(4)各チームの結果集積図
2021-2022WEリーグ、その期間のなでしこJAPANについて、
4-298~4-357の60試合のブログを投稿してきました。
各試合・各チームのコーナーキックの結果を大まかに紹介するために、
「コーナーキックの概要」として図を作って来ました。
その図から、各チームの左右コーナーキック毎に1年分を重ねてみました。
左右それぞれのコーナーキックにおいて、どこへ蹴られたか、攻撃側・守備側どちらのチームが触って、どこへシュート・クリアなどされたのかを矢印で表しています。
①ショートコーナーも”初手”だけを集めていますので、タッチ沿いなどに有る矢印がそれに当たります。
②キックミス・時間つぶしは、図にしていませんので、対象にした全コーナーキックの本数分、矢印が有るわけではありません。
なお、例によって、私がブログ化した記事が元データですので、以下のような言い訳が有ります。ご了承ください。
①あくまで、私がチェックした試合の、しかも、見た目の、アバウト・データです。
②そもそもピッチ形状も、デフォルメしています。選手の動きを説明するためにゆがめています。
③映像の悪い配信もあって、どっちの選手が触ったか、判断しづらいプレーも多々含まれていますが、半ば無理矢理判断したこともあります。
ただ、2019年分でも書いていますが、出来た図を自己評価すると、手間の割には、納得出来る内容や、新たな発見が出来たわけでは無かった。
報われなかったような思いもあります。
1.マイ仙台
左CKでショートコーナーが目立つ。
だが、戻しているケースが多く、クロスを上げるまでどうするのか、
2.浦和
ニアサイドを中心に攻めているが、身方に到達しているのはファーサイド。
3.大宮V
狙い所が分散しているが、ややファー寄りだったようだ。
4.EL埼玉
満遍なく狙っている印象。
5.千葉L
ゴール正面を中心に蹴っている。ニアサイドから流すような狙いはほとんどなく、他チームとは様相が異なる。
6.東京NB
キッカーが分散していたので、この図も分散。
ここ数年と比較するとショートコーナーが減っている。
特に後半戦17藤野選手の突破で右CKが多くなっている。
7.N相模原
ニアポスト前に28ロペス選手を立たせて、一点狙い。右CKはまずまずの結果が出ている。
8.新潟L
例年は正面~ファーサイド狙いだが、今年は分散。
5川村選手が居ないとこうなるのだろう。
9.AC長野
右CKからのミドルシュートなど、工夫した痕跡が見られる。
なでしこリーグ1部に居た頃は、正面~ファーサイド狙いを徹底していたが、高さ的に劣勢になって、今シーズンは分散している。
10.I神戸
例年ニア狙いが中心だが、特に顕著なシーズン。右CKの方が良い結果。
逆に左CKの「ニアサイドからの流し」はほとんど成果が出ていない。
11.S広島R
左CKが多かったのは11中嶋選手の突破力の表れ。
ニアのゴールに近いエリア狙いだったが、ほとんど先着できていないし、大きくクリアされている傾向。
12.なでしこJAPAN
池田体制になって、アイスランド戦・オランダ戦の遠征とアジア杯の結果。
多くのキッカーに蹴らせているので分散したのだろう。まだ、「コーナーキックをどうしよう」と言うところまでは、行っていないと言うことなのだろう。
*********
ブログ内関連記事
3-106 2019年なでしこ関連のコーナーキックまとめ③各チームの結果集積図 2019/01/09
3-109 2020年なでしこ関連のコーナーキックまとめ③各チームの結果集積図 2021/03/12
*********
関連記事など、外部リンク