12月30日（土）に行われた第７節＠熊谷スポーツ文化公園陸上競技場。
ＤＡＺＮ（有料）
https://www.dazn.com/ja-JP/fixture/ContentId:bdsuqi3sxg6y9vvwwlbomj504/bdsuqi3sxg6y9vvwwlbomj504
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ＥＬ埼玉は、ＷＥリーグここまで、１勝１分４敗、４得点７失点。
＠Ｓ広島Ｒに勝ち、＠東京ＮＢに分け、マイ仙台・＠浦和・Ｃ大阪・千葉Ｌに負け。
２年連続で最下位だったが、今年も苦戦している。
第６節までのＳＴＡＴＳを見ても、シュート数(48本/被67本：10位)、コーナーキック数(21本/被32本：10位)と、相手関係が厳しい目ではあるが、押し込まれている。
システムはカップ戦やリーグ開幕後は４－２－３－１が多かったが、
このところ３バックで、この試合は３－４－２－１。
先発メンバーは、この２・３戦とほぼ同じで、カップ戦に回帰して、6瀬野選手を１ＴＯＰに据えている。
ベンチには3松久保選手ら順当なところが座っている。
ＡＣ長野は、ＷＥリーグここまで２勝２分け２敗、５得点７失点。
Ｓ広島Ｒ・＠Ｃ大阪に勝って、新潟Ｌ・Ｉ神戸に分け、＠東京ＮＢ・＠浦和に負けと、
私に言わせればまずまずの出だし。
ここまでのＳＴＡＴＳ的には、シュート数(55本/被71本：9位)、コーナーキック数(24本/被35本：9位)と、３強と全部当たったことを考えると、健闘していると思う。
システムはこのところ定番の４－２－３－１。
ＣＢに24橋谷選手・右ＳＢに5岩下選手、ＴＯＰに10デーンダー選手。
ベンチには、11川船選手・18伊藤め選手が帰って来て、2奥津選手・6大久保選手らが座っている。
1伊藤有選手・28稲村選手はカップ戦からここまで、断続的にしか登録・出場がなく、何か抱えているように思われる。
前半は、ＡＣ長野がやや押し気味に進めるが、ＥＬ埼玉が先制。
後半、ほぼ互角の展開で、そのままＥＬ埼玉が１点を守って勝っている。
ボール支配率： ＥＬ埼玉 40%－60% ＡＣ長野 （Footystats.org）
シュート状況は下図の通り。
ＥＬ埼玉は、ホームゲームで初勝利。
キャプテン10吉田莉選手の得点での勝利で、良い勝ちだと思う。
プレスで嵌めて、早く攻める戦い方で、可能性の高いチャンスを多く作っていた。
ただ、課題も多い。
① プレスが空振りに終わることが多かったし、その際の突破され方も良く無い時が多い。
② ビルドアップからは、チャンスを作れていなくて、ほとんど中盤で行き詰まっている。
③ 前３人（6瀬野選手・8園田選手・10吉田莉選手）の個人技に頼った攻撃になっている。
次は皇后杯で東京ＮＢ戦。厳しい戦いになるだろうが、少ないチャンスを活かして、良い試合をしてもらいたい。
ＡＣ長野は悔しい敗戦。
試合全体を通して、ボールをコントロールしながら、ゲームを進めることが出来ていた。
10デーンダー選手も拠点として機能するようになって、確実にボールは運べていた。
ただ、行き詰まりがちで、ＥＬ埼玉のバックラインを崩す所までは、なかなか行かないし、
失点シーン以外にもＥＬ埼玉のプレスに引っ掛かって、ピンチにも陥っていた。
過去２年瀧澤莉央・瀧澤千聖選手に最後を委ねるような戦いだったが、代わりが出てこないし、得意の前戦のプレスは、ここ２年ほどの出来では無い。
11川船選手と18伊藤め選手がこの試合で復帰したので、ウィンターブレークの間に立て直してもらいたい。
では、いつものようにコーナーキックを見ていく。
(1)両チームのディフェンスシステムと攻撃体制。
ＥＬ埼玉は、マンツーマンディフェンス中心に、２人のゾーン固定配置。
ＡＣ長野も、マンツーマンディフェンス中心に、２人のゾーン固定配置だと思われる。
DAZNの映像に、蹴る前の状況が映っておらず、確認出来ないので、想像を含みます。
両チームの先発を背の順に並べると以下の様になる。
