下の表とグラフは、2019シーズンなでしこリーグ・リーグカップの得点・失点を、チーム毎に10分単位(とラスト5分+AT)でまとめたモノです。
2019/10/25に(仮)で、公開していますが、シーズン終了に伴い、最終版に更新します。
なお、本データは、2019年から集めたもので、それ以前のモノは有りません。
以下の様なことを思います。
A.日テレの後半の強さが際だったシーズンだった。
後半は各時間帯とも断トツの得点力。
この状況なら、前半少々負けていても「焦り」は無用でしょう。
・若く持久力の有る選手が多い。
・両ウィングに11小林選手・15宮澤選手・18遠藤選手・19植木選手を併用。
後半比較的早い時間の交代が多かった。
その前後にギアを上げて、得点を積んでいるのでしょう。
B.I神戸がクロージングに苦労した。
I神戸は86分以降に7失点し(4得点)、これは10チーム中ワースト。
また、そこに至るまでの失点状況と比較すると、急に守りが弱体化していることも一目瞭然。
得失点の内容を調べると以下の様です。
ゲーム 時間 得/失 交代時間 勝ち点変化
リーグ1節F日体大 86分 失点 HT,78,87分 ±0
リーグ4節伊賀FC 90分 失点 65,65,79分 -1
リーグ7節日テレ 91分 失点 74,89分 -2
リーグ8節AC長野 88分 得点 46+,79,89分 ±0
カップ6節浦和 87分 得点 54,84分 ±0
カップ9節マイナビ 91分 失点 71,81,92+分 -1
リーグ10節マイナビ 89分 失点 70,79,83分 -1
リーグ12節新潟L 87分 得点 77,89,93+分 ±0
リーグ12節新潟L 89分 失点 同上 ±0
リーグ12節新潟L 93分 得点 同上 ±0
リーグ16節日テレ 92分 失点 67,91+分 -1
(他にも、カップ戦決勝対日テレで、延長で2失点。交代は76,延長開始,107分。)
なんと、勝ち点に貢献した得点は無く、駄目押しばかり。
逆に失点では、同点弾1本、勝ち越し弾4本を浴びている。
さらに、ただでさえ、クロージングをうまく管理出来ていないのに、大事な試合になると主力に頼りすぎて、交代枠を使っていない。
C.F日体大と伊賀FCの試合の「入り」が良い。
F日体大はそんな印象が有りませんでしたが、
伊賀FCの場合は、ハイプレスに相手が戸惑うのでしょうね。
2019/10/25 (仮)作成・公開
2019/11/27 更新
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