリットとは、利点とか価値という意味であり、それを認識するのは頭脳なのです。それに反して感じるとは、心が発するものであり、その心には利点とか価値というモノは無いのです。

 

 如何に言葉がいい加減に使われているかという代表的な例であり、その言葉の意味を考えてない証拠になると思います。

 

 そもそも結婚とは、愛する者同士が誓う契りであり、それを法的な位置づけを持たせただけのモノではないでしょうか?

 

 見ず知らずの男女が知り合いになり、そこから愛する関係に進んだ結果、人生を共に生きることを誓う事。死ぬまで一緒に居たいと思う相手だから出来ることではないかと思います。

 

 しかし、残念ながらそういう理由で結婚する人は少ないと思います。むしろ、そういう理由では結婚は出来ないと思う人が殆どでしょう。

 

 生活の為に、お金の為に結婚する。それは本来の意味での結婚とは程遠いモノであり、かつて言われていた永久就職としての結婚と言えるのではないかと思います。

 

 こういう風に人間を変えたのが資本主義という名の宗教です。

 

 何度も書いているように、資本主義とは、資本=お金、主義=教義と置き換えれば「お金教」という宗教であることが分かると思います。

 

 私たち人間の世界を作っているのは言葉であり、その言葉の意味をキチンと理解すれば、この世界がどういう世界であるのかは一目瞭然という事になるのです。

 

 しかし、冒頭で書いたおかしな言葉や、資本主義という言葉によって真実は分からなくなるのです。要は私たち人間は言葉に騙されているという事になるのです。

 

 だから、自分の思うような人生にはならないし、もちろん、幸せを手にすることなど出来ない。まあ、手に入れたと思う幸せは全部嘘であり、だから、不安が付きまとう事になるのです。

 

 人間は何と言っても心の生き物なのです。心が何を感じるかで人生は決まります。頭脳がどういう価値や意味をもたらそうと、そんなものは私たち人間を騙すだけのことです。

 

 言葉の特徴は何と言っても嘘がつけること。言葉を自由自在に操ればどんな嘘も本当のように見せることが可能なのです。その言葉を鵜呑みにする洗脳を私たちは教育という名で施されているのです。

 

 渡したい人間にとって、その言葉が本当か嘘かを判断できるのが心となります。何故なら、心は嘘がつけないから。心ほど正直なモノは無いからです。

 

 従って、心を信じることさえ出来れば騙されることは無い。心のままに生きる事こそ人間らしい生き方だという事です。

 

 しかし、現実にはその逆となっている。言葉を信じて心を疑うのが現代人ではないかと思います。その結果、人間本来のあるべき結婚という行動を取る人は殆ど居なくなった。

 

 今や殆どの人はお金に支配される機械人間と言えば聞こえは良いですが、お金の奴隷、もっと言えば、金の亡者となり、人間として生きることが出来なくなったという事です。

 

 人を愛する人間が人を愛することがなくなった。その結果、結婚が愛を実らせる素晴らしいものから単なる永久就職という手段に変わったのです。

 

 それは人間から心が失われてしまったという事であり、その先にあるのは、人間の滅亡という事になると思います。結婚は価値を見出す何かの手段ではないのです。

 

 人間が生きる為に、生命体としての人間が命を繋ぐための唯一の行動なのです。他の動物にそういうモノはないので、自然のままに行動して新しい命を作り繋げることが出来る。

 

 しかし、崇高な人間は愛という心の作用がなければそれは出来ないというとても厄介な生き物なのです。従って、他の生き物からすれば滅びやすい弱々しい生き物だと言えるでしょう。

 

 よくぞこれまで生きながらえたと言えるかもしれません。

 

 相思相愛というのがどれ程難しいモノであるかを経験した人はとても多いのではないかと思います。だから、その難しさから逃げて安易な道へと進む。

 

 しかし、それは決して安易ではなく更なる険しい道となっているのではないかと思います。その道は騙された道であり、その先にゴールなどはない。

 

 全ての人が違う人間であるという当たり前のことを反故にした結果、自分という人間の存在を言葉という嘘発生装置に縋るしかなくなった人間の末路がそこにあるという事です。

 

 いや、それは正確に言えば、人間の末路などではなく、人間ではなくなった人間もどきの末路というモノになると思います。

 

 心で生きる人間であれば誰もが手にすることが出来る幸せというモノを手に入れることが出来なくなった人間もどきは、お金という嘘に作られた世界で、操られて滅んでいくという事です。

 

 でも、それが分かっていたらそんな道へは進まないのではないかと思います。それが分からないから騙されて人間もどきの道へと誘われるのです。

 

 だから、実際には更に悲惨なことになると思います。世界に一人だけの自分という人間の足跡がない。誰かに唆されて歩かされた他人が居なければ証明できない足跡。

 

 最終的には孤独になる人間としてはとても辛いことかもしれません。もっと、自分という人間を大事すべきだったと大きな後悔をすることになると思います。

 

 言葉の魔術に騙されない為には、学んではいけないのです。自分で考えて行動しないとダメなのです。自分で考えるから言葉の意味をキチンと理解しようとする。

 

 そうしないと考えることが出来ないから。考えるとは想像することであり、想像は自由で無限なのです。この神をも凌ぐ凄い力を人間は誰もが持っていることを忘れてはいけないと思います。

 

 人は皆違う。しかし、だからこそ人間は誰もが幸せになれるし、互いに助け合うことが出来る。お互いの足りない分を補い合って生きていけるのです。

 

 

1-3月期の実質GDPはマイナス転換へ、一時的な自動車減産が主因 - Bloomberg 

 

 

 この急激な円安でもGDPがマイナスになるんですね。どんだけ景気悪いのかという事でしょう。さらに驚くべきは、自動車減産が主因だという事。

 

 ある意味、自動車産業を守るために過度な円安を提供しているのに、それでも足りないほど自動車産業は衰退しているという事なのでしょうか?

