WEリーグデーターサイト(WE LEAGUE Data Site)で、得点ランキングを見ることが出来ます。(ちょっとたどり着き難い)

ですが、そもそも公式記録にアシストの記載がありませんので、公式記録や配信映像を見て私が打ち込んだデータから、ランキング表を作りました。

 

また、得点王は浦和の菅澤選手になりましたが、角度を変えて各ストライカーの得点を評価してみました。

 

 

(1)アシストランキング

 

公式記録員でも無い私がアシストの評価をしていますが、

一応、公式記録の得点経緯とDAZN配信・公式ハイライトを見て決めています。

 

 

アシスト王は2年連続で、浦和の8猶本選手です。

上位には、セットプレーのキッカーが多く並ぶ中、

浦和の11清家選手が2位・9菅澤選手が3位とストライカー陣も健闘しています。

そりゃあ強いハズ、優勝も当然ですね。

 

 

(2)ストライカーの評価

 

まず、東京NB・9植木選手の得点王に、「もの申す気」は毛頭ありません。

 

ただ、国際大会などのグループリーグで、力の差が大きく10点くらい差が付いた試合があれば、そこで得点王が実質決まり、その選手が大会の得点王として表彰される、と言うことはよくあります。

でも・・・、そう言った場合は、ちょっと納得感が得られないモノです。

 

要するに、「1点の重み」を等しく評価するのは、時に違和感を伴うことなのです。

 

そこで、①相手守備力を反映すべき、②リーグ戦なら勝ち点への貢献度を評価するべき、と言う視点でも、2022-2023WEリーグのストライカーを評価してみました。

 

 

3つの指標で並べます。

①単純計算:いわゆる得点ランキング。どんな1点でも1点。

②守備力換算:最少失点のI神戸は15失点、最大がEL埼玉の41点ですから、

 約2.7倍の差がある。それを反映したモノです。

 換算後point=1得点 /(相手チーム総失点 / リーグ平均総失点)

③勝ち点期待値換算

 90-17(リンク参照)で説明した値(「時間-点差-勝ち点期待値」)で、各選手の各ゴールを評価した値。

 

 

 

 

勝ち点期待値換算で浦和・11清家選手が東京NB・9植木選手を上回りました。

 

I神戸・9田中選手を加えた3選手の、各ゴールの「時間-点差-勝ち点期待値」の評価は下表の通りです。

点差:1は勝ち越し弾、点差:0は同点弾です。

 

 

今年も、I神戸・9田中選手は勝ち越し弾が多いですね。

 

 

以上です。

 

 

*********


ブログ内関連記事


目次 1.概要(アメブロ版)

 

90-16 2021-2022WEリーグ各チームの時間ー得失点分布と選手起用状況 2022/06/10

90-17 公式記録より 2021-2022WEリーグの時間/得点差/平均勝点の分布、1点の重み

2022/06/19

90-18 2021-2022WEリーグ・アシスト数とストライカーの評価 2022/06/20

 

********