2026年09月05日(土)に行われたWEリーグ第3節@YANMAR HANASAKA STADIUM
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アジア大会とU-20ポーランド・U-17モロッコで、主力選手が招集されて、メンバーが大きく変わってしまうチームも有るため、当面はクラシエCUPの試合は、ブログにはしません。
レポートしなかったWEリーグの試合を、しばらくの間記事にして行きます。
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まず、両チームの今期ここまでと、2025/2026WEリーグのSTATSを表にまとめます。1試合当たりの平均値で示します。

C大阪は2025/2026リーグ戦で5勝6分け11敗、20得点34失点で10位。
2025夏に11宝田選手が海外から復帰したが、FWでは結果を出せず。入団即機能した19新井選手も怪我がちで、攻撃体制の試行錯誤が長く続いてしまったシーズンだった。
この夏、山下さん・田中さんらの引退などがあったが、主力はほぼ残っていて、監督も留任。昨期と同じような戦い方ができる。
昨期は色々なシステムやったが、今期開幕戦からは3-4-2-1。
10脇阪選手のシャドウまたはTOP、35林祐選手(16歳2種登録)の左WBが今期の特徴。
・・・だったのだが、その35林祐選手がEL埼玉戦で足の靭帯を損傷・離脱している。
元から駒数は豊富ではないので、その面でも痛手である。
戦績・STATSは上表のよう。
U-20ポーランドで1名和選手・20田子選手、アジア大会に11宝田選手を派遣していることも考慮すると、「ほぼ順調。昨期の順位とSTATSを僅かだが上回っている。」が私の印象。
この第3節もシステムは3-4-2-1。
第2節と同じメンバー・配置で、左WB: 35林祐選手は3試合連続の先発。
5浅山選手・7荻久保選手・26北原選手らはベンチスタート。新戦力6久保田選手・15E米田選手・16武内選手も座っている。
S広島Rは2025/2026リーグ戦で10勝8分け4敗、30得点20失点で4位。
皇后杯で優勝、冬に17神谷選手らを補強し、春になってからのリーグ戦は無敗で、STATSも良かった。
この夏の選手の異動はごく僅かで、2026/2027は大きな期待感が有る。
4-3-3がデフォルトのチームだが、守備4-4-2⇔攻撃3-4-2-1(右SBを1列上げる)の変形システムも第2節でやっていた。
戦績・STATSは上表の通り。
U-20ポーランドで32石田選手、アジア大会に主力4人を派遣していることを考慮すると現時点でのCUP戦は、評価の対象とはしにくい。
リーグ戦だけの話になるが、「点が取れていないのは不満だが、内容的には良い試合が出来ている。」が私の評価となる。
また、5市瀬選手が負傷離脱してしまったが、昨期離脱していた選手たちの復帰は順調そうで、駒数的にも余裕が増えてきている。
この試合は、4-3-3。
右SB:18渡邊選手、右SH:30李選手の縦関係。
20島袋選手・28古賀選手らはベンチスタート。怪我から復帰した両DF:3呉屋選手・6左山選手も2試合連続で座っている。
なお、32石田選手はU-20ポーランドに招集されている。
前半、S広島Rがボールを持つが、膠着して進み、HT。
後半も両軍攻めあぐね、やや優勢に進めていたS広島Rが決勝点を奪って勝っている。
ボール支配率: C大阪 47%-53% S広島R (Footystats.org)
シュート状況は下図の通り。
C大阪は惜敗。
過去色々な対策をやっても11中嶋選手の突破を許していたので、それを抑えることが、おそらくこの試合の第1課題。9和田選手中心にそれに成功していて、C大阪の思惑の方が上手く行っていた試合だったと思う。
だが、その分9和田選手の攻撃力を封印してしまい、試合が膠着した。
20田子選手が居ないので、形の整った相手守備を攻略するのは、ちょっと難しい前戦の構成。ショートカウンターを中心に置かざるを得ないと思うのだが、前プレスをさほど積極的に掛けていたとは思えない。得点の臭いがあまりしない試合になってしまった。
S広島Rは、勝ったけれど、上手く行かなかった試合。
ミドルシュート中心の攻撃で、C大阪のDFラインを崩した攻撃はほとんど出来ていないことが、上図からも解る。
① 両サイド共にそれなりに進んでいたが、深くえぐる所まではいけなかった。
② いつもと比較すると真ん中からの展開で、相手WBのウラを攻めては居なかった。
③ クロスの精度ももう一つ。
しかし、やられている訳では無かったので、特に変える事無く進めてしまったのだろう。
では、いつものようにコーナーキックを見ていく。
(1)両チームのディフェンスシステムと攻撃体制。
C大阪は、マンツーマンディフェンス中心で2人のゾーン固定配置。
S広島Rは、マンツーマンディフェンス中心で3人のゾーン固定配置。

