2026年08月19日(土)に行われたWEリーグ第2節@エディオンピースウイング広島
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アジア大会とU-20ポーランド・U-17モロッコで、主力選手が招集されて、メンバーが大きく変わってしまうチームも有るため、当面はクラシエCUPの試合は、ブログにはしません。
レポートしなかったWEリーグの試合を、しばらくの間記事にして行きます。
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まず、両チームの2025/2026WEリーグのSTATSを表にまとめます。1試合当たりの平均値で示します。

S広島Rは2025/2026リーグ戦で10勝8分け4敗、30得点20失点で4位。
皇后杯で優勝、冬に17神谷選手らを補強し、春になってからのリーグ戦は無敗で、STATSも良かった。
この夏の選手の異動はごく僅かで、2026/2027はいよいよ3強を崩すのでは・・・と、私は期待している。
守備4-4-2・攻撃3-4-2-1の変形システム。
先発は昨期と基本的に変わっていない。CB:38嶋田選手、右SH:7伊藤め選手、右SB:20島袋選手が選択されている。
18渡邊選手・28古賀選手らはベンチスタート。怪我から復帰した両DF:3呉屋選手・6左山選手も座っているのは朗報だが、入れ替わるようにしてDF5市瀬選手の怪我離脱が発表されている。
なお、32石田選手はU-20ポーランドに招集されている。
大宮は2025/2026リーグ戦で6勝9分け7敗、24得点28失点で7位。
RBグループの一員になり、攻撃的になったが、内容の割に星を稼げなかった印象。
2026夏、控えの攻撃的な選手を多く放出したのと、GK福田選手返還は不安要素で、それに見合った補強は出来ていない。
システムは4-4-2。順当なスタメン配置だと思う。
ただ17齊藤選手が連続ベンチスタートで少し出遅れている印象。11大島選手・27牧野選手らも座っている。
13仲田選手・15林選手は登録外。33佐藤百選手はU-20ポーランド。
前半、S広島Rがペースを掴んで攻め込む。大宮のミスから先制する。
後半、大宮が押し返したが、すぐにS広島Rが優勢になり、追加点を取って勝っている。
ボール支配率: S広島R 63%-37% 大宮 (Footystats.org)
シュート状況は下図の通り。
S広島Rは完勝。内容的にも、ほぼ全時間帯でペースを握り、強い内容だった
攻撃時に20島袋選手を高く配置するなどした変形システムも有効で、分厚い攻撃になっていたと思う。
課題が有るとすれば、攻めている割に点が入っていないこと。
この試合の場合はもっと楽に勝つべきであった。特に、相手ミスとセットプレーからの得点で、流れの中からは取れていないのは不満。
ここまでの戦いぶりをみると、開幕戦@I神戸で負けたが有利に進めていたし、@C大阪も辛勝だったが内容は悪くなかった。
9上野選手にまだ得点が付かいなど、スコア的には満足できないだろうが、
シーズンスタートとしては、「ほぼ上手く行っている。」と私は評価する。
例年成績の良いカップ戦は、主力4人をアジア大会に派遣しながら現在1勝1敗で、まずまず。
また、怪我から帰った選手たちの試運転と、始めて上げた下部組織の選手たちのテストが出来ると言う意味でも、有意義な場になっていると思う。
大宮は完敗。
新潟L戦(4-639)も同じような変形されて、前半飲水タイムくらいまで苦労していたが、その後は反撃できた。だが、この試合はS広島Rの両サイドに突破力を発揮され、動き回る23柳瀬選手を捕まえることも出来なかった。
後半入りの部分で、前プレスを強めて少しは盛り返せたが、長続きしない。
2026夏に攻撃型の選手を複数放出したため、「選手交代による期待感」も減少している。
良い所がほとんど出ない試合だった。
ここまでの戦いぶりを見ると、浦和に善戦したが惜敗、新潟Lと互角に戦って逆転勝ち。
カップ戦は、AC長野と@浦和に苦しみながらも連勝。
シーズンスタートとしては「良くなってきているが、看板の攻撃的サッカーは出来ていない。」と言うところだろう。
では、いつものようにコーナーキックを見ていく。
(1)両チームのディフェンスシステムと攻撃体制
S広島Rは、マンツーマンディフェンス中心で3人のゾーン固定配置。
大宮は、マンツーマンディフェンス中心で2人のゾーン固定配置。