ややＡＣ長野有利だが、互角の範囲のマッチアップ関係。
(2)統計
例によって、私が採っているSTATSを紹介します。
2nd回収A：守備ラインが上がり切る前に２次攻撃（シュート・クロスなど）
2nd回収B：守備ラインが上がりきってから２次攻撃（同上）
2ndロスト：守備側がボールを拾って確保
2nd逆襲：守備側がボールを拾って逆襲
トータルシュート数：｛プレーの中断、守備側の確保、攻撃側バックス陣帰陣｝までに打ったシュート数。
(3)コーナーキックの内容と特記すべきプレー
Ａ．ＥＬ埼玉のコーナーキック
a)体制
キッカーは5瀬戸口選手（右利き）。
蹴り出した後しか映ってないので、推定を含むが、受け手の体制は、以下のようだった。
・ニアへ： 24大沼選手・6瀬野選手
・正面からファーへ： 2木下選手・20岸選手
・GK脇： 13佐久間選手
･ショートコーナー： －
・コボレ狙い： 8園田選手・17唐橋選手
・セーフティー： 10吉田莉選手・19金平選手
ｂ）結果概要
ポインタはDAZN の時間。
１本目 (59:22 ﾎﾟｲﾝﾀ1:28:54) 右CK 5瀬戸口選手→10デーンダー選手ﾍﾃﾞｨﾝｸﾞｸﾘｱ→8園田選手・20宮本選手・13佐久間選手
⇒10吉田莉選手回収→5瀬戸口選手ｸﾛｽ→（6瀬野選手を越える）。Gｷｯｸ。
ｃ）全般的な印象と特記すべきプレー
1本だけだったし、蹴った後からしか映っていないし、その時点で何も企画の痕跡らしきモノが無かった。
特記できるようなモノは無い。
Ｂ．ＡＣ長野のコーナーキック
a)体制
キッカーは8福田選手（左利き）16鈴木選手・6大久保選手（右利き）。
受け手の体制は、以下のようにして始まっている。
・ニアへ： 29小澤選手・10デーンダー選手
・正面からファーへ： 22奥川選手・3岡本選手・24橋谷選手
・GK脇： 20宮本選手
･ショートコーナー： 16鈴木選手
・コボレ狙い： 14菊池選手
・セーフティー： 5岩下選手
ｂ）結果概要
ポインタはDAZN の時間。
１本目 (36:47 ﾎﾟｲﾝﾀ50:52) 右CK 8福田選手→17唐橋選手ﾍﾃﾞｨﾝｸﾞｸﾘｱ
⇒3岡本選手回収→14菊池選手ﾌｨｰﾄﾞ→GK浅野選手ｷｬｯﾁ。
２本目 (50:9 ﾎﾟｲﾝﾀ1:19:41) 右CK 16鈴木選手→17唐橋選手ﾍﾃﾞｨﾝｸﾞｸﾘｱ
⇒5岩下選手回収→6大久保選手ﾛﾝｸﾞｲｰﾄﾞ→2木下選手ﾍﾃﾞｨﾝｸﾞｸﾘｱ→8園田選手
⇒3岡本選手回収→18伊藤め選手→20宮本選手ﾄﾞﾘﾌﾞﾙ・6瀬野選手ｸﾘｱ。ｽﾛｰｲﾝ。
３本目 (52:48 ﾎﾟｲﾝﾀ1:22:20) 左CK 6大久保選手→5瀬戸口選手ﾍﾃﾞｨﾝｸﾞ→20岸選手ｸﾘｱ。ｽﾛｰｲﾝ。
４本目 (73:25 ﾎﾟｲﾝﾀ1:42:57) 左CK 6大久保選手→5瀬戸口選手→8園田選手ｸﾘｱ。ｽﾛｰｲﾝ。
ｃ）全般的な印象と特記すべきプレー
２本目 (50:9 ﾎﾟｲﾝﾀ1:19:41)、22奥川選手が20岸選手をブロックして、一瞬10デーンダー選手がフリーになるが、17唐橋選手がマークチェンジして、ボールをクリアしている。
約１年前までは、色々企画を見せていたＡＣ長野だが、22奥川選手が個人的にブロックをやっているくらいで、それも頻度は高くない。
皇后杯では良いゴールが有ったが、次はかなり先になりそうに思う。
以上です。
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【公式】ハイライト：ちふれASエルフェン埼玉 vs AC長野パルセイロ・レディース【2023-24 WEリーグ 第7節 2023.12.30】
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サッカーデータと順位表 › 日本 › WEリーグ › ASエルフェン埼玉 vs AC長野パルセイロ・レディース
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