下表に、スタメンを身長順に並べる。
互角の範囲のマッチアップ関係。
(2)統計
例によって、私が採っているSTATSを紹介します。
2nd回収A:守備ラインが上がり切る前に2次攻撃(シュート・クロスなど)
2nd回収B:守備ラインが上がりきってから2次攻撃(同上)
2ndロスト:守備側がボールを拾って確保
2nd逆襲:守備側がボールを拾って逆襲
トータルシュート数:{プレーの中断、守備側の確保、攻撃側バックス陣帰陣}までに打ったシュート数。
(3)コーナーキックの内容と特記すべきプレー
A.C大阪のコーナーキック
a)体制
キッカーは35林祐選手(右利き)26北原選手(左利き)。
受け手の体制は、以下のようにして始まっている。
・ニアへ: 3米田博選手・4四本選手
・正面からファーへ: 11宝田選手・17中谷選手・9和田選手
・GK脇: 13百濃選手
・ショートコーナー: 10脇阪選手
・コボレ狙い: 14高和選手
・セーフティー: 18宮本選手
b)結果概要
ポインタはDAZN の時間。ただし、CMが挿入されるなどして約15秒単位でずれることがあります。
1本目 (1:33 ポインタ16:9) 左CK ショートコーナー 35林祐選手→10脇阪選手→35林祐選手クロス→17神谷選手ヘディングクリア
⇒9和田選手回収→18宮本選手。再組み立て。
2本目 (54:32 ポインタ1:24:52) 左CK 35林祐選手→15藤生選手ヘディングクリア。スローイン。
3本目 (89:05 ポインタ1:59:25) 左CK 26北原選手→17中谷選手ヘディングシュート・28古賀選手ヘディングブロック→9和田選手
⇒11宝田選手回収→18宮本選手クロス→3呉屋選手クリア。スローイン。
4本目 (92:33 ポインタ2:2:53) 右CK 26北原選手→GK木稲選手キャッチ。

c)全般的な印象と特記すべきプレー
最近のメインターゲットはファーの17中谷選手。身長では4番目だが、ヘディングが高く技術もある。実際4本中3本普通に蹴って、全て正面~ファーサイド。
S広島Rもそれを承知していて、スタメンでは2番目に高い30李選手、交代後14松本選手をマークに付けている。
その17中谷選手がヘディングシュートを3本目 (89:05 ポインタ1:59:25)に打っているので図にしておく。

