表題についてまとめました。

 

(1)時間ー得失点分布

 

下の表とグラフは、2021-2022WEリーグの得点・失点を、

チーム毎に10分単位(とラスト5分+AT)でまとめたモノです。

 

また、WEリーグデーターサイトには15分単位の記録が有りますので、そちらもご覧下さい。
https://data.weleague.jp/SFTD06/

 

 

 

特徴的なことは、以下の様なこと。

 

ア)I神戸は終盤無理しなかった。

2020年なでしこリーグチャンピオンの浦和と同じで、

2021-2022シーズンのI神戸は、クロージングを無難に行えている。

安定した勝ち方が出来ていたと言うこと。

 

一方の浦和は、終盤沢山の点を入れているし、失点も多い。

厳しい試合が多く、終盤に叩き合いにして、際どく勝った試合が多い印象の通り。

 

イ)千葉Lは、後半の半ばに攻勢を掛けている。

56~75分に点を取れている。

ちょうどこの頃に、前3人(1TOP2シャドー)を入れ替えることが多かった。

先発選手が最後の力を振り絞り、交代選手がチームを活性化させたのだろう。

 

ウ)大宮Vは攻守共に後半型。

 

 

(2)選手起用状況

 

冬期中断中に補強した選手を、主力として起用したチームに関しては上手く表せていませんが、各監督さんの起用方法の特徴や選手のコンディション事情が表れていると思います。

 

全時間出場選手を全員言えたら、女子サッカーマニアですね。

(ほとんどがDFです。)

 

詳細についてはWEリーグデータサイトを参照ください。

https://data.weleague.jp/SFPR01/

 

 

特徴的なことを挙げます。

 

ア)マイ仙台・S広島R

HTでの交代が多かった。交代枠をほぼフルに使っている。

実戦力として使える選手層が厚く、入替えが効くのは良かったが、

試行錯誤を多くしていた。

 

イ)浦和・新潟L・I神戸

主力を固定的に使っていて、交代人数が少ない。

特に浦和とI神戸は、準主力選手を戦力としてほとんど試していない。

(出場数で、16試合以上と4試合以上の差が小さい)

 

ウ)EL埼玉・N相模原・AC長野

冬期補強した選手を主力で起用したことや、主力に怪我人が複数でたことで、先発16試合以上の選手が少ない。

 

エ)東京NB

特に冬期中断明けは、10代のアタッカーたちにチャンスをほぼ均等に与え試していた。

11遠藤選手の移籍と、10小林選手の離脱の影響が起用状況に表れている。

また、発表の無い離脱者が多く、16試合以上登録した人数が最少。

 

 

以上です。

 

*********


ブログ内関連記事


目次 1.概要(アメブロ版)

 

90-12 2019年各チームの時間ー得失点分布 2019/11/27  

90-14 2020年各チームの時間ー得失点分布 2021/03/09

 

*********


関連記事など、外部リンク

 

WEリーグデーターサイト

https://data.weleague.jp/SFTP01/