下表に、スタメンを身長順に並べる。
互角の範囲のマッチアップ関係。
(2)統計
例によって、私が採っているSTATSを紹介します。
2nd回収A:守備ラインが上がり切る前に2次攻撃(シュート・クロスなど)
2nd回収B:守備ラインが上がりきってから2次攻撃(同上)
2ndロスト:守備側がボールを拾って確保
2nd逆襲:守備側がボールを拾って逆襲
トータルシュート数:{プレーの中断、守備側の確保、攻撃側バックス陣帰陣}までに打ったシュート数。
(3)コーナーキックの内容と特記すべきプレー
A.S広島Rのコーナーキック
a)体制
キッカーは8小川選手(右利き)。
受け手の体制は、以下のようにして始まっている。
・ニアへ: 9上野選手・17神谷選手
・正面からファーへ: 4朝倉選手・15藤生選手・38嶋田選手
・GK脇: 20島袋選手
・ショートコーナー: 23柳瀬選手
・コボレ狙い: 7伊藤め選手
・セーフティー: 11中嶋選手
b)結果概要
ポインタはDAZN の時間。ただし、CMが挿入されるなどして約15秒単位でずれることがあります。
1本目 (4:14 ポインタ24:45) 右CK 8小川選手→(9上野選手)ルーズボール→15藤生選手シュート・8阪口選手ブロック
⇒7伊藤め選手回収→15藤生選手・8阪口選手→20門脇選手ドリブル・逆襲→6杉澤選手ドリブル・7伊藤め選手・2落合選手。組み立て。
2本目 (6:20 ポインタ26:51) 右CK 8小川選手→(?)バウンド・8阪口選手ヘディングクリア。再CK。
3本目 (7:24 ポインタ27:55) 左CK ショートコーナー 8小川選手→9上野選手→8小川選手クロス→GK伊藤有選手パンチング
⇒23柳瀬選手回収→7伊藤め選手→11中嶋選手フィード→14宗形選手ヘディング
⇒9上野選手回収→8小川選手→15藤生選手→9上野選手→8小川選手ドリブル(14宗形選手カワシ)シュート・4高橋美選手ブロック。再CK。
4本目 (8:23 ポインタ28:54) 左CK G前密集陣形 8小川選手→10乗松選手ヘディングクリア
⇒11中嶋選手回収→23柳瀬選手クロス→9西尾選手ヘディングクリア→20門脇選手→34浜田選手逆襲→(20門脇選手)11中嶋選手。再組み立て。
5本目 (29:1 ポインタ49:32) 左CK 8小川選手 ニアポスト前枠線上に5人密集→17神谷選手シュート・8阪口選手ブロック・クリア。スローイン。

6本目 (36:55 ポインタ57:26) 左CK ショートコーナー 8小川選手→23柳瀬選手→8小川選手クロス→10乗松選手クリア。スローイン。
7本目 (52:10 ポインタ1:29:48) 右CK ニアポスト前枠線上に5人密集 8小川選手→GK伊藤有選手キャッチ。
8本目 (57:38 ポインタ1:35:1) 左CK 8小川選手→9上野選手フリック・3金平選手ブロック
⇒7伊藤め選手ダイレクトシュート・4朝倉選手ブロック→15藤生選手シュート→GK伊藤有選手キャッチ。
9本目 (63:58 ポインタ1:41:21) 左CK 8小川選手→(4朝倉選手)バウンド・ルーズボール
⇒15藤生選手回収・ドリブル・クロス→17神谷選手ボレーシュート・ミートセズ→GK伊藤有選手キャッチ。
10本目 (79:9 ポインタ1:56:32) 右CK 8小川選手→17神谷選手ヘディングシュート。ゴール!!。

c)全般的な印象と特記すべきプレー
ア) 5本目 (29:1 ポインタ49:32)・7本目 (52:10 ポインタ1:29:48)
昨春辺りからチョクチョク見かける配置で、ニアポスト前・PK枠上に5人が集まって、2人がファーに回るプレー。ピックプレーを使っていて、かなりの高確率でフリーを作っている。
5本目 (29:1 ポインタ49:32)はキックが短くて企画が不成立になっているが、
7本目 (52:10 ポインタ1:29:48)は、GK伊藤有選手にキャッチされてはいるモノの、形には成っているので下図にする。

ファー側へのピックプレーなので、ガッツリ掛かるケースが多い。
ニア側の38嶋田選手・17神谷選手がファーへ回って、4朝倉選手・15藤生選手・9上野選手でピックすると言う算段だろう。
① 38嶋田選手がファーへ回る。
マークの34浜田選手は4朝倉選手にピックされて、38嶋田選手はフリー。
② 17神谷選手がファーへ回る。
マークの17齊藤選手を15藤生選手がピック。17齊藤選手はゴール側に迂回して追った。
17神谷選手がファーポスト前まで行って待ったため、17齊藤選手は追いついている。
イ) 10本目 (79:9 ポインタ1:56:32)
17神谷選手のヘディングシュートが決まったプレー。マークの8阪口選手をピックプレーで剥がし、ランニングジャンプでヘディングを決めている。

動画:WEリーグが特別にピックアップしています。
https://www.youtube.com/watch?v=A9AUvgF9NBc
なかなかのビューティフルゴールです。今期の年間ゴールランキングTOP候補でしょう。
① 大宮の守備が変則的になっていた。
直前のプレーで10乗松選手の治療をしていたため、ニア:9西尾選手とファー:17齊藤選手のゾーン固定配置で守ろうとしていた。が、直前に10乗松選手の治療が終わって戻って来た。
そのため、3人のゾーン固定配置に成ったのだが、17齊藤選手がマークしていた17神谷選手に8阪口選手(本来なら18渡邊選手マーク)がこの試合始めて付いた。
そのため、サイズ的ミスマッチだし、ピックプレーに対する準備不足が生じている。
② 17神谷選手は、じっくり溜めてスタート、ランニングジャンプで捉えている。
最近落下点に早く入って場所取りをしたがる選手が多く、溜められる選手は減っていると思います。
2010年代のなでしこリーグでは、岩清水さん・阪口さん(日テレ)・澤さん(I神戸)・櫻本さん(ジェフL)など結構居たように思います。
③ 17神谷選手が、マークの8阪口選手をピックプレーで剥がしている。
4朝倉選手・2落合選手2人を壁に使って17神谷選手がスタート。4朝倉選手の背中に8阪口選手はぶつかって、転倒。17神谷選手はフリー。
④ 17神谷選手が10乗松選手に競り勝ちヘディングシュートが決まる。
ランニングジャンプの17神谷選手と、バックステップからのジャンプの10乗松選手では高さが頭半分違う。
浮いて守っていた17齊藤選手は、17神谷選手を見ていたのだが、落下点をファー側に目測。それだけ17神谷選手のジャンプが高かったのだろう。
また、38嶋田選手に34浜田選手がダッシュで抜かれていたため、
そちらの方が危険だと判断した17齊藤選手はヘルプに行って、競りに参加できていない。
17齊藤選手はボールオンリーではなく、視野を広くした高度な守備をしているのだが、それがここでは裏目に出てしまっている。
B.大宮のコーナーキック
a)体制
キッカーは4高橋美選手(右利き)。
受け手の体制は、以下のようにして始まっている。
・ニアへ: 3金平選手
・正面からファーへ: 34浜田選手・8阪口選手
・GK脇: 20門脇選手
・GK脇からニアへ: 10乗松選手・9西尾選手
・ショートコーナー: -
・コボレ狙い: 14宗形選手・2落合選手
・セーフティー: 6杉澤選手
b)結果概要
ポインタはDAZN の時間。ただし、CMが挿入されるなどして約15秒単位でずれることがあります。
1本目 (13:16 ポインタ33:47) 左CK 4高橋美選手→9上野選手ヘディング→14宗形選手ヘディング→23柳瀬選手クリア
⇒34浜田選手回収・20島袋選手。スローイン。
2本目 (22:13 ポインタ42:44) 右CK 4高橋美選手→9上野選手ヘディングクリア
⇒14宗形選手ダイレクトハーフボレーシュート。浮いてGキック。

c)全般的な印象と特記すべきプレー
このチームのメインターゲットは10乗松選手で、この試合ではニアで使われている。
でもWEリーグ初期からニアでは、ほとんど結果が出ていない。
昨春や第3節の新潟L戦のように、10乗松選手はファーに配置した方が、効果的だと思う。
理由は80分の17神谷選手のように、10乗松選手は溜めてからランニングジャンプで勝負できるからである。
以上です。
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2-3 局面的な技術:パターン① ラッシュ&ピックB 2015/11/29
2-6 局面的な技術:パターン④ ループ 2015/12/18
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【MATCH OF THE WEEK】広島 vs 大宮 : 第2節
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【公式】ハイライト:サンフレッチェ広島レジーナ vs RB大宮アルディージャWOMEN【2026/27WEリーグ 第2節 2026.8.29】
https://www.youtube.com/watch?v=dwGAZQG8FyA
Footystats.org
2026年8月29日 - 19時00分 (Asia/Tokyo)サンフレッチェ・広島対大宮・アルディージャ・ベントス
https://footystats.org/jp/japan/fc-sanfrecce-hiroshima-regina-vs-omiya-ardija-ventus-h2h-stats#8562044
S広島R_HP
8.29 土 19:00 WEリーグ 第2節 vs. RB大宮アルディージャWOMEN HOMEエディオンピースウイング広島
サンフレッチェ広島レジーナ 2 対 0 RB大宮アルディージャWOMEN
https://www.sanfrecce.co.jp/regina/matches/20260829/report
大宮_HP
サンフレッチェ広島レジーナ 2 - 0 RB大宮 26/27WEリーグ 第2節
https://www.rbomiya.com/jp-ja/match/omiya-match-2026082926/matchday