① 17中谷選手がヘディングシュート
14松本選手と場所取り合戦。少しゴールから遠ざかる方向に飛んでヘディングシュート。バスケットで言うところのフェードアウェイ。
おそらくゴール枠に飛んでいて、17中谷選手の技術はやはり高い。
それを、28古賀選手がニアポスト前から詰めていて、ヘディングでブロックしている。
28古賀選手・17神谷選手は、共にストーンとして非常に守備範囲広く守れている。
② 11宝田選手のマークが漏れている。
ストーンが3枚なので、マークが1枚足りないのだが、11宝田選手を漏らすとはちょっと有り得ない・・・と思ったのだが、
続く6本目でS広島Rは修正し、身長が高くない18渡邊選手がマークに付いた。
要するにS広島Rは、11宝田選手をあまり危険とは考えていないし、
11宝田選手も積極的にボールを呼んだりしていない。
2020年なでしこリーグ時代の11宝田選手は、チームのヘディングの中心で、非常に積極的にボール落下点へ向かっていたが、最近は大人しい。
このシーンは少し見ていても寂しかった。
B.S広島Rのコーナーキック
a)体制
キッカーは8小川選手(右利き)。
受け手の体制は、以下のようにして始まっている。
・ニアへ: 9上野選手・30李選手
・正面からファーへ: 15藤生選手・17神谷選手・38嶋田選手
・GK脇: 18渡邊選手
・ショートコーナー: -
・コボレ狙い: 23柳瀬選手・4朝倉選手
・セーフティー: 11中嶋選手
b)結果概要
ポインタはDAZN の時間。ただし、CMが挿入されるなどして約15秒単位でずれることがあります。
1本目 (9:48 ポインタ24:24) 左CK ショートコーナー 8小川選手→18渡邊選手→8小川選手→23柳瀬選手クロス→15藤生選手
⇒8小川選手クロス→3米田博選手・9上野選手(?誤審)。Gキック。
2本目 (39:33 ポインタ54:9) 右CK 8小川選手→GK西中選手パンチング→13百農選手ドリブル・4朝倉選手カット・ドリブル・13百農選手カット・ドリブル。4朝倉選手ファール。
3本目 (41:43 ポインタ56:19) 右CK G前密集陣形 8小川選手→(17神谷選手)ルーズボール
⇒15藤生選手回収・35林祐選手・15藤生選手→4朝倉選手クロス。G前を越えてGキック。

4本目 (45:12+ ポインタ59:48) 左CK 8小川選手→30李選手ヘディングシュート→浮いて左へ→18宮本選手。スローイン。
5本目 (65:44 ポインタ1:36:4) 右CK 8小川選手→17神谷選手ヘディング折り返し→3米田博選手ヘディングクリア(・14松本選手ブロック・誤審?)。Gキック。
6本目 (74:7 ポインタ1:44:27) 左CK 8小川選手→38嶋田選手トラップ・9和田選手カット・38嶋田選手→9和田選手ドリブル・クリア。スローイン。

c)全般的な印象と特記すべきプレー
ア) メインターゲットは17神谷選手・38嶋田選手のファー
ピックプレーも使っているし、狙いも見ていて伝わってくるので、戦略レベル的には悪くない。
だが、この試合は少しキックが合わず、17神谷選手のシュート1本に終わってしまっている。
イ) ニアポスト前6mくらいに密集を作って攻めるパターン。
2026春から見られるパターン。この試合でも、2本目 (39:33 ポインタ54:9) 5本目 (65:44 ポインタ1:36:4)で使用、17神谷選手と38嶋田選手がファーへ回っている。(図は4-642参照)
それに対し、C大阪は準備していたようで、上手くブロックを交わして、マークを剥がされずに付けている。
さすがに使用頻度が高いし、セットしてからのパターンが少ないので、バレてしまっていると効果は薄い。工夫が必要な段階になっている。
以上です。
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ブログ内関連記事
2-3 局面的な技術:パターン① ラッシュ&ピックB 2015/11/29
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関連記事など、外部リンク
DAZN(有料)
C大阪 vs 広島 : 第3節
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【公式】ハイライト:セレッソ大阪ヤンマーレディース vs サンフレッチェ広島レジーナ【2026/27WEリーグ 第3節 2026.9.5】
https://www.youtube.com/watch?v=pPsdJDJ-Kok
Footystats.org
2026年9月5日 - 18時00分 (Asia/Tokyo)セレッソ大阪堺レディース対サンフレッチェ・広島
https://footystats.org/jp/japan/cerezo-osaka-sakai-ladies-vs-fc-sanfrecce-hiroshima-regina-h2h-stats#8561969
C大阪_HP
2026/27 WEリーグ 第3節 2026.9.5 土 セレッソ大阪ヤンマーレディース 0 - 1 サンフレッチェ広島レジーナ
https://www.cerezo.jp/ladies/matches/result/2026090520/
S広島R_HP
9.5 土 18:00 WEリーグ 第3節 vs. セレッソ大阪ヤンマーレディース AWAYYANMAR HANASAKA STADIUM セレッソ大阪ヤンマーレディース 0 対 1 サンフレッチェ広島レジーナ
https://www.sanfrecce.co.jp/regina/matches/20260905/report