 

 アメリカはちゅうごくのEVに対する関税を引き上げる措置を取ったようですが、ドル高はアメリカ経済には良くないわけで、何時までドル高を容認するか時間の問題かもしれません。

 

 日本の自動車産業は円高になると一気に窮地に追いやられることになるでしょう。国が必死に守っている自動車産業が衰退すれば日本経済は一気に衰退することになる。

 

 それは国家の衰退をもたらし、国家の存在価値を下げることになるでしょう。そもそも資本主義が衰退を始めている中で、それを無視して無理やり経済を維持しようとするのが間違いであり、その無理が今後大きな反動をもたらせる危険はあると思います。

 

 

「誰のためのJRか?」9000億円もの利益は株主に還元…国民をないがしろにするJRの「今後」(現代ビジネス)

 

 

 かつての日本は、企業は国民の為にあったと思います。日本人を快適な環境で暮らせるように日本人が頑張っていた。

 

 しかし、それが概ね達成されてからは、企業の存在価値はお金を稼ぐ組織となってしまったのではないでしょうか?

 

 顧客を見るのではなく株主を見て仕事をしている。株主の為に利益を追求する化け物と化したと思います。その化け物の中で働く人間も同じように金儲けに走り出した。

 

 そうやってお金を稼いで一体何に使うのかと思えば、それを投資するマネーゲームに興じているわけです。たくさん稼いでたくさん使えば、市場をお金が駆け巡るので国民を豊かに出来ます。

 

 しかし、それを投資されていては市場からお金が減っていき貧しい者が増えていくのです。それはまるでアメリカと同じように。

 

 アメリカは移民大国なので、お金の奪い合いをするのは平気なのでしょうが、日本は日本人の世界であり、日本人同士が争い合う事が平出来出来る人種ではないのです。

 

 そんなことをしていては生きていけなくなるのが日本人だと思います。その証拠が急激な少子化という形で表れているのではないかと。

 

 日本丸という同じ船に乗っている日本人がいがみ合うと日本丸は沈没するのです。こういう風に日本人を狂わせたのが学校教育という事になるでしょう。

 

 アメリカは人種だ別の国であり、奴隷の国なのです。あんな酷い国を真似てはいけないのです。何度も書いていますが、資本主義とは、資本=お金、主義=教義と置き換えれば「お金教」という宗教であることが分かると思います。

 

 お金という紙きれで国民を国家の奴隷として働かせる体制と作るのです。アメリカ人はそういう人間たちですからそれで上手く行くのでしょうが、日本人はそれでは上手く行かない。

 

 そもそも同一人種がクラス社会に格差があってはいけない。国家が発行する紙きれで差別してはいけないのです。それをやれるのは人でなしの欧米人だけです。

 

 日本は奴隷社会ではないのです。そもそも育ってきた環境が全く違うのであり、日本人にあった環境を作らないといけないのです。そういう点で、もはや日本人に企業も国家も要らないと考えます。

 

 国家や企業を守れば日本人が滅びる。今ではあまり言われませんが、日本人は金儲けを悪い事だと嫌がる人種なのです。それはとても的を得ており、金儲けの本質は他人を騙すことだからです。

 

 これも何度も書いていますが、原価100円のモノを幾らでどれくらい売るかで儲けが決まるのです。これを1万円で売れば霊感商法と言われるでしょう。

 

 しかし、少しでも高くたくさん売るためには、買い手を騙さないと出来ないのです。その商品が200円の価値があると思わせないと誰も200円では買わないから。

 

 そうやって買い手を騙すことを平気で出来るからたくさんのお金を手に入れられるのです。それをビジネスという言葉を使ってやっているのがアメリカ人という事になります。

 

 要は企業に居るのは見掛けを良くした詐欺師であり、詐欺師の集団という事になるのです。そういう組織が日本人の為になるかと言えばそんなことはないでしょう。

 

 むしろ、日本人をイジメる組織と言えると思います。そういう組織に喜んでいく若者を作っているのが学校教育という洗脳です。

 

 学校で教える学びとは、他人の知識を盗むことを教えることであり、その習慣が他人のお金を盗む行動を平気で行わせるのです。強引に盗めば窃盗という犯罪になりますし、相手を騙して奪えば詐欺罪になる。大事なのは、相手に気づかれないように盗むことです。

 

 実に酷い世界だと思います。こういう世界で日本人は生きれないのです。その事に早く気づくべきだと思